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史上最北の旅 ~ほっかいどう旅行記 2~

2006年11月06日 09時34分21秒 | 旅あっちこっち
10月10日(火)

(すみません、長くなってしまいました。)
(この日がメインだったので・・・)

今日はまず旭川市・「旭山動物園」へ。


動物園の開園は午前9時半。
なのにすでに大行列~~~。
今日は平日なのになぁ。
やっぱ来場者数日本一の動物園は違う!!!

正直以前まで、この動物園にはほとんど興味なかったのですが
何ヶ月か前にテレビでこの動物園の衰退→復興を描いたドラマをやっていて
それを見て以来、北海道で絶対行きたい場所のひとつにランクインしたのでした。


いよいよ入場。


・・・あら。


意外にちいさいのね(爆

普通のよくある動物園、といった感じです。


でもでも中をいろいろ見てみると
その充実ぶりに驚き☆

この動物園の特徴として
動物のいきいきとした姿を
動物のあるがままに見せる「行動展示」というのがあります。

その「展示」も、
例えばチーターを下から見られるようにオリがせり出してあったり
チンパンジーの歩く場所をガラス張りにしたりしてあって、
普段、動物園やテレビなどでもあまり見られない
チーターのおなか、や
チンパンジーの手、などを
動物も人間もストレスなく、じっくりじっくり見られました。

とくにチンパンジーの手は
「あ~、仲間なんやな~」としみじみするほど
それはもう、
ヒトの手でした(笑)


そしてこの動物園が他とちょっと違うのは
動物における「問題点」などのマイナス、というかブルーな部分も
はっきりと掲示などで観客に訴えている部分。

かわいい顔したアライグマが
実は害をもたらす動物で北海道で非常に問題になっていることや
からっぽのスペース前に
「ここには象がいたけども、○月○日に亡くなりました」
などもきっぱりと書いてある。。。

ここは子ども達にとって
「楽しかったね♪」
「すごかったね☆」
だけじゃない、いろんな「きもち」が残る動物園になるだろうな。

楽しめて、色々考えさせられる、
素晴らしい動物園でした。



正午ごろまでたっぷり動物園を楽しんだ後は
相方お待ちかねの富良野へ。。。


相方はドラマ「北の国から」が大好き。
多分、連続ドラマの頃からずっと全部、見てるんじゃないかなぁ。
(私は学生の頃、再放送で連ドラをちらっと見た程度。。。)

「北の国から資料館」に始まり、
主要なロケ地をたくさんめぐりました。

写真は「五郎の石の家」、です。
(「95’秘密」で登場。主人公・五郎がこつこつと石を積み上げて作った家)

北海道の日暮れは早く、
この「石の家」を見ていた頃は午後3時だったのですが
夕方~って感じの空がひなびた感じとあいまって
とてもいい味だしてました。

ホント相方は詳しくて、
私が何かわからないことがあると
「この建物は~」とドラマの内容を交えて説明。
ここに関してはガイド本いらずで助かりました(笑)

ちょっと「北の国から」のドラマ、見てみようかな・・・

そんな気にすごくさせられました。



さて、今夜の宿泊場所は「新富良野プリンスホテル」。

宿泊地は旅行代理店からもらったパンフ内から選んだのですが、
ここ富良野のホテルは。相方が「いの一番に」決めました(笑)

なんでも、
「北の国から」の登場人物が働いているという設定の
「ニングルテラス」というショッピングロードや、
ドラマ「優しい時間」に出てきた(また倉本総ドラマ。。。^^;)
「森の時計」という喫茶店が近くにあるから、
とのこと。

じゃあ、宿に着いたらその喫茶店に行こうか、
という話をしていたのですが、
宿に着いた午後5時でその日は閉店とのこと。

後で聞いた話ですが、2日前くらいに
そのお店周辺でクマが出たらしいです。。。
それを警戒してその日は早仕舞いしたそうで。

クマと言っても子熊だったみたいだけど、
北海道おそるべし。。。



夕食をホテルで取り(近辺に店がほとんどない。山奥にホテルがある。。。)
隣接の「ニングルテラス」へ。

このショッピングロードのコンセプトは
「富良野にしかない、富良野だからある商品を中心に販売する」
となっているだけに、他の街の売店では絶対見かけないものばかりでした。

雪の結晶を銀細工で表現したアクセサリーやオーナメントを売ってるお店、
手作りのろうそく屋さん、
万華鏡屋さん、
ガラス製品のお店、
木の枝や植物のツルなどを編んで作った雑貨を売るお店、
などなど
あぁもう全部ください!といいたくなるお店が立ち並んでいました。

悩んで悩んで、
万華鏡のキット(自分で作る☆まだ作ってナイ^^;;)と
たまご型のキャンドル(天然ラベンダーの香りつき)を購入。


同じホテルには東京の某私大付属高校の修学旅行生が泊まっていたのですが
ここ「ニングルテラス」でも修学旅行生に遭遇。
美しくライトアップされた一帯と夜の空気がそうさせるのか
あちこちで「コイバナ」が繰り広げられていました(笑)

最初チェックインのとき、東京の高校生が泊まってる、と聞いただけで
震え上がってしまった私。

「マジうざいし!」

なんて言葉を連発しながら、ぎゃあぎゃあ騒がれるのかな~
とか思っていましたが、
なんのなんの
とてもお行儀もよく、マナーなどもわきまえていて
いい子たちばかりでした。

その「コイバナ」も途切れ途切れに聞こえてきて
「○○くん、誰が好きなの~!?」
と問い詰める女子チーム、
うまくはぐらかす男子チーム。

青春やねぇ・・・と思うとともに
自分の高校時代の修学旅行をしみじみ思い出してしまいました。
(夜って、しかも仲間と一緒の夜って、いつもと違うんよね~)


途中、おしゃべりしてる高校生女子集団の前を通り過ぎた際
こんな声が聞こえてきました。


「いいなぁ~、あたしもこういうとこ、いつか彼氏作って来たいなぁ」


可愛い!!!!
可愛いなぁ。
高校生っていつの時代も、どこの街でも同じなんだ。

今の高校生はすっかりスレちゃってるというか、
若さがない、って思ってたけど
まだまだ純粋な部分は健在なんだね。

おばちゃんはほっとしたよ。

そしてそういう可愛い気持ち。
すっかり涸れてることにも気づいたよ(汗)
相方にも言われた。

「あんたもあんな時代があったのにね。。。」



はいごもっとも。