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南アフリカのビッグウェイブサーファーであるグラント“トゥイギィ”ベイカ(Grant “Twiggy” Baker)がビラボング(Billabong)XXLグローバル・ビッグ・ウェイブでライド・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、5万ドルの賞金を獲得。2010年2月13日、カリフォルニアで行われたマヴェリックス・サーフコンテストで巨大な波を乗りこなしたことが称えられた。
「これは南アフリカのためだ。ワールドカップもすぐに始まる。南アフリカを誇りに思う。ケープタウンのチームにも感謝している。みんな一杯やってくれ。俺のおごりだ。」と勝利のスピーチを述べた。
また、別のサーフィン関連のニュースで、ダーバンのコミュニティ団体“ウントンボ”( Umthombo)はストリートチルドレンにサーフィンやその他のスポーツを教え、路上から救っている。また、カウンセリングも行っている。ワンダーという名の14歳の少年は毎日サーフィンをしに海へ行き、サーフィンの後は路上で寝ている。
「サーフィンをしているとシンナーそ吸わない。」と少年は言う。少年の両親は亡くなっており、叔父の家に住んでいたが暴力を受け、食事を与えられなかったため逃げ出した。「叔父と一緒に住むより路上に住んだほうがいい。」といっている。
少年のウェットスーツはボロボロである。1年間サーフィンした後、地元の大会で2位になっている。
コミュニティ団体ウントンボはダーバンには400人ほどのストリートチルドレンがいると推定。ほとんどが両親を亡くしたか、暴力から逃れるために路上に住んでいる。しかし、路上に住むことによって薬物、ギャングなどに巻き込まれることになる。
ウントンボは1998年に設立され南アフリカとイギリスの民間からの募金で成り立っている。子供らが路上で寝なくてすむように孤児院を立てることを願っている。
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