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Clifton 1st

2008-12-16 04:16:37 | ケープタウン
土曜は朝6時半におき、掃除して、パスタをゆで、トマトの缶詰をかけて食べ、スカイダイビングへ。風が思った以上に吹いていたが何とかジャンプ。僕の使っているギアは古く19年経っている。20年で期限切れと定められているのであと一年で処分となる。今のギアは、予備のパラシュートを開かなければならないとき、右のハンドルを引けば、主のパラシュートが切り離され、それによって予備のパラシュートを誘因するようにできているので、左のハンドルを引く必要は必ずしもないようにデザインされている。

僕のは古いので、まず右のハンドルを引いで主のパラシュートを切り捨て、そして左を引くことによってやっと予備が飛び出す。それゆえ、どうしてもコンマ何秒遅れることになる。それが、生死につながることも十分ありうるので僕は4000フィートで主のパラシュートを引く。それで、何か調子が悪いと気づき、主のパラシュートを切り離す決心をして、2500から2000フィート上空でハンドルを引っ張っても地面まで10秒はある。

3秒程(その3秒は永遠に感じるとのこと)で予備のパラシュートは開くはずなので、その他のもたもたを考慮しても時間はあるはずである。いろいろな要素が重なり時間を浪費してしまうので、少しでもフリーフォールを長く味わおうと2500フィートまで粘ったりするようなことはしない。4000で主を引き、3000でパラシュートの下にいる。フリーファールからすべてがスローダウンした静の世界でパラシュートのライディングを楽しみながら、着地体制に入る。

19年経っても縫い目などはしっかりしているし、使えば後数年は問題ないかもしれないが20年という決まりがあるのでしょうがない。マジックテープはかなり粘着力がなくすぐに外れる。これはよくない。160キロ以上で落ちているときの風の抵抗はかなりのものであり、緩んだコードなどが風をキャッチし、徐々にピンが外れるということも十分ありえる。

今回、予備のパラシュートをとめているピンをカバーする布の蓋のマジックテープがはがれ、後頭部で凄まじい勢いでパタパタして、何事かと思いかなりヒヤッとした。それが、大事に至ることはないと思うが初めてのことで3秒ほど気を取られた。それで、すでに600フィートの間、高度意識を失ったことになる。常に高度には最新の注意を払わなければいけないのは大前提である。

帰り、クリフトンビーチへ。http://blog.goo.ne.jp/cape_town/e/3c47b5160705d8339bced49ccc1a82eeキャンプスベイはタッチラグビーの大会が行われていてすごく込んでいた。夏このビーチ沿いは大渋滞する。ちょっと歩いてでも、とっとと路上駐車して歩いた方が賢明である。満潮で小さなクリフトンビーチはさらに小さくなっていた。4thビーチは尋常でないこみなので、一番空いている1stビーチへ、3時過ぎに着いたので殺人的紫外線ではなかったのでビーチパラソルお披露目はしなかった。

いま、Papillon http://www.amazon.co.jp/Papillon-P-S-Henri-Charriere/dp/0061120669/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=english-books&qid=1229367800&sr=8-4を読んでいる。数十年前に書かれた本でかなり有名だが知らなかった。Shantaram http://www.amazon.co.jp/Shantaram-Gregory-David-Roberts/dp/0349117543/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=english-books&qid=1229368146&sr=1-2(爆発的人気のはずだが訳書がでていないみたいでだ。今、誰かが訳しているにちがいない。映画化の権利をジョニーデップが買い取ったとか。)と雰囲気が似ている。Papillonはより事実に忠実のようである。ビーチでのんびり本を読む。自分の好きな時間である。今度は、朝から夕方まで、弁当を持ってビーチで過ごす予定である。ビーチパラソルを買ったので焼けただれる心配はない。http://blog.goo.ne.jp/cape_town/e/60501b2e1af7386bb1e60decbea23cc6


1stビーチ。後ろに建つアパートに住むのも悪くないかも。


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