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トレイルランニングレース

2014-02-11 16:23:41 | ランニング
先週、初の長距離トレイルレースに参加した。34キロ。すごくタフだった。トレイルが狭く一人分の幅しかないのでエチケットして後ろのランナーが抜きたそうだったら脇によって抜かせてやる必要がる。それか、後ろの人が右から来るよ、左から抜くよと声をかけてくれる。スタート直後はアリ状態で渋滞する。自分の前にも後ろにもランナーおり、ちょっとペースを落としたくてもすぐ後ろに何人も列を成しているのでスピードダウンできない。かといって、脇によって10人くらいいっぺんに抜かれたくもないので、ギャップができないように必死に前についていこうとかなりしんどかった。




30分もするとかなりばらけてきて、足は既にがくがく来ていた。1時間もすると全く山の中にひとりである。たまにハイカーに出くわすだけで、ロードレースのように声援をかけてくれる見知らぬ人は誰もいない。水もない。今回は強制ではなかったが、水、救急箱、レインコート、ウインドブレーカー、携帯電話を持っていないと失格になるレースもある。ロードレースの場合はどれだけ初心者でも周りに何百人という人が走っているし、水もあるし、声援もあるし、棄権したければいつでもできる。でも、山の中では誰もいない。棄権したくても一人で山を下りるかヘリコプターでも呼んでもらうしかない。トレイルレースは200人くらいの参加枠しかない。孤独だ。でも、トレイルこそ人間がずっとなれてきた自然な走りであり、人からの声援がなくても美しい自然から大きな声援を受ける。

ゴール5キロほど前で全く平らな土道でぶっこけた。ダウンヒルのじゃなくてよかった。ダウンヒルで転んだらかすり傷ではすまない。あんな感じで転んだのは山の中、グラウンドを走り回っていた少年時代以来で、転んだにも関わらず懐かしい気持ちを感じだ。膝とひじから出血しながらもにやけてしまった。


昨年11月に行なわれたレッドブル主催のトレイルレースノックアウト戦-ライオンハート。短距離ながらも初めての公式トレイル参戦で吐きそうになりました。


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