昨夜、Mercury LoungeへVeraとHelenが所属するバンドCoalの初ギグを見に行った。一階がMercury Loungeで2階がMercury Liveで広め。いずれもギグ会場、クラブとして名前は変われどずっと前からあり、地元バンドのギグ会場としてケープタウンでも最も古く、人気のある場所のひとつ。Veraにはよく世話になったしぜひ応援したい。Veraは音楽を小さいときから習っているし、聖歌隊で歌い、ルネッサンス期をこよなく愛す彼女はLutehttp://www.civilization.ca/cmc/exhibitions/arts/opus/images/opus42b.jpgを弾きこなす。夜用のバンドではなく、昼用のバンド(シンフォニー?)にも属しているので、教会で行われたコンサートでVeraのソロを見た。Luteを弾きながら歌ったのだが、あの細くきゃしゃな体からは想像できない力強い声で鳥肌がたったのを覚えている。しかも、手のひらは小さいのに15弦あるLuteを見事に弾きこなす。すごくおとなしい彼女だが芯はとんでもなく強い。
Ivan、John、Andrewも当然来ていたし、Vera、Helenを含めお互い昔ながらの友人である。いざ、会場についてみると最初のバンドがすでにプレイしていた。以上に混んでいる。Coalの初めてのギグなのにすでにFezrayhttp://blog.goo.ne.jp/cape_town/e/a1803283e22583c186b5a65aa5338066のときの10倍は人が入っている。すでに有名なわけではないはずだが、友達のサポートが大きいのか。後、大きな要因はバンド5人全員女ということだろう。こうも違うのか。当然、男が駆けつけるのはわかるが女性客も多かった。本物っぽいカメラマンもいた。地元イベントのウェブサイトにでも載せるのだろう。
Aneeleeにもばったり。初めて会ったのも同じ場所だし久しぶりに会ったのもまた同じ場所。よく飲みにいったりしていたが随分音沙汰していた。その頃、セブンティーンと呼ばれる雑誌のスタイリストで、ケープタウンのファッションショーにも彼女経由見せてもらったりしたものだ。今は、コズモポリタンに移って同様スタイリストとして働いている。コズモポリタンは南アフリカで最も売れているファッション雑誌のひとつだし25歳から30代前半とセブンティーンとは全く色が違うがうまくやっているようだ。それに当然収入も増えたし満足そうで何より。彼女の友人Sherryにも何度か会ったことがあるが、SherryがCoalでドラムをつとめているときいて、びっくり仰天すると同時にケープタウンは小さいなと感じるのである。でも、今回は偶然過ぎるし、ケープタウンはそこまで小さくない。
左のベースがHelen、ボーカル・バイオリンがCathyでMarcushttp://blog.goo.ne.jp/cape_town/e/9d0ad8130cb84ff14889553842cbc883の友達らしい。ドラムがSherry、ギター・セカンドボーカルがVera。キーボードがLinda。Veraの声はやっぱりいい。ゴス系の音楽と思いきやけっこう柔らかだった。外は雨が降っていて猛烈に寒く壁は吹き抜けで会場と外は仕切られていないにもかかわらず熱気と歓声で盛り上がった。これだけ人が入っていると演奏のしがいもあるだろう。また、今度はRoarで2度目のギグを開くらしいので要チェック。
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