燃料パイプ欠陥、爆発の恐れも－ダーバン、キングシャカ国際空港

公式にオープンしたばかりのダーバン新空港キングシャカ国際空港の燃料パイプに欠陥があることが報告された。サンデータイムス新聞(Sunday Times本日発売)によると、機密書類の中で契約会社と航空会社のマネージャー陣が10キロにわたる燃料パイプの不十分な溶接による燃料の漏れについて述べていることが記されていることが明かになった。

検査官が燃料パイプに17箇所の欠陥を発見したのは、ズマ大統領が先週、同空港で公式オープンセレモニーを行った数時間前のことである。

サンデータイムスによると、書類にはACSA(Airports Company South Africa)とパイプ工事を行った会社であるIlembe Consortiumが欠陥が明るみになった場合、隠蔽工作を行うこと計画していたことが記されている。

パイプからの燃料漏れは昨年11月にはすでに判明していたようで、 空港マネージャー陣は地下爆発を懸念していたようである。

ワールドカップ7試合が行われるダーバンには10万人の訪問客が見込まれており、ほとんどがキングシャカを利用することになる。

ACSAはコメントを控えており、パイプ会社Ilembeのダイレクターであるダンカン・バリーはパイプの欠陥は危険を及ぼすわけではないと述べている。



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