May take C1Advanced test until 2025

JUST DO IT ー LATER

ケンブリッジ英検の特徴(その2)

2018-04-22 23:09:30 | Nonsense
ケンブリッジ英検の特徴は、ケンブリッジ英検受験コースのある英語学校に通うことが前提となっていることです。

ケンブリッジ英検受験コースのある認定英語学校では、コース受講後に続けてその英語学校で受験ができるところも多いです。

ケンブリッジ英検を自習だけで受験することは不可能ではないとは思いますが、公式教材は学校に通うことが前提として作られているためなので、自習用の教材は限られます。

英語は、イギリスで雇用を生み出す重要な産業の1つです。英語学校は、イギリスの特に地方における重要な産業です。日本にきているイギリス人英語教師の多くは、イングランド北部を中心とした雇用の少ない地方の出身です。

ケンブリッジ大学は、優れた英語教授法・評価体系と、優れたビジネスモデルを作りました。
受験生だけでなく、教師に対しても資格を与える仕組みをつくり、イギリス政府と語学学校と連携し、英語市場と雇用を生み出しました。

世界で最も広く普及している英語テストという謳い文句は、数で言えばおそらくその通りなのだと思いますが、普及の中心はヨーロッパ及びイギリス本国と連邦諸国への留学生です。

ケンブリッジ英検の良いところは、点数に有効期限がないことです。不合格でも、点数は出ます。FirstとAdvancedの試験構成はほぼ同じです。
一時的にお金はかかるかもしれませんが、生涯学習という長い目でみたら、無駄の少ない投資かもしれません。

生涯学習ではなく、実用を求める場合は、用途は限定的と思います。
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ケンブリッジ英検の特徴(その1)

2018-04-22 23:08:26 | Nonsense
ケンブリッジ英検は、今の私自身にとって英語を勉強するために最適な試験だと考えていますが、日本の大学入学試験として最適かと問われたら、否定的です。

英語入試市場が民間に解放されたことで、それぞれのテストがいかに優れているか、などの宣伝・広告情報がネットやその他のメディアにあふれるだろうと思います。客観さを装った比較サイトや、広告費を目当てとしたまとめサイトも増えることでしょう。

このブログは、自分本位で立ち上げたサイトであり、一受験生としての見解を書いています。

ヨーロッパ人には、イギリスや地元で働く際の一般英語のレベルの証明になるので、ケンブリッジ英検のニーズはあります。
日本人には、オフィシャルサイトに記載されている学校や企業への就職活動で使えるくらいでしかないと思います。

ホワイトカラーとしてグローバルで活躍したい場合は、海外の有名大学を卒業または大学院を修了(あるいは留学)しているほうが有利です。
海外の大学進学や留学の可能性を考えると、TOEFLかIELTSです。

日本の会社では英語力の証明はTOEICが標準です。英検も認知されています。それ以外の民間試験は、ほとんど誰も知りません。

社会人になると英語はパソコンやExcelが使えるとかその程度の基礎スキルでしかないことがわかりますが、「海外やグローバルな仕事に応募」するには、TOEICの点数が高い方が有利です。英検1級、準1級も強みになります。

私が高校生だったら、志望大学に合格することが第一ですから、試験会場が実家の近くにあり、試験対策情報や自習教材が豊富で、知名度のある、英検準一級を最初に受験するだろうなと思います。(準一級に合格したらIELTS。大学入学後は、留学、TOEIC。)
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イギリス英語

2018-04-22 13:24:10 | Nonsense
ケンブリッジ英検が、イギリス英語であることは、得点にさほど影響しない、というのが私の個人的な意見です。

イギリス英語については、日本語の情報は偏っていたり、限定的だと思います。
イギリス英語について知るには、イギリス人の書いた記事や書籍を読むのがよいと思います。例えば、

Do you have a secret British accent?
http://www.bbc.com/future/story/20180205-which-british-accent-is-closest-to-your-own
これは、イギリス外の英語ネイティブ向けのテストなのですが、非ネイティブから見ても各地の方言の違いがわかるので面白いです。
ちなみに、私の結果は、ヒューグラント、ヒューローリーと同じ、ウェストロンドン訛りでした。このテストでは、非ネイティブはみな同じ結果になるのではないかなと思います。(リアムギャラガーとかデイヴィッドベッカムと同じ結果だったら逆にびっくりです。)

How posh is your vocab?
https://www.telegraph.co.uk/men/the-filter/posh-vocab-take-test-find/
これはテレグラフによく登場する階級別の英語表現のテストです。(poshが上流かというと少し違うのですが。)
ちなみに、それっぽく答えてみたら、You're officially poshでした。
ボリスジョンソンみたいな話し方ができればかっこいいんじゃないかと思いつつ、日本人が真似して使うと、エセ関西弁とか、若者言葉をつかうイタい中年、みたいになってしまうだろうなと思います。

以前、イギリス人に私の英語はアメリカっぽい?と聞いたら、日本ぽい、と返されました。

スターウォーズの帝国側はイギリス英語だ、とか、ホビットはアイルランドが多い、とか、訛りが聞き取れるようになるのは楽しいですけど、不自然な発音や表現を真似するのはやめた方が良いと思います。(真似が楽しくて英語力が上がるならよいかもですけど。)
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試験名が変更になっていました

2018-04-21 12:38:47 | Test preparation
いつのまにか試験名が、FCEからB2 First、CAEからC1 Advancedに変更になっていました。
CEFRを意識させるようなネーミングです。(内容は変わっていないようです。)

ケンブリッジ英検が、民間大学入試英語試験の対象になったことと関係ある?のかな??
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/1402610.htm

そのうち、ケンブリッジ英検の日本語の攻略本なども出てくるでしょう。
日本英語検定協会+旺文社、ベネッセ、IIBC+ETS、楽天、などの間で、英語学習市場の競争が激化しそうです。
ケンブリッジも、イギリス政府とプロモーションに力を入れるようになりそうですね。
(TOEICは経産省なのですね。文科省がヨーロッパのCEFRを基準にしたのはそれもある??)

それにしてもCEFRが一気に有名になりましたね。
受験者も増え、試験環境が変わるでしょうね。だらだら勉強していられないですー。
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