English for apes

Sleep on firewood. Lick bitter liver. Expose test results.

自助 self-help (その4)

2020-09-21 18:28:15 | Self-help - Not!
なんと。「自助」と聞いて「自己啓発」が頭をよぎったのは、私だけではなかったようでした。

【究極の自助と発展】菅義偉総理の自助時代を生き抜くために必要な考え方について。自己啓発は役に立つのか?
https://www.youtube.com/watch?v=ODJA1f31Gcg

このYouTuberは自己啓発本を2000冊も読んだということです。
2000冊も読まないと、自己啓発本が無意味で無駄ということに気づかなかった?ことは驚愕ですが(自己啓発本は依存性があるようです)、自己啓発の背景について知ることができたのはよかったです。
・サミュエル・スマイルズ 自助論(Self-Help)
・ルドルフ・シュタイナー 人智学・アントロポゾフィー、神智学
・ミヒャエル・エンデ 子安美知子
・19世紀末、理性の黄金時代(啓蒙時代)、第一次世界大戦
・シュペングラー 西洋の没落
・新約聖書、ルター派
・マックス・ウェーバー 羽入辰郎 学問とは何か

安富先生が「東大出で自己啓発本なんて読む人はいない」と言っていますが、親鸞、論語、ドラッガー、安富さん自身の本など、私が自己啓発本に分類しているものは別みたいです。

このYouTuberの自己啓発本の定義は、「成功欲求」のある学歴社会の敗北者や大企業の出世競争の敗北者が、自分の魂を慰めるために読むもので、捕食システムにおけるセミナー等に誘導するための入り口ということでした。
この自己啓発マーケットの「成功」軸は、日本では「資本主義」、「学歴社会」、「モテ」、とのことです。

「成功できない」悩みが解決しないのは「必要としていないから」。なくてもそれなりにやっていけるのです。

捕食で思い出しましたが、昔いた会社にフランクリン・コヴィーの講師をしていた人がいて、その人が会社で開催した勉強会に参加した同僚たち(アメリカ人・日本人)が、「すごかったー」と口々にいいながら目をギラギラさせて戻ってきて、「7つの習慣」の本とプランナー(手帳)を購入したのを見て、やはり自己啓発セミナーには絶対参加してはいけない、と心に決めました。

さて、安富先生によると「自助」「公助」はない。「共助」の一択のみ。ということです。

このYouTubeの最後に安富さんの本が紹介されていましたが、結局捕食。
やはり「自助」は超難関。凡人は突破できません。
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自助 self-help (その2)

2020-09-20 03:48:40 | Self-help - Not!
自助つづき。日本のことが気になってしまいました。

1億円以上の資産家数世界第3位
The Countries With The Most Millionaires
https://www.forbes.com/sites/niallmccarthy/2019/10/22/the-countries-with-the-most-millionaires-infographic/#5f0823c565fa

可処分所得の年成長率OECD下から2番目
Household disposable income Net, Annual growth rate (%)
https://data.oecd.org/hha/household-disposable-income.htm

手取りは減るのに、自腹で支払う対象と金額が増え続けます。
弱者いじめに耐えつつ、富裕層のおこぼれにあずかりつつ、たまに海外で息抜き、か。

経済指標を学術的に分析している先生の動画を見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=EBWeAeTyxrs
「成長する国」は、上位富裕層と下位40%の所得格差を縮めた国、というOECDの調査結果が出たということ。

日本経済が成長しないのは、国民の多くが「自助」と「自己責任」を信奉していることも一因かもしれません。
(キリギリスを許せないアリ)
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EXAM BOOSTER / GOLD

2020-09-09 04:52:16 | Learning materials
新しい問題集を購入。

Exam Booster with answer key self-study edition
Gold New Edition Exam Maximiser with key

Complete Workbookの次にやる問題集をずっと検索していて、
Boosterがよさそうな感じがしたので、値段も比較的安かったのでオーダー。
内容は期待通りな感じ。

Goldのほうは、Boosterを受け取りに行った書店で平積みになっていたので、ついでの衝動買い。
出版はCambridge University Pressではないですが、テスト対策としては充実している感じ。
わざわざ(コロナのリスクを冒して)リアル書店に行った価値がありました。

さて問題は、これら2冊をいつまでにやりきるか。多分、年内は無理。
まだGrammerand Vocabularyは終わっていないし。あと3、4冊、東京の自宅に一度も開いていない問題集もあるし。

コロナ(という言い訳)があるので、今年と来年は自習、2022年に英語学校に行ってその流れで受験、というスケジュールが浮かびました。
結局、このブログを立ち上げてから5年がかりで初受験。合格するまで、そのあと何年かかることやら。
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