普通の日々

ごく普通の日々の事

発言取り消し

2009-04-24 20:04:03 | ニュース関連
総務相「最低の人間」発言を撤回 草なぎ容疑者逮捕で (東京新聞)
【鳩山邦夫総務相は24日の閣議後の記者会見で、地上デジタル放送推進のキャラクターを務め、公然わいせつの疑いで逮捕された草なぎ剛容疑者について「最低の人間と言ったのは言い過ぎた。取り消して率直に反省する。人間は人間を評価できない」と発言を撤回した。
 総務相は23日、草なぎ容疑者逮捕について記者団に「最低の人間としか思えない」と強い口調で非難。その後、総務省や鳩山総務相の事務所に「言い過ぎだ」など抗議の電話が相次いだ】

 全裸になって騒いではいないものの、飲酒で失態を晒した奴が身近にいる。あの時総務相は同様の発言をしたのか?それを考えれば『抗議の電話が相次いだ』のも当然でしょう。大体明らかに言い過ぎだよ、『最低の人間』という発言は。
 にしてもさっさと発言を取り消しましたね。これは相当数の抗議があったんだろうな。まあ、これに懲りてもっと考えてから発言しろと言いたいが・・・・この大臣にはそんな事を言っても無駄なんだろうな。

 しかし、今日になっても産経新聞の「犯罪・疑惑」カテゴリー記事の4分の1がこの事件関連。サンスポの芸能欄も半分位がこの関連だし・・・・メディアの中で産経グループが一番騒いでいる気がする。何なんだ、これは?

飲酒運転で免職は「過酷」 大阪高裁、相次ぎ取り消し (東京新聞)
【判決理由で島田清次郎裁判長は「免職による損害は甚大で、公務員の半生を棒に振らせるに等しい」と指摘。「原則免職」とする指針や運用そのものは「過酷ではない」としたが、個別事情を総合的に考慮してバランスを欠くことがないよう、行政側には慎重な対応を求めた】
【判決によると、加西市の元課長は2007年5月の休日、昼食時に知人に勧められ飲酒。その後、呼気1リットル当たり0・15ミリグラムのアルコールを検出する酒気帯び運転で摘発された】

 まあね、飲酒の翌日で飲酒後8時間とか10時間過ぎてから、基準値を僅かにオーバーという数値で摘発されたのであれば、『個別事情を総合的に考慮』というのが必要な気がしないでもない様な気がする。ただ、そうやってケースバイケースで処分内容を決めると、下の記事にある「ちょっとぐらいなら大丈夫」とか、「事故を起こさなければ免職にはならない」という考えが出てきて、飲酒運転撲滅は遠のくだけという気もするんですよね。その辺りについてこの裁判長は考慮しているんだろうか?

 しかし、記事の情報からすると『加西市の元課長』の場合は、飲酒から摘発まで長時間経過しているという印象は受けない。これは考慮する必要がないという気がするけどなぁ・・・・。

雑記帳:職員にアルコール検知用センサーを販売 青森 (毎日新聞)
【飲酒運転で処分が検討されている間に別の飲酒事故を起こすなど、県では2月以降、職員3人が懲戒免職に。そこで市販の約半額(2000円予定)で職員にセンサーを販売、飲酒運転撲滅に乗り出した。
 県は「ちょっとぐらいなら大丈夫」との思い込みをセンサーで駆逐したい考え。既に約650人が購入したという。果たしてアルコールから公務員を守る“奉仕者”になりうるか】

 飲酒した翌日にはこういうセンサーがあると便利な訳ですが・・・・さて、どれだけの効果を発揮するのやら。


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