中国海軍、初の国際観艦式 創設６０年、原潜も披露 (東京新聞)
【中国海軍は２３日、北海艦隊司令部がある山東省青島市沖で海軍創設６０周年を記念し、中国海軍初となる国際観艦式を実施した。
中国メディアによると、胡錦濤国家主席が観閲官となり、米国、ロシアなど２９カ国の代表団とともに中国のミサイル駆逐艦「石家荘」に乗艦。国内外の艦艇計４６隻などを観閲した。普段は隠密行動を取り機密事項も多い攻撃型原子力潜水艦「漢」級、戦略原潜「夏」級の計２隻も初披露された】
【中国側は北海艦隊の艦艇が中心でミサイル駆逐艦「大連」や潜水艦を含め計２５隻などが参加。艦艇や武器装備はすべて国産だという】
海軍６０周年、初の国際観艦式＝原潜も公開、大国の威信示す－中国(時事通信) - goo ニュース
【大規模な観艦式は、中国にとって１０月１日に実施する建国６０周年を祝う軍事パレードとともに国威発揚の場で、胡錦濤中央軍事委員会主席（国家主席）はミサイル駆逐艦「石家荘」に乗艦し観閲した】
はぁ、『武器装備はすべて国産』だと？おいおい、大嘘付くんじゃないよ。主席が乗艦した『ミサイル駆逐艦「石家荘」』が装備しているミサイルシステムはロシア製だぞ？
中国海軍、初の国際観艦式 弾道ミサイル搭載型原潜も公開 (NIKKEI NET)
【胡錦濤国家主席（中央軍事委員会主席）が乗ったミサイル駆逐艦「石家庄」は就役が2007年で、ロシア製の新型防空ミサイルを搭載する。「蘭州」などとともに「中国版イージス艦」の異名を持つ】
ほら、日経の記事にはちゃんとその情報が載っている。何で共同通信は大嘘・大間違いの情報を配信してんだ？と、思いながら韓国紙のサイトを覗いていたらこういう記事があった。
「護衛艦のすべての装備・兵器、自主的に開発」／中国 (中央日報)
【中国の新型ミサイル護衛艦「温州」の徐先紅艦長（韓国の大佐級に相当）は２２日、２９カ国の代表団と海外メディアの記者団に、自身が指揮する戦艦を公開した趣旨をこのように説明した。４０３０トン級の「温州」は０３年に就役した】
【徐艦長は「温州のすべての装備と兵器は中国が自主的に開発したもの」とした上で「関係各国が互いに信頼を高め、相互信頼の基礎さえ作ることができれば、いかなる問題も解決できる」と強調した】
・・・・共同通信の記者はこの艦長の発言を拡大解釈したのだろうか？それとも記者の対応をした軍人の中に『艦艇や武器装備はすべて国産』と発言した奴がいるのだろうか？まあ、どっちにしろ大嘘・大間違いの類の発言だけどね。
というのはですね、この『新型ミサイル護衛艦「温州」』（護衛艦という表現は日本だけのものだと思ったがな、中央日報）の『すべての装備と兵器は中国が自主的に開発したもの』ではないからです。先ず艦対空ミサイル、これはフランスの「Crotale」のコピーです。まあ、何らかの改良は加えているみたいですが全てを自主開発した訳じゃない。同じく主砲も大元はフランス産、対空・対水上レーダーもフランス製を国産化したもの、戦闘システムも改良は加えてるけど基本はフランス産。近接防御用のCIWSと対潜ロケットはロシア産。
ハッキリ言って「温州」の『装備と兵器』の大半はフランスかロシアが開発したものです。中国が自主開発したのは兵器では対艦ミサイルと魚雷だけだと思いますよ。動力であるディーゼルエンジンもフランス製を国産化したものなのに、招待したメディアにこの艦長は何を言っているんだか・・・・。
今回のTOP画像は主席が乗艦した051C型駆逐艦「石家荘」。下の画像は艦番が書いていない方が「温州」を含めて2隻建造された054型フリゲイト。その下の艦番170がニュースで観艦式参加を確認した052C型駆逐艦「蘭州」。この艦の対空ミサイルは自主開発ですが、主砲は「温州」が装備しているものと同じ、CIWSはオランダかフランスのパクリです。
【中国海軍は２３日、北海艦隊司令部がある山東省青島市沖で海軍創設６０周年を記念し、中国海軍初となる国際観艦式を実施した。
中国メディアによると、胡錦濤国家主席が観閲官となり、米国、ロシアなど２９カ国の代表団とともに中国のミサイル駆逐艦「石家荘」に乗艦。国内外の艦艇計４６隻などを観閲した。普段は隠密行動を取り機密事項も多い攻撃型原子力潜水艦「漢」級、戦略原潜「夏」級の計２隻も初披露された】
【中国側は北海艦隊の艦艇が中心でミサイル駆逐艦「大連」や潜水艦を含め計２５隻などが参加。艦艇や武器装備はすべて国産だという】
海軍６０周年、初の国際観艦式＝原潜も公開、大国の威信示す－中国(時事通信) - goo ニュース
【大規模な観艦式は、中国にとって１０月１日に実施する建国６０周年を祝う軍事パレードとともに国威発揚の場で、胡錦濤中央軍事委員会主席（国家主席）はミサイル駆逐艦「石家荘」に乗艦し観閲した】
はぁ、『武器装備はすべて国産』だと？おいおい、大嘘付くんじゃないよ。主席が乗艦した『ミサイル駆逐艦「石家荘」』が装備しているミサイルシステムはロシア製だぞ？
中国海軍、初の国際観艦式 弾道ミサイル搭載型原潜も公開 (NIKKEI NET)
【胡錦濤国家主席（中央軍事委員会主席）が乗ったミサイル駆逐艦「石家庄」は就役が2007年で、ロシア製の新型防空ミサイルを搭載する。「蘭州」などとともに「中国版イージス艦」の異名を持つ】
ほら、日経の記事にはちゃんとその情報が載っている。何で共同通信は大嘘・大間違いの情報を配信してんだ？と、思いながら韓国紙のサイトを覗いていたらこういう記事があった。
「護衛艦のすべての装備・兵器、自主的に開発」／中国 (中央日報)
【中国の新型ミサイル護衛艦「温州」の徐先紅艦長（韓国の大佐級に相当）は２２日、２９カ国の代表団と海外メディアの記者団に、自身が指揮する戦艦を公開した趣旨をこのように説明した。４０３０トン級の「温州」は０３年に就役した】
【徐艦長は「温州のすべての装備と兵器は中国が自主的に開発したもの」とした上で「関係各国が互いに信頼を高め、相互信頼の基礎さえ作ることができれば、いかなる問題も解決できる」と強調した】
・・・・共同通信の記者はこの艦長の発言を拡大解釈したのだろうか？それとも記者の対応をした軍人の中に『艦艇や武器装備はすべて国産』と発言した奴がいるのだろうか？まあ、どっちにしろ大嘘・大間違いの類の発言だけどね。
というのはですね、この『新型ミサイル護衛艦「温州」』（護衛艦という表現は日本だけのものだと思ったがな、中央日報）の『すべての装備と兵器は中国が自主的に開発したもの』ではないからです。先ず艦対空ミサイル、これはフランスの「Crotale」のコピーです。まあ、何らかの改良は加えているみたいですが全てを自主開発した訳じゃない。同じく主砲も大元はフランス産、対空・対水上レーダーもフランス製を国産化したもの、戦闘システムも改良は加えてるけど基本はフランス産。近接防御用のCIWSと対潜ロケットはロシア産。
ハッキリ言って「温州」の『装備と兵器』の大半はフランスかロシアが開発したものです。中国が自主開発したのは兵器では対艦ミサイルと魚雷だけだと思いますよ。動力であるディーゼルエンジンもフランス製を国産化したものなのに、招待したメディアにこの艦長は何を言っているんだか・・・・。
今回のTOP画像は主席が乗艦した051C型駆逐艦「石家荘」。下の画像は艦番が書いていない方が「温州」を含めて2隻建造された054型フリゲイト。その下の艦番170がニュースで観艦式参加を確認した052C型駆逐艦「蘭州」。この艦の対空ミサイルは自主開発ですが、主砲は「温州」が装備しているものと同じ、CIWSはオランダかフランスのパクリです。
