普通の日々

ごく普通の日々の事

近年の裁判から考えるとねぇ・・・・

2012-06-19 21:35:56 | ニュース関連
福岡市:飲酒不祥事、厳罰化へ (毎日新聞)
【今後の再発防止策として不祥事の懲戒処分を厳罰化する。飲酒に起因した不祥事は通常より処分を重くする。飲酒に絡む不祥事の厳罰化は政令市では初めてという】
 時々取り上げていますが近年は酒気帯び運転で懲戒免職になった自治体職員や教職員が、処分が重過ぎると裁判に訴えてそれが認められるケースがかなりある。というか、裁判で自治体が負けたケースが殆どだったと記憶している。その中には懲戒免職で問題なしと思えるのもあったんですが、そういうケースでも裁判官は処分が重過ぎると判断している。
 世間的な流れは厳罰化もしょうがないという雰囲気だと思いますが、これまでの裁判結果からすると裁判所にはそういう考えは全くない。逆に厳罰化はアウトと考えている感じさえ受ける。それを考えると福岡市が意味のある厳罰化が出来るかは怪しいという気がしますね、裁判でひっくり返される処分を出しても意味ないですから。市長はそういう裁判所の傾向があっても厳罰化するんでしょうか?

高橋克也容疑者:金を脅し取られた…菊地容疑者同居の男に (毎日新聞)
【克也容疑者は一時、川崎市の自宅アパートに「タンス預金」として1700万円程度を保管していたと供述。このうち約半分を、菊地容疑者が、寛人容疑者と同居を始めた07年春に持って出た。さらに残る現金のうちの一部を寛人容疑者に脅し取られたとしている。
 これまでの調べに寛人容疑者は「2~3年前、菊地容疑者には内緒で、克也容疑者から約300万円を借りた。まだ返済していない」などと話しており、両者の主張には食い違いが残る】

 一部の報道だとそもそも菊地容疑者目撃の通報をしたのが、金に困った寛人容疑者の親族が報奨金目当てでという話もあるんですよね。まあ、この話から得られる教訓は逃亡する時には極力他人を係わらせない様にする、そして複数の人数で逃亡した場合は早々に分かれて別行動をする、という事でしょう。逃亡生活を送る予定の無い人には全く意味のない教訓ではありますが。