●補記
ついでに書く。
若いときには、その時計の音は聞こえない。
しかし60歳も過ぎると、その音が聞こえてくる。
「寿命時計」という時計の音である。
カチコチカチコチ……、と。
その心境は、時計を飲み込んだワニに追いかけられる、
フック船長(ピーターパン)のそれに似ている。
時計の音におびえて、逃げ回る……。
一説によると、作者のジェームズ・バリーは、
それによって、時間に追われて仕事を . . . 本文を読む
【貧者の論理】
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近代経済学が、なぜ、世情に合わないか。
国際政治学でも、よい。
近代経済学は、世情を捉えるのに、ことごとく失敗している。
理屈どおりには、いかない。
理論どおりにも、進まない。
そこで経済学者たちは、頭を悩ます。
国際政治は混乱する。
それもそのはず。
経済学者たちには、(こういうふうに大上段に
構えて、ものを書くのも気が引けるが)、
. . . 本文を読む
●ではどうするか?
日本にとっての最良のシナリオは、K国が自己崩壊すること。これはK国の人たちのた
めでもある。あのFさん(韓国へ亡命したK国の元政府高官)や、韓国に脱北した人たち
も、みな、そう言っている。
が、これに猛烈に反対しているのが、韓国政府であり、中国政府ということになる。と
くに韓国のN大統領の論理は、貧者の論理の上に成り立っている。
「朝鮮半島が南北に分断されたのは . . . 本文を読む
●子どもの人格の完成度
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子どものばあい、その年齢に比して、
幼児ぽい(幼稚ぽい)というのは、
好ましいことではない。
やってよいことと、やっていけないことの
区別ができない。
突然、突飛もない行動をしたりする。
子どもの人格の完成度は、子どもの
様子を、ほかの子どもと比較して判断する。
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●前頭連合野
「理 . . . 本文を読む
しかしそれが幻想であることは、やがてわかる。わかる人には、わかる。親といっても、
ただの「人」。ただの人であることが悪いというのではない。そういう前提で見ないと、結
局は、あなたも、またあなたの親も、苦しむことになる。
反対に、親を必要以上に美化する人は、今でも、多い。マザーコンプレックス、ファー
ザーコンプレックスをもっている人ほど、そうだ。それこそ、森進一の『♪おふくろさん』
を聞き . . . 本文を読む
●教科書の検定制度って、本当に必要なの?
オーストラリアにも、教科書の検定らしきものはある。しかしそれは民間団体によるも
ので、強制力はない。しかもその範囲は、暴力描写と性描写の2つの方面だけ。特に「歴
史」については、検定してはならないことになっている(南豪州)。
私は1967年、ユネスコの交換学生として、韓国に渡った。プサン港へ着いたときに
は、ブラスバンドで迎えられたが、歓迎され . . . 本文を読む
●樹香庵(浜松市北区浜北・森の家)
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今夜は、浜北にある、「森の家」に一泊。
このところ、こうしてどこかの旅館に
泊まるのが、楽しい。
「森の家」は、浜北森林公園の頂上付近にある。
その「森の家
の一角に、離れの形で、樹香庵がある。
「じゅこうあん」と読む。
純和風の別宅。
その樹香庵で、今、この文章を書いている。
+++++++++++++++++ . . . 本文を読む
●樹香庵(浜松市北区浜北・森の家)
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今夜は、浜北にある、「森の家」に一泊。
このところ、こうしてどこかの旅館に
泊まるのが、楽しい。
「森の家」は、浜北森林公園の頂上付近にある。
その「森の家
の一角に、離れの形で、樹香庵がある。
「じゅこうあん」と読む。
純和風の別宅。
その樹香庵で、今、この文章を書いている。
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●東洋哲学と西洋哲学の融合
2006-11-29 11:45:25 | Weblog【東洋哲学と西洋近代哲学の融合】
●生・老・病・死
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生・老・病・死の4つを、原始仏教では、
四苦と位置づける。
四苦八苦の「四苦」である。
では、あとの4つは、何か?
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生・老・病・死の4つを、原始仏教では、四苦と位置づける。四苦 . . . 本文を読む
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もう一作、八正道について書いた
原稿を、再収録します。
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●正精進
釈迦の教えを、もっともわかりやすくまとめたのが、「八正道(はっしょうどう)」ということになる。仏の道に至る、修行の基本と考えると、わかりやすい。
が、ここでいう「正」は、「正しい」という意味ではない。釈迦が説いた「正」は、「中正」の「正 . . . 本文を読む
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【自由であること】
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自由であることは、よいことばかりで
はない。
自由であるということは、まさに自ら
に由(よ)って、生きること。
その(生きること)にすべての責任を
負わねばならない。
それは、「刑」というに、ふさわしい。
あのサルトルも、「自由刑」という言葉
を使って、それを説明した。
++++++++ . . . 本文を読む
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●私のばあい
私のまわりを、改めて見直す。
で、多くの人たちが、私から去っていったのを知る。
「林(=私)は、酒が飲めないからつまらない」と言って、去っていった人もいるが、こ
れはしかたない。
しかし中には、「林は、つまらない」と言って去っていった人もいる。
私の醜い人間性に呆れて、去っていった人もいる。
その一方で、私のほうが居心地を悪く感じて、離れていった人もいる。
よいにつけ、悪 . . . 本文を読む
【内閣官房報償費】(機密費)
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こんな記事が、中日新聞のトップに載っていた(09年11月21日)。
『官房・機密費・麻生氏退陣前、2億5000万円』
いわく「麻生内閣の河村建夫官房長官(当時)が、先の
衆院選2日後の9月1日に、機密費2億5000万円を
引き出していたことが判明。
毎月の支出額は、1億円程度で、退陣が決まって . . . 本文を読む
【内閣官房報償費】(機密費)
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こんな記事が、中日新聞のトップに載っていた(09年11月21日)。
『官房・機密費・麻生氏退陣前、2億5000万円』
いわく「麻生内閣の河村建夫官房長官(当時)が、先の
衆院選2日後の9月1日に、機密費2億5000万円を
引き出していたことが判明。
毎月の支出額は、1億円程度で、退陣が決まって . . . 本文を読む