最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe-Blog)

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●浜名湖弁天リゾート・ジ・オーシャンにて(はやし浩司 2011-12-04)

2011-12-06 10:12:42 | Weblog
●12月04日【弁天・ジ・オーシャン・ホテルにて】

●東南海大地震

 明日起きてもおかしくない。
しかし30年以内に起こる確率は、100%。
それが東南海大地震。
ウィキペディア百科事典には、つぎのようにある。

『……紀伊半島沖から遠州灘にかけての海域(南海トラフの東側)で周期的に発生する海溝型地震。規模は毎回 M8・0 前後に達する巨大地震で、約100年から150年周期で発生している。東南海大地震(とうなんかいだいじしん)とも呼称される』(ウィキペディア百科事典)と。

 弁天にあるジ・オーシャン・ホテルへ着くと、ワイフがそんな話をした。
ちょうど夕日が沈むころだった。
私はベランダに、ビデオカメラを設置した。
とたん、つまりワイフがその話をしたとたん、安らいだ気分が、しぼんでしまった。

●弁天・ジ・オーシャン・ホテル

ジ・オーシャン・ホテル……来るたびに、少しずつサービスが良くなっていく。
本気度は、いつも通り。
が、ほめてばかりいてはいけない。
今回からは、駐車も別途料金になった。
(残念!)
「この11月から、一泊、800円になりました」と。
先月(11月)の20日に泊まったときには、無料だった。

 今年の夏前には、カラオケルームも、無料で使わせてくれた。
が、今夜はどうか?

料理の質も、少しずつ良くなっている。
温泉はいつもの温泉。
が、毎回、客がふえ、その分だけ、温泉は混雑してきた。
私たち、客側にしてみれば、すいているほうがよい。
しかしホテル側にしてみれば、混んでいるほうがよい。

 言うまでもなく、ホテル業は、(旅館業もそうだが)、地元のリピーターが多いかどうかで、経営状態が決まる。
地元のリピーターにそっぽを向かれたら、経営は、広告宣伝費ばかりがかさみ、急速に悪化する。

●避難
 
 部屋へ入るとすぐ、温泉に向かった。
が、どうも落ち着かない。
「地震が起きたら、どうするか?」と。

(1) 今回は、10階のX号室。
耐震性はだいじょうぶか。
このあたりは砂地のはず。
大地震で倒壊する心配もある。

(2) 津波はどうか?
このホテルから見える表弁天は、湾になっている。
(注:このあたりの人は、中州を境に、太平洋側を表弁天、北側を裏弁天と呼んでいる。)
その表弁天、周囲は30キロ(目測)ほどあるだろうか。
向こう側は低い砂丘になっている。
しかし大地震の津波なら、難なく乗り越えてくるだろう。

(3) 夜中だったどうするか?
地震が夜中に起きたら、どうするか。
電気は切れ、恐らく真っ暗になるはず。

(4) 浜岡原発は安全か?
ここから東へ40キロほどのところに、中部電力の浜岡原発がある。
中部電力側は、「安全」と、さかんに主張しているが、さて、どうか?
電力会社が「安全」というときは、「国の基準に合致している」という意味。
「国の基準に合致しているから、万が一のときでも、自分たちには責任はない」という意味で、「安全」という。
言うなれば役人論法。
国の基準があてにならないことは、フクシマで証明された。
 
 夕食を待つ間、ワイフと地震のときの行動計画を立てる。

(1) 地震が収まるまで、部屋の中でじっとしている。(ベッドの間に身を置く。)
(2) 揺れが収まったら、とりあえずの荷物をもち、非常口から3~4階あたりまで下りる。(たまたまワイフが小さな懐中電灯をもっていた。)
(3) 津波の情報を手に入れる。(パソコンを使う。)
(4) 津波情報が入ったら、そのまま静かにしている。(車は、あきらめる。) 
(5) 防寒対策をしっかりとし、そのまま徒歩で自宅まで帰る。(避難するとき、毛布を体に巻く。)

 ……そんなことを考えていたら、温泉気分が吹き飛んでしまった。(ホント!)

●家出

 話題を変えよう。

 昨日、長野市に住む友人と、1時間ほど、電話で話す。
柿を送ってくれた。
その礼の電話が、長くなった。

 友人は定年まで、工作機械メーカーに勤務していた。
定年後は、……つまり今は、奥さんが経営している行政書士事務所の手伝いをしている。
その友人が、こんなことを言った。

友「なあ、林君、もし君が家出をしたとするよな。そんなとき、林君を泊めてくれるような友人は、何人、いる?」
私「……いないなあ……。1人もいないよ」
友「だろ……。ぼくもいないよ……」
私「ぼくなんか、よく家出するけど、いつもホテルや旅館を回っている」
友「親類は、どうだ?」
私「……いないなあ……」
友「じゃあ、さあ、今度家出したら、俺んチへ来いよ」
私「……ウ~ン、やっぱりできないなあ……。君んとこにも、家族がいるし……」と。

 私のばあい、むしろオーストラリアのほうに、そういう友人がいる。
反対に彼らは、2、3か月単位で、我が家に泊まっていく。
しかしオーストラリアまで家出するというわけにはいかない。

●孤独

 友人に言わせると、「それが老後の自分だよ」と。
つまりこの先、年を取れば取るほど、そういう友人が少なくなる。
相手の友人が迷惑するというより、その家族が迷惑する。
親戚にしても、そうだ。
仮に配偶者(妻か夫)が亡くなれば、家出と同じ状況になる。
そういったとき、泊めてくれる友人、つまり孤独を慰めてくれる友人は、何人いるだろうか。
友人は、それを言った。

●雑誌『Mr. PC』

 ここへ来る途中、書店に寄った。
パソコン雑誌の『Mr. PC』を買った。
ほとんど毎号、買っている。
付録のソフトが楽しい。

 今回は、「オリジナル年賀状」というのが、目にとまった。
カードのリンクを相手が開くと、文字がこちらが書いたように動き出すという。
いろいろに応用できそう。
15~20年前なら、こうしたソフトを、1本、1本、4000~6000円で購入していた。
それが今では、100本近く収録されていて、650円(『Mr.PC』)!

 温泉から戻ると、さっそく、それを試してみる。

 ……どうかな?

 さっそく1枚、作ってみた。(下をクリック!)

http://www.kaki-kaki.com/draw_mail/view.html?61711257100406

●夕食後

 夕食後、ワイフはビデオ。
題名は、『白いカラス』。
が、私はパソコン。
パソコンに向かって、文章を書く。

●白い道

 このところ毎日、朝起きるとイチバンに、ウォーキング・マシンの上で汗をかく。
そのときのこと。
たいてい目を閉じて歩くのだが、いつも頭の中に同じ光景が思い浮かんでくる。

 ……一本の白い道。
舗装された白い道で、それがまっすぐその先にある小山につながっている。
私はその小山に向かって、時速6キロで歩く。
結構、速い。

 で、10分、20分……と歩いていくと、だんだんと、その小山が近づいてくる。
通り過ぎる車はない。
人影もない。
ただそこにあるのは白い道。

 が、いつも小山のふもとまで来ると、そこで時間切れ。
ちょうど30分になる。
で、1週間ほど前、心に決めた。
「今度こそ、小山のふもとまで行ってやろう」と。
で、その朝、それを実行した。

が、私がそこに見たのは、二階建ての灰色の建物だった。
コンクリートの建物。
窓がいくつかあったが、黒いカーテンで中は見えなかった。
ドアも黒く、見ただけで、開かないことがわかった。

 以来、毎日、運動をしていると、その建物が見えるようになった。

●夢判断

 白い道は、何を表すか。
灰色の建物は、何を表すか。
ウォーキング・マシンの上で運動をしながら見る夢(?)としては、ありふれたもの。
灰色の建物は、運動のゴールを表す。
が、その建物の中には、入れない。
黒いカーテンとドアで、しっかりと閉じられている。

 たぶんそれは、私の想像力の欠落によるものだろう。
あるいは私の脳の奥を象徴しているのかもしれない。
夢といっても、眠っているわけではない。

●『白いカラス』

 しっかりと観ているわけではない。
しかしなかなかよさそうな映画。
主演は、アンソニー・ホプキンズ。
ニコール・キッドマンも出てくるはずだが、今のところまだ登場していない。

(この間、2時間ほどDVDを観る。)

 ……星は4つの、★★★★。
ホーソーンの、『スカーレット・レター(緋文字)』を思わせるような、シリアスな映画だった。

●『行動は思考の敵』

 DVDの中で、ニコール・キッドマンがこう言った。
車の中で、アンソニー・ホプキンズに、「行動は思考の敵」と。

 どういう意味でそう言ったのかはしらないが、そのヒントはいくつかある。
アンソニー・ホプキンズは、こう言う。
「バイアグラの世話にさえならなければ、今ごろは、学生たちの人生の意味を教えている」(記憶)と。
アンソノー・ホプキンズは、バイアグラをのみながら、34歳のニコール・キッドマンと関係をもちつづける。

●理性の敵

 恋愛ほどすばらしい、人との関わり方はない。
が、同時に恋愛ほど、人間の理性を狂わすものはない。
表に天国、裏に地獄。
恋愛を一言で表現すれば、そういうこと。

で、思考を理性とするなら、恋愛という行動は、即、思考の敵ということになる。
が、私はこう考える。

 人生も残り10年になったら、本能から解放されたい、と。
逆の見方をすると、こうだ。
本能の虜(とりこ)になり、10年を無駄にする人は、いくらでもいる。
そういうことは、それができる人に任せておけばいい、と。

 どうであれ、私はバイアグラの世話になっていないし、この先も、世話になるつもりもない。

●耳下腺炎

 温泉に長くつかっていると、ときどき耳下腺炎になる。
今が、そうだ。
左耳の下あたりが、押さえると、痛む。
こういうときはビタミンC(アスコルビン酸)を飲むとよいが、今は、それがない。
症状がひどくなったら、家に戻ればよい。
ここからなら、家まで、車で20分もかからない。

 ……かばんの中を探すと、薬箱の中に、バッファリンが見つかった。
菓子パンで胃をごまかしながら、それを1錠のむ。

●翌朝

 翌朝は、7時、起き。
朝食は、7時から。
あわてて食堂へ……。
ワイフが部屋を出るとき、こう言った。
「目覚まし時計は、なったの?」と。

 こうして今日も、始まった。
みなさん、おはようございます。
(はやし浩司 2011-12-05 浜名湖弁天リゾート・ジ・オーシャンにて)


Hiroshi Hayashi+++++++Dec.2011++++++はやし浩司・林浩司


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