2012年5月27日
butterrice旅行社より 苦渋のお知らせです。
これまで 当社が自信を持ってお勧めするホテルを ご紹介しておりましたが
今日は ”間違っても宿泊してはイケナイホテルNo.1”をお届けします。
それは チェコ プラハ中心部 デザイナーズ・ホテル「MOODs」と申します。
まずは ホテル内をご覧下さい。

ひぇ?
なんか怪しいって? そりゃあそうだ!この色 たしかに いかがわしい。
でも 日本の山間部ドライブ中 そこここにひっそり しかし 立派に乱立する
(えりゃあ 詳しいじゃないかって? 競争激しいサービス業界 カテゴリーは違っても
マーケッティングの成果 でございますよ)
その種類のホテルは ヨーロッパには ございません。
この ホテルも裏も表もない 一般宿泊客向けホテルでございます。
えぇ~と、私の部屋はどこ?
ここだ!
室内は?

なかなか清潔そう。
ベッドヘッドの灯りが すこしづつ変化するワザも。

これ読んでると 間違いなく 眠れる?

書かずにおれないのかねぇ・・・。
朝食はここで。


野菜が少ないのは ヨーロッパの常識。
その代り スィーツは欠かしません。
で、ここのどこが イケナイのかって?
サービス?宿泊代?
それもなにも あなた チェックイン出来ないんざんすよ!
ある日 butterrice旅行社代表とその他1名が 仕事のあと 午前0時回ろころ ホテルへ到着。
「チェックインタイムが非常に遅くなるけど・・・」
「24時間対応だから 大丈夫!」の返事にすっかり安心していましたら・・・。
ハイ!ここだよ!
と、車を降りると 真っ暗なホテルの前に 若い女性が 寒そうにポツンと。
このホテルのレセプション係りだって。
「何してるの?」
「雨が降ってきたので ひょいと外の様子をみるために 出たら ロック掛かっちゃって」
「へ?」
「遅くなるって連絡したbutterriceですが・・・・」
「判っていますが 入れないんです。ごめんなさい! マネージャーに電話して
鍵を持ってきてもらうので 隣のホテルのロビーで 待って居て下さい。
私のミスで ほんとに 申し訳ありません。 コーヒー?お水いかがです?」
へぇ~ ヨーロッパ人が謝ってら!
で、予想にたがわず 「15分位で・・・・ 30分位で・・・・雨降ってるから
(なんのこっちゃ!)・・・・あと1時間くらい・・・ごめんなさい!
私の責任なので 宿泊費のうち なん%かは 私が払います」
「だれも 出入りしないけど 今夜ホテルに宿泊者はいるの?」
「今日は 満室です。どういうわけか 誰も喫煙に出てこないですねぇ」
で、とにかく 横になりたい!眠たい!
午前2時を回ると 時間て 速く経つのよ、知ってる?
あっと言う間に 午前4時!
それから 何分経ったか・・・・気力完全消滅するころ
ヘラ~!って現れた マネージャーってヤツ
無言でドア開けて 自分がサッサと入っちゃった。
部屋のキーもらって 宿泊2回目の我ら 勝手知ったる我ら
文字通り ヨロヨロとエレベーターへ 部屋へ。
”仮眠”の後 飛行機の時間があるからと チェックアウト。
案の定 昨夜のレセプション係りは居なくて しっかり眠った顔に
しっかり化粧した今朝の当番が 「ミニバー何か飲んだ?」
「ミネラル・ウォーターを」
「ペリエ?」
「普通の!ペリエじゃない!」
「昨日 締め出されて チェックインしたのは 4時半だっ・・・・」
全部言い終わらないうちに 「ああ!同僚から聞いてるわ。ハイ、00ユーロ」
寝不足の眼には 外の明るさが眩しすぎ 交渉するには 頭が口が
回らず 時間が足りない。
で、ホテルから退散。
2日後 メールが来て
「とても残念です。で、アナタさまは 次回お泊まりの節は
当ホテルで無料で マッサージを受ける事ができますよ!
マネージャーより」
何言ってんの!
”次ぎ”は無いっつうの!
butterrice