ドイツはヨーロッパの国の中で 祝日が多い方。
と言っても 全国区じゃなく カトリックの我が州が多い。
年間6週間休暇が約束されてるドイツ人に比べて 2日連続の休みもままならない
日本人の主人にとって いえ、妻にとって 祝日は すこぶる貴重な日なのに
その大切な日を取り込んで 日本へ出張中の主人。
完全な静寂に すっぽり包まれた街で 通りで 家で ヨガも 絵も 筋トレにも
飽きて・・・・自分を持て余した頃 友人から お誘い!
行く行くぅ!
ドイツ人の彼女は 1年前から モザイクに凝ってる。
デユッセルドルフの ワークショップまで 出かけ 泊りがけで 作品作りに
励み 作品 抱えて エスリンゲンに 戻ってくる。
1年に2回ほどしか参加出来ないけど その効果たるや 凄い。
モザイク製作後の日々は 仕事(ダイムラー勤務)にも 集中出来
次回の作品への構想を 練るのが楽しみで また仕事に励めるって。
やっぱねぇ・・・”人は パンのみに 生きるにあらず”ですわ!
これが 彼女の作品
これは彼女の 最愛のボビーちゃん
カレ以外にも リリーちゃんがいる。
彼らが 私に向かって かわるがわる しきりに ゆっくりした瞬きを繰り返す。
それを見た彼女は 「これは 猫ちゃんたちが 貴女を気に入ったというサインよ」
(ほんまかいな?)
そういうことなら 私も お返しに。
あれ?ウィンクって 難しい!!!
っていうか、こんなん やったことなかったべ。
別に せんでも済んだ人生! 寂しい人生とも言えるか・・・・。
イカン!最近 ひがみっぽくなっちまったなぁ。
でも ここんチは “2匹とも“猫ちゃん、、、、確かに。
今から20年ほど前 ヨガに来ていた生徒さんチに お呼ばれした時のこと。
子供の居ない彼女は 大の動物好きで ペットを買っていると聞いていた。
まず ちっこい猫ちゃん登場。
ややあって もう一匹 白くて 大きい 毛足の長いのが登場。
2匹が 見事に くんずほぐれつ じゃれあって・・・・まぁ 仲の良いこと!
「まぁ ほんとに 仲の良い猫ちゃん達だこと!ほほほ!」
私は 芦屋マダムらしく おちょぼ口で 申しました。
すると 彼女 「あら、嫌だ!白い方はワンちゃんですわよ!」だって!
その日以来 教室で (あの先生 犬と猫の区別も つかないんですってよ)
だから 毛足の異常に長いリリーちゃんに 警戒してたんだ、私。
こちらは ベランダのテーブル
小さなテーブルとチェスト
今度は 私に小さな テーブルを作ってあげるって 色々アイディア考え中の友人
キラキラ チャーミング!
私のために ケーキを焼いてくれた。
ケーキには 甘くない生クリームを! ドイツでは お約束。
彼女のお家を 少し 拝見。
アパートだけど メゾネットタイプ。
螺旋階段を上がると ベッドルーム バスルーム 大きなクローゼット
キッチンの天井には 凝った明かりとりが。
ギター演奏も趣味の彼女。
「私達ドイツ人は 凄くストレスが多いのよぉ・・・だから 心の病気になる人が多いのよ」
しょっちゅう嘆く彼女。
いえ、いえ、どこの国の人間も一緒。
大丈夫! 貴女は ステキに スイッチ切り替えて 暮らしてるわよ。
お陰で 今日は 私も 優雅で 楽しい1日を過ごせました。
ありがとう!
butterrice