ひとりぼっちの美術館(笑える美術館)

手作りアートやドイツ通信など載せてます。

気まぐれレストラン

2007年08月02日 | ドイツ通信
  西日本は 熱帯ど真ん中ですって?
 気温 湿度共に 高くて クーラー効いた部屋&シャワーから出られない お化粧はまだら・・・・。

 ここは 温度も低い(21℃/11℃)湿度も どうかしから30%台で 無いみたいんもん。
だからというわけじゃなく それっきゃないから 年中 四季問わず 同じような物を 食べてる。

 一方 今頃 日本では これなら喉通る!って そうめん 冷麺 ざる蕎麦 冷奴・・・ばっかり 食べてるんじゃない?
(それは それで こちとら ゴックン!)

  で、「ひとりぼっちの美術館」は 旅行社についで レストランもオープンさせることに いたしました。
いよいよ 多角経営に 乗り出すのか!・・・もっぱら 業界の話題になって・・・・ないかぁ!

 長い梅雨をくぐりぬけて 夏本番の今 日本の皆様に 体力を つけていただくのが 当レストランの狙いで ございます。

 今日のメニューは イタリアン。

 まずは スプマンテ(イタリアの発泡酒)で サルーテ!(乾杯)

 発泡酒では なんといっても シャンパンが一番有名ですね。
でも 知らないのは損で ございますよ、皆様。
各国 それぞれに それは 美味しい発泡酒が ございます。
例えば ドイツはゼクト スペインはカヴァ イタリアはプロセッコと呼ばれ シャンパンの何分の一の値段で 楽しめます。
(ところが 私的には シャンパンのヴーヴ・クリコってのが 大好きなんですら ごめんあそあせ!)

 発泡酒って アルコールの中でも 特に 血液循環を良くするそうで そのあたり 女性が 本能的に 好むのかもしれませんね。
それに 何より ゴージャスで ”これから 何かが始まる予感”(実際 これまで 何か 始まったためしは ありませんが・・・・)

   懲りずに 予感に胸振るわせた後、 アンティパスト(前菜)は これなど いかがでしょう?

 真っ赤なトマトと 真っ白なモッツァレラチーズのサラダ

イタリアの濃厚な オリーブ・オイルとバルサミコの酸味が利いて 胃が 活動開始いたしますねぇ。

 フリットミスト(新鮮な魚介のフライ)
レモンをさぁ~っとかけて 召し上がれ!
なんですって? これも 前菜でございましてよ。
天麩羅より あっさりした衣で 塩少々振りかけるのも う~ん!美味!!!

  
こちらは 海老とイカ 鰯のフライでございます。
とびっきり新鮮な プリプリのイカが 柔らかく 海老は 口の中で踊り 歯ごたえのある鰯など・・・・滅多と 出会えるものじゃございません!
さ、さ、頂きましょ、頂きましょ!



 ここらあたりで そろそろワインに 移りましょうか?
私ども リストランテ・butterriceお薦めは コレ!
「メロウ」・・・・こっくり 後引く まつわりつく・・・(もう止めときます)

白ワインは 注文せんのかって?
しません!
当レストランは オーナーの好きな物だけを ご提供いたしますゆえ。

 さぁ次はプリモ・ピアット(第一の皿)
パスタ リゾットの2種類を 用意してございます。

これは ゴージャスな一品 ロブスター・リングイネで ございます。


こちらは リゾット・フリット・ディ・マーレ(魚介のリゾット)
ブルート・オレンジジュースもご一緒に。
トマトもオレンジも イタリアの赤。

 如何でございますか?
ここは イタリア料理のクライマックス2丁目
角を曲がれば いよいよ メイン・ディッシュでございますよ。

  さあ セコンド・ピアット(第2の皿)
まずは 子羊の骨付きグリル

臭みは 全然無く ジューシーで トロケル柔らかさ。
お肉本来の味わいが 舌を通して 体中に 広がり 脳内のエンドルフィンがフツフツと 湧き出す・・・・。
あれ? 皆様 どうかなさいました?
心なしか 手の動き 口の動きが 緩慢に思えますが・・・・。まさかお腹が一杯なんて ふざけた事 おっしゃいませんよねぇ?
 それじゃあ ここで イタリアのミネラル・ウォーターで お口スッキリといきましょうか。
イタリアのミネラル・ウォーターは ドイツの強力ガス爆弾入りと違って 炭酸も柔らかく 喉越しさわやかです。

 さ、気を取り直して 先へ。

お待ちかね! ロブスターのグリルで ございますよ!!!
もう、プリプリ シコシコの身が 美味しゅうて!
生きていて良かったぁ!の一瞬で ございますよね。

 またまた お待ちかね!ドルチェでございます。
どんなに 満腹でも デザートは別腹が常識
本日は まるごとイタリアを 味わって頂くべく・・・。

 さて やはり 最後は エスプレッソ

 これは 泡立てたミルクを乗せた エスプレッソ・マキアートで ございます。
これで お口の中が スッキリ。

 さらに お望みの方には 食後酒として 火を吹くグラッパ 甘酸っぱいレモンチェロなども ご用意いたしております。

 さて 本日開店の リストランテ・butterriceでの ひとときを お楽しみ頂けたでしょうか?
心は軽く 体は重く 帰路に着かれる皆様が 今夏を エンジョイして 乗り切られますよう リストランテ・butterrice一同 応援いたしております。

 あ、それから ご来店記念に おみやげのスィーツを!


  なお、当レストランは オーナーの気分次第営業が 方針となっていますゆえ
次回はいつ?のご質問には お答えしかねます。
えっ?
もう 当分 来んって?
お腹に聞けって?

 どちらさまも お大事に!

                  butterrice
コメント (6)
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