ひとりぼっちの美術館(笑える美術館)

手作りアートやドイツ通信など載せてます。

かんぱ~い!!!

2014年01月22日 | butterrice通信
2014年1月22日


  

  見よ!

 横に立つのは350ml缶と バンドエイド缶。

 そそり立つは”3L”瓶ビール。

 フランス人のお友達が はるばる ベルギービールをお土産にやって来た。

 この重い瓶物を、、、よくぞ よくもまぁ、、、ありがとうございますら。

 長い道中の末 揺られ揺られて おかげで より一層泡わわ・・・・。

 しかも アルコール8,5%

 日本のビールの倍!!!

 たちまち回って お代わり注ぐのが ヤバイ!ドッコイショ!

 だってもの凄く重いのよ。

 体力もアルコール分解酵素も少ない日本人を自覚した夜だった。

  横のバンドエイド なんか変って?



 ふふ!

 酔ってるんじゃなく これはチョコエイド缶。

 帰国しても 止められない!

                 
            butterrice

 

 

 






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butterrice通信No.6

2014年01月13日 | butterrice通信


 早くも 1月13日。

あんだって?!今日が成人の日?

私が居ない間に 祝日がじゃんじゃん移動しちまって 今日はなんで国民の祝日?

って戸惑うじゃないか!

休みの少ない国民に せめて 月曜に祝日を!

結果、少なくとも2連休 3連休になる!・・・・これはこれは画期的なアイデアであるぞ!って

誰かさんが 自画自賛しとるんだろうなぁ。

確かに 年間6週間休暇が義務付けられているドイツや フランスに比べれば ”へ”みたいな感じはするけど

1年間の祝日 全部合わせれば 結構な数になりそう。

でも 問題はそこじゃないよ。

日本国中 1.セ~ノ!で一斉に休む事 

     2.普段の終業時間が遅い事

この2点だよ、改善すべきは。


 40代ギリギリで ドイツへ渡った日 そして 16年後ドイツを去る日 かくも長い滞在にもかかわらず

見つけられなかった・・・・。

ほんのひと握りの上昇志向のエリートを除いて 退社時間には サッサと会社をあとに ひたすら

オウチに帰るドイツ人。おウチがそんなにいいのかねぇ?

もっとも 背景には 退社時間に帰って貰わないと 会社が罰金課せられる事情があるんだけど。

その結果 日本人だけが残業の構図。

 また Urlaub(休暇)命の凄まじさ!

頼みのドクターも 八百屋のおじさんも・・・何があっても 「Urlaubなら仕方ないね!」が通用する。

1週間程度のは単なる休み 2週間位からUrlaubと言う。

私たち夫婦の やっとの想いの貴重な3泊4日の休みを 鼻で笑われたもんだわ。

 こんな風に 休暇を取り 夕方5時すぎには 会社は空っぽ

そんな働き振りでも 国は潰れず 今のところ 高福祉で回っている。

かたや 日本では 長時間労働 まとまった休暇なんて 言い出せまっか!

しかも 真面目に懸命に働いても 家一件満足に買えず 老後は真っ暗 幸せ感は絶えず不足。

この差はどこから来る???

滞在中に見つけよう!そう思って 16年間経過。

見つけられないまま。

ドイツ人が もし 日本人並に働いたら?

恐ろしいことになるよ。

でも 人生の目的が違うから 彼らはそうしない。

勤勉で真面目に働くのは 素晴らしい事。

だけど 思うように報われないと そういう見本がないと 虚しい。

働く側も 人生における満足度 目標を 多少方向転換しないと いつまでたっても どこまで行っても

幸せ感は得られない。

このままじゃ 磨り減ってしまうんじゃないかって・・・心配になる。


 それと 私が結婚したての頃と 全然進歩ない女性を取り巻く社会環境。

お見合い話を 頼みに行った母に 有名なお見合い斡旋ばあさんが「お宅のお嬢さんは

職業婦人ですからねぇ・・・物凄い不利ですわ」って。

当時は薬剤師なんて お嬢ちゃんはなるものでない 女子大文学部国文科などが最高!だと。

そりゃあ 今は 女性も働くのが当たり前になってるのは判る。

でも ”仕事 結婚 子育て”の3つをこなすのに どんだけ大変か!

頼みの夫も 社会も 国も なんと不行き届きなことか!

 さて、どこから手をつけたものか この国は。

なんか 熱くなってきたな、私。

 ドイツ通信の時から 「長い!」って苦情が来てたけど 構うものか。


ここで やっと今日 書きたかったテーマへ。

フニャ?かい? ま、まだエネルギー残ってる人だけ 読み続けてくれ。

  
 去年3月から 行き始めた緩和ケア病棟のボランティア。

大学同級生の多くが 65歳で退職していたし ドイツ帰国時すでに 65歳になっていた私には 

あまりに長きブランクもあり 薬剤師復帰は無理そう・・・ヨガを教えて欲しいのリクエストももらうけれど

講師としてはドイツで卒業してきたし・・・アート&和太鼓は 私の中で ハッキリ決まっていたけれど

なにか、もっと人と関わる 人の役に立つ 出来る事があるはず・・・モヤモヤしたものが 

ずっと消えなかった。

 そんなある日 ひょんなことから 市立芦屋病院が緩和ケア病棟ボランティアを募集していると知り

40年以上前の病院勤務で体験した事 ドイツで見聞きした事・・・などと今の日本はどう違うのかな?

と。

 看護部長の面接 丁寧な説明後 病棟内へ。

新設なった病院の一番良い場所にある緩和ケア病棟。

 病室の窓からの眺めが 我が家と同じ。

ほぼ同じ高台で やや東よりに建つ病院だもの。

予想出来たのに ここで この景色を見ながら 終末期を迎えるんだ・・・って胸にストンと効いた。

さらに ホテルのような雰囲気 清潔で 静寂さが覆っている廊下も 室内も・・・どこもかも。

すでに ここはよみの国?

平均29日で ここを出る時は 亡くなった時。

20室も並んでいるのに この異様な静けさには 足がすくむ。

昔 薬剤師になりたての頃 日本でガンで死ぬという事は まさに悲惨の一言だった。

痛くて当たり前!
 
昼夜問わず うめき声や 押し殺した声が 病室から 廊下へ流れる。

モルヒネは少量のみ処方される。

それでも・・・・・不十分な効果しか得られなくても・・・2週間投与されただけで

私は患者の「麻薬中毒患者届け」を保健所に提出しに行かなければならなかった。

十分な効果が得られないのに・・・・辛そうな患者さんの表情が頭から離れず・・・

「これが仕事?}って悲しかったのを 昨日のことのように思い出す。

その時に比べれば ここは天国。

でも 悲しい天国。出来れば行きたくない天国。

しかし そこの住人は 誰もが 控えめで 礼儀正しく 冷静。

ここに入院するにあたっては 面接等あり 病院側も患者も納得した人のみが入室しているのは事実。

「受け入れ」てやって来る。

でも その前に 誰しも 驚愕の恐怖の絶望の日々を過ごしてきてるはず。

それなのに?だから?今は これほど静かに落ち着いて その日を待てるの?

自分が 明日はどうなるか判らないはずなのに 不自由な体で

 ボランティアの私達の方を気遣ってくれる!

神様は何故このような方を選ばれたのですか?

神は試練に耐えうる人にそれを授ける?

でも そぉっと ドアを開けて入った瞬間 余りに若い患者を見たときには

動揺を隠すのは無理。

それでも 精一杯さりげない表情で 好みのお茶やコーヒーを出しながら 患者が望めば

お喋りをする。

しばらく じぃっと共に景色を眺めている。

今この瞬間は ホンの少し 気持ちが緩んで 痛みも去って・・・でも つかの間

暗い夜になる 寂しい夜景が広がる闇が訪れる。

その時には 私は帰ったあと。

どうしてるかなぁ・・・今度行く時まで 病室にいるかなぁ・・・・

苦難の中で 精一杯 生きてる人と接していると

(私は 様々な嫌な事で クヨクヨしたり 腹立てたり 人を恨んだりするけど

それって 生きてる証拠。ありがたいことなんだ!

 まるで明日も明後日も このまま繋がっているって思ってるけど 誰もそんな保障はない。

今を生きる!これに尽きる。)って思うようになった。

 ある日 物凄い暴風雨の中 ビシャビシャになりながら帰宅したあと

と、まだ 鉛色の空に 大きな虹が2本掛かっていた。

めげずに続けよう!そう思った夕方。

               butterrice








  










 

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2014年あけましておめでとうございます☆

2014年01月02日 | 美術館

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コラージュ
                                   
                                     28cm×23cm


    あけましておめでとうございます!


 皆さまは どこで どのように新年を迎えられたのでしょうか?

私は 娘夫婦と 飲み 食べ 笑い・・・の繰り返し。

この2日間で 1~2キロ増量は間違いなし!

「元旦は 出勤だから正月なんて関係ない!」・・・そう言って ちょっぴりガッカリ

でも いいや!そういうことなら なぁ~んもせんとこ!楽チン!ラクチン!

ところが、一転、「早出だから 4時頃には帰れる。だから おせち食べたい!ママのきんとん

絶対食べたい!それと・・・・」

う~ん! しゃ~ない!元旦も普通に働く娘のために えぇい!きんとん作るか。

それにしても 面倒なな。

結局 お煮しめ ごまめ・・・その他色々 母は頑張ったのだ!

でも 考えれば煮物が多いのよねぇ。

その間に 小さなコラージュ作成。

カーテン地の余り布に 去年まで着てたセーターの飾り剥ぎ取ったもの貼り付け。

アムステルダムから来た額に入れた・・・・完成!

大根炊きながら 内職・・・日本の母なるぞ!

  
 みなさまにとって良い1年でありますように!


   ならびに 今年も「ひとりぼっちの美術館」ご贔屓たまわりますよう!

                     butterrice


         
 


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