ひとりぼっちの美術館(笑える美術館)

手作りアートやドイツ通信など載せてます。

たまや~! かじや~!

2014年07月31日 | butterrice通信

 

                                                2014年7月31日

 

   7月26日は 芦屋サマーカーニバルの日。

なんといっても お目当ては花火。

7時50分から40分間のこじんまり大会だけど 市民は大いに盛り上がる。

JR芦屋駅前の大丸デパ地下では 花火弁当が売られ 宅配まで。

我が家は シェフがいるから イタリアン食べながら楽しみたいから

大いに頑張ってフルコース作りましたのさ。

 

2年前の花火大会は 真っ暗&危ない改装中のマンションのベランダに 弁当持ち込み

立ったまま 汗流しながら それでもコーフンして花火見つめたもんだった。

それ以来 花火の日は ゲスト招いて ロイヤルボックス席の我が家から

観戦。

 花火のすぐそばまで ヘリコプターが 旋回してたよ。

今夜は大阪PL学園の花火の日

我が家からは 20000発の音無しの花火が小さく見える。

音無しの花火って寂しい!

耳が聞こえない人は いつもこんな感じ?・・・・・

 

                 butterrice

 

 

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りくちゃんに捧げるコラージュ

2014年07月20日 | 美術館

 

                                             2014年7月20日

                                      

 

 

 

 

コラージュ 21cm

 

  この数年で この事件ほど 私の心深く刺さり うちのめした事件はない。

悲しく哀れで 涙が止まらない。

「何十年も 行方不明になっていた人が 施設で 大切にされ 生きていた!」

なんて素晴らしい事が起きる国で こんな恐ろしい事が進行してたなんて。

私たちが お腹いっぱい美味しい顔して 楽しい時間を過ごしていたその時にも

りくちゃんは 暗く 寒く 暑く 水もなく 食べるものもなく 泣いても叫んでも 誰も

助けに来なくて・・・閉じ込められて・・・やがて 衰弱して 人知れず亡くなってしまった。

なんで こうなるの?

鬼畜の親は兎も角 おじいちゃん おばあちゃんは居なかったの?

 何年も前 ドイツのTV放送で JSTVというのが 日本の古いドラマやアニメをやっていた。

日本にいた頃と違って テレビがお友達になっていた私は 「おしん」を見ていた。

遅ればせながら 連日 午後7時半から ひとりで 晩御飯食べながら 。

わずか100年程前 いくら貧しい東北地方の話とはいえ びっくりした。

だって ボロボロの家 ボロを身にまとって すすだらけの顔した泉ピン子が

「今年は 誰も餓死者を出さずに 年越せて いがったなぁ!」って言うんだもの。

そうなんだ!ほんの少し前まで 日本はこんなに貧しかったんだ!

だからこそ 誰もが必死に生きていた。

そして今 豊かになって 格差もあるけど おしんの頃に戻りたいって思う日本人はいないはず。

頑張って 発展してきた結果が これ?

これほどまで 人の心が荒むとは・・・・。

かけがえのない命の大切さ・・・。

 子供は親のものじゃない。神様から預かっているものなのに・・・。

”お空から選んで 生まれてきたパパとママ”と言われる親なのに・・・・。

 

  斎藤りくちゃん、今は きっと天使になって 自由にのびのび お空を飛んでるネ!

 

                                 butterrice

 

 

 

 

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置いてきた部屋

2014年07月07日 | 美術館

 

                                        2014年7月7日

   

                 

 

 

 

                       油絵&コラージュ           キャンバス 45cm×53cm

 

   ドイツの地下室は日本のイメージと違って まるっきり部屋の感じ。

 

ただし、私が住んでいたアパートは1265年築の歴史的建築物ゆえ 小窓付きのお洒落な地下室とは

程遠いまさしく地下牢。

床は砂をばらまいてあるだけ 仕切り壁はなく 杭に雑に木々が打ち付けてあるだけ。

壁は 朽ち果てたレンガ  コウモリが飛び交うようなおどろおどろしい雰囲気。

中世の頃 ペスト患者が生きたまま 幽閉されたんだろうなぁ・・・第二次世界大戦の時には

隠れ住んだユダヤ人も・・・700年以上もの間の・・・一体何人の幽霊が住んでいることやら。

 一方、多方のドイツのウチの地下室は 半地下の小窓から差し込む光 湿度の少ないせいで

快適なホビールーム オーディオルーム ゲストルームになる。

地上とほぼ同じ面積の地下室 つまり 日本人は うんと沢山 物をしまい込むことになる。

やがて 本帰国する時は 己を罵ることになる。

詰め込んで 捨て去って とにかく 部屋を置いてくるのだ 想い出ととも・・・。

 

    butterrice

 

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