ひとりぼっちの美術館(笑える美術館)

手作りアートやドイツ通信など載せてます。

聖地・真ん中の階

2018年01月28日 | butterrice通信

 

                            2018年1月28日

 

  

これまたお手製のNYをモチーフにしたコラージュ?の前に 色々 並んでいます。

 

 マリリン・モンロー&お約束のピンク・キャデラック この二つはクリスマス・オーナメントです。

次にそびえるのは 羽根つきワインオープナー これは100%成功する優れもの。

 

前に並ぶスィーツはリップクリームでして。

アムステルダムの可愛いもの集合雑貨店で いい歳したおじさまと競い合うように選び取った戦利品。

確かに乾燥きつい彼の地 今でも あのおじさまは ジャンパーのポケットに このリップクリーム忍ばせてるのかなぁ。

 

この透明な瓶の中はグラッパ。

火を噴くキツーイ イタリアの食後酒

背後には 牛と豚さん

その隣は アヒルの足を持つミラー&蝋燭。

 

 ”カオス”と呼ぶにふさわしいこの雑多な賑わい。

彼らは 色褪せていくけれど 私の想い出は 鮮明なまま・・・。

 

                      butterrice

 

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聖地最上階

2018年01月24日 | butterrice通信

 

                              2018年1月24日

 

 

   この階の住人は?

 私の作品をバックに。 

リングツリー 

小さな手回しオルゴール(エスリンゲン・クリスマス・マーケット写真でカバーされてる)

KLM航空のお土産(アムステルダムの住居・中身はきつ〜いウォッカ入りの可愛い陶器) ベルギー・ブリュージュの

ボンボン缶 ローソク(だいぶ色褪せましたなぁ)・・・。

アムステルダムのアパート徐々に軽くなって 減って行ってる・・・。誰だ?

                butterrice

 

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聖地の屋上

2018年01月22日 | butterrice通信

 

                                 2018年1月22日

   

 私の聖地の一番高いところ。

王冠 お気に入りの形&色もピッタリの器を。

 

大丈夫!スーパー強力な両面テープで固定してるから。

ま、それでも 南海トラフがあったら その時、真下にいたら・・・・。

それ以上に 聖地本体が 左右に動き・・・阪神大震災は なんとか乗り越えたけど 今度こそ、だね。

 

                  butterice

 

 

 

 

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聖地

2018年01月21日 | butterrice通信

 

                                   2018年1月21日

 

     

 

  ここが私の聖地。

9000キロ彼方のドイツから運んで来たのです。

ドイツへ到着してまもなく 斬新モダンな設計事務所の奥 ズンズン進んで行くと ひっそり地下室への暗い階段が。

恐る恐る降り進むと 埃にまみれ 用済みのFAX紙や 使い古したノートなどなど・・・を ねじ込まれ 心なしか 

傾いた巨大な棚が・・・それはそれは不当な扱いを受けた状態で発見されたのです。

私はもう それっきり動けません。

「これを買いたいのですが・・・」覚えたてのドイツ語を並べる必死の私の形相に

不思議な表情の建築家おじさんは (こいつ、おかしいんじゃないの?)って顔に貼り付けて

「これが?これが欲しいの?本当に?えぇ〜???」

(マジ?!)って顔しながら 徐々に営業スマイルになって。

「これは今は 汚れてるけど 拭けば綺麗になるよ。

なんてたって 有名なドイツのアーティスト 〇〇・ツィマーマンの作品だからねぇ。。。」って。

「いいの。このままでいいから 売って下さい!」

「オッホッホ!!!」おじさん 揉み手しながら(万国共通だね。こういう時のアクション)満面笑み。

”2000マルク”で 商談成立。

昔ななぁ! 今なら1000ユーロくらい。

Zimmermanさんて 廃材利用して様々な家具を作るアーティストなんだそう。

確かに とても使い物にならんじゃろうの机 椅子・・・などなど作って展示している人。

Zimmerman=大工 出来過ぎの名前だわ。

 戸棚の背中には炎 下には車輪 (しっかり車止めを差し込んでいないと動いちゃう)を抱き

背高のっぽ&ヘビー級の 愛おしい棚。

 私は これを聖地と決め 何があっても なくても 祈るような気持ちで 毎日眺めているのです。

  それにしても ぐちゃぐちゃ置いて 掃除が大変だろうって?

  そう!

  でも そっと埃を拭う時 新たな物を加える時は  決まって 何かに迷い 落ち込み 迷路から

  出られなくて 救いを探している時なんです、きっと。

 

                                    butterrice

 

  

 

 

 

 

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インテリアは終わらない、永遠に!

2018年01月13日 | butterrice通信

 

                                     2018年 1月 13日

 

      

   キッチンの隅。

 

  リサイクルに出すペットボトル 発泡スチロール プラスチック・・・・それらがてんこ盛り。

  丸見え。

 そこを隠したいけれど 戸棚じゃあ使いにくい。

ポンと投げ入れて 持ち出す時はサッと・・・・そんな風に行かんかなぁ・・・ずっと考えていた。

そんな頃 絵の仲間で 現役デザイナーさんから 「もう使わないから 良かったらどうぞ!」って 

たくさんの生地やレースを頂いた。

これでなんとかするゾォ!

で、なんとかしました!!!

「みどりの雑貨店」で こんな素敵な窓枠みっけ!

グリーンを飾る物だけど これに 窓枠と揃いの オフホワイトと曇ったブルーのリボンを

暖簾のようにくっつけた。

できた!!!

これで 丸見えはしないぞ!

 

  インテリアは終わらないのです。

 

                             butterrice

 

 

 

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ようこそ展覧会へ!(最終回)

2018年01月10日 | 美術館

 

                               2018年 1月 10日

 ダラダラ回を重ねて来た「展覧会へようこそ!」もついに最終回となりました。

今回の作品のタイトルは

「ヴァンドーム広場をあとにして!」 コラージュです   額31cmX26cm(額と離すことはできません)。

 へ?

 さよう!

これも 以前 美術館に展覧したものです。

ただ 先生と仲間は知らない作品です。

コラージュは 家で こっそり作っているのです。

今回の展覧会のノルマ達成が不可能とわかり 引っ張り出しました。

パリ・サントノーレ ヴァンドーム広場を取り囲む宝石店の一つ

BOUCHERON(ブシュロン)のQUATRE(キャトレ)という名のリングをモチーフに巨大なリングが 壁に

食い込んでいる風にしてみました。

材料は 結束バンド レザー フェルト ぶっとい画用紙 100均の光り物です。

ハッキリ言って 2度と作りたくない”しんどさ”でした。

額は ドイツ時代 近所のホームセンターで 積み上げられていたのを買い いつかこれで何か作ろう!って思っていたものを

ゴキゴキ削り アンティークもどきにしました。

 でも 「うぅ〜、じき完成するわ!!!」って思う頃の ワクワク感と言ったら・・・・。

それでも やっぱ もう2度と作りませんわ。

 

 展覧会会場では 「日本の女子って なんでこうパリ!パリ!ってパリが好きなんかねぇ・・・」って

声が聞こえました。

(私がどんな想いで ドイツに住んでいたと思ってるのさ・・・・)

   

 さて 最終回までお付き合いいただき 心より 御礼申し上げます。

 

  すでに 私の頭の中では 2作品が完成しているのですが 何より”技” そして時期が不確実。

実現するかどうか・・・・

 

 今年も 危うい美術館を真剣に展開してまいります。

                 butterrice

 

 

 

 

 

 

 

      

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教会へ!

2018年01月08日 | butterrice通信

 

                                  2018年 1月 8日

 

 正月早々 神戸元町 セントモルガン教会へ出かけました。

姪の結婚式でした。

 

 パイプオルガン ヴァイオリンの調べに 心が透き通るような感じがしましt。

 姪の幸多い人生を 心から願っていました。

 

                                   butterrice

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展覧会へようこそ!4点目

2018年01月03日 | 美術館

 

                                   2018年 1月 3日

 

   これも 2015年の1回目の0展出展作です。  え〜ん!

もうほんとに 展覧会前のドタバタといったら!

なんとか潜り込むことが出来るはずだった・・・私が言うには”憂い”を込めた絵が もうすぐ完成という時

なんと「ママー!熱、38度7分の熱が出たぁ!」って。

時は12月始め。インフルエンザならヤバイ!今は特に。

でも 母は薬 ありったけの食材持って 馳せ参じますよね。

 夫が上海に単身赴任中の 薄暗い 暖房の効きもイマイチの部屋で 幽霊のような顔した娘が 熱い手を

ぼぉ〜と伸ばして 待っていました。

おお!私の赤ちゃん!

すっかり エンジンかかった母は りんごすって おかゆ作り カレイの煮付け うす〜いカルピスを作り

やがて娘が 解熱剤が効いて眠っている間に 洗濯 掃除 片付け・・・・自分チでもこんなに働かんって思う位

クルクル・・・・。

日頃 正社員として 夜遅くまで働く娘、 午後8ごろばったりスーパーで出会った時 疲れて充血した眼の娘が

「今夜はドライカレー作るの」って話したのを聞いた時の切ないこと!

どこまで行っても 女性の方が負担の多い日本の家庭。

初めから 晩御飯作る発想も義務もないドイツ人女性が 夕方 テラスでカフェで ワインやビールを手に 

一人または友人とのんびり1日の終わりを楽しむ姿が脳裏に焼き付いたまんま消えない私

せめて 応援してやらにゃ!

 やがて ストンと解熱。

しかし その後 私は娘の許に6日間通ったのです。

 

 で、 展覧会報告はどこ行った?

これ迄のかくかくしかじかで この作品が 額纏って 再登場いたします。

  

   タイトルは「あの夏の日」です。

                      油彩&コラージュ (額49cmX57cm)

 

    夏の凱旋門をモチーフに。

    ここで 様々なドラマが始まるはず・・・・なんですが。

    期間中 「ああ!これはドイツの有名なブランデンブルク門だねぇ・・・」と

呟いたお客様がおりました。もちろん その後ろでは のけぞった私がおりました。

                   butterrice

 

  

 

  

 

 

 

 

 

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再び、展覧会へようこそ!

2018年01月01日 | 美術館

 

                               2018年 1月 1日

     新年明けましておめでとうございます!

 ここは 晴れて とても穏やかなお正月の幕開けです。

普段 朝食はパン派の私も 今日はお雑煮(とヨーグルト、、、なんのこっちゃ!)をいただきました。

 昨年は ぶっ飛ばし過ぎた結果 この疲れは歳のせい?と愕然ゆえ 今年は少し ユルリと参ろうと決めました。

だがしかし 当美術館は年中無休開館ゆえ 元旦の今日とて 館主自ら どっこらしょ!

 

    本日 ご案内する作品のタイトルは「忘れられた部屋」です。

 これは まさか今年 展覧会があるとはおもわず すでに当美術館に展示していたものです。

今回の展覧会勃発時 ”ノルマ4、5点”をクリアすることが叶わず 「間に合いませ〜ん!」と。

先生からは 「それでは あの絵に ちゃんと額を付けて展示してください!」。

で、額を見立ててもらうと出かける仲間に 「私も行くぅ!」と大慌てで 絵持参して 専門家?のいる画材屋さんで 

チョイスしてもらった今時の額に収まったのがコレです。

 新聞広告の写真 ロイヤル・コペンハーゲンの花瓶の広告が 深く心に入り込んで なんとかこの静寂の世界を

キャンバスに表現したいと思いました。

広告写真を じぃっと眺めていると 乾燥のきついドイツでは 水が入った花瓶の中で 花が枯れるのを 

何度も経験したことが思い出されて。

生きたまま死ぬのだなぁ!と ドライフラワーになった花たちを なんとも切ない気持ちで 眺めていたことを思い出します。

 鍵がかかり 今は使われず 陽もささない 薄暗い部屋で 静かに咲く続ける花たち。

とまぁ 長い解説付きで ございました。

 会場の写真はこれ

                                                                                                      油彩(額の大きさ57cmX64cm)

実際の色は 自宅で撮ったこの写真の方です。

 

                                     45cmX53cm

                            butterrice

 

 

  

 

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