2018年 1月 3日
これも 2015年の1回目の0展出展作です。 え〜ん!
もうほんとに 展覧会前のドタバタといったら!
なんとか潜り込むことが出来るはずだった・・・私が言うには”憂い”を込めた絵が もうすぐ完成という時
なんと「ママー!熱、38度7分の熱が出たぁ!」って。
時は12月始め。インフルエンザならヤバイ!今は特に。
でも 母は薬 ありったけの食材持って 馳せ参じますよね。
夫が上海に単身赴任中の 薄暗い 暖房の効きもイマイチの部屋で 幽霊のような顔した娘が 熱い手を
ぼぉ〜と伸ばして 待っていました。
おお!私の赤ちゃん!
すっかり エンジンかかった母は りんごすって おかゆ作り カレイの煮付け うす〜いカルピスを作り
やがて娘が 解熱剤が効いて眠っている間に 洗濯 掃除 片付け・・・・自分チでもこんなに働かんって思う位
クルクル・・・・。
日頃 正社員として 夜遅くまで働く娘、 午後8ごろばったりスーパーで出会った時 疲れて充血した眼の娘が
「今夜はドライカレー作るの」って話したのを聞いた時の切ないこと!
どこまで行っても 女性の方が負担の多い日本の家庭。
初めから 晩御飯作る発想も義務もないドイツ人女性が 夕方 テラスでカフェで ワインやビールを手に
一人または友人とのんびり1日の終わりを楽しむ姿が脳裏に焼き付いたまんま消えない私
せめて 応援してやらにゃ!
やがて ストンと解熱。
しかし その後 私は娘の許に6日間通ったのです。
で、 展覧会報告はどこ行った?
これ迄のかくかくしかじかで この作品が 額纏って 再登場いたします。
タイトルは「あの夏の日」です。
油彩&コラージュ (額49cmX57cm)
夏の凱旋門をモチーフに。
ここで 様々なドラマが始まるはず・・・・なんですが。
期間中 「ああ!これはドイツの有名なブランデンブルク門だねぇ・・・」と
呟いたお客様がおりました。もちろん その後ろでは のけぞった私がおりました。
butterrice