自由空間

喘息などに効果のある呼吸法を紹介していましたが、自然環境や世の中の激変で、さまざまな話を自由にしていく事にしました。

驚きのノーベル賞

2015-10-06 19:47:43 | Weblog
山梨県出身の大村名誉教授がノーベル賞を受賞しました。

おめでとうございます。

産学官連携ジャーナルより「大村智先生の人生物語」

https://sangakukan.jp/journal/journal_contents/2010/02/articles/1002-02-3/1002-02-3_article.html

特集 ● - 実用化への志と喜び-語り継ぐ昭和の産学連携

天然有機化合物の動物、ヒト用医薬品 産学双方の研究グループの特色を生かす

アベルメクチン(イベルメクチン)は動物薬として1983 年から今日まで世界の売り上げ第1位をキープし、ピーク時には年間の総売上が約

1,000億円、1981 年から今日までは1 兆8,000 億円ほどとなる。なお、これは1987 年のフランス政府の認可を皮切りにヒト用にも各国で認可

されて使用されているが、重篤な熱帯病オンコセルカ症およびリンパ系フィラリア症の予防と治療に使用され、これらの撲滅作戦が展開されて

いることが挙げられる。既に集団投与法が確立され、両者併せると1 億3,000万人余りの人々に投与され、両者ともに2020 年をめどに撲滅作戦

が展開されている。

上記の記事には最後の方で、特許料250億円を取得したと記載されていますが、大村智 名誉教授は

世界の人々のために特許料250億円を放棄しています。


何が驚きかと言うと、「特許料250億円を放棄」と言う所なのです・・・・少しぐらい、1億円ぐらいはもらっておいてもいいのに・・・

ヤハリ、細菌のおかげですものね。細菌はお金をもらわなくても粛々と様々な反応を日々起こしていますものね。

有志とともに山梨県に社団法人山梨科学アカデミーを立ち上げ活動をしているようです。

何時か、微生物代謝の話を講演会で聞きたいな~。