想い出の時を刻む

趣味を楽しみながら、今日の思いや出来事を綴り、想い出として残していく日記

小さな池の主役

2016年09月28日 | 水鳥

 私がよく立ち寄る小さなため池、冬鳥が到着するまでは、水草だけが目立つ淋しい池になっています。そんな殺風景な池に一輪の花のように元気に泳ぎまわっている水鳥がいました。カイツブリです。身体は一番小さな水鳥ですが、ふるまいだけは、まるで私が池の主人は言わんばかりに、堂々とした姿で水の上を楽しそうに泳ぎ回っていました。

 今日はライバルのカルガモさんもいなく、小さな池を独り占めしたようでした。そんなカイツブリだけを見ていると、小さなため池も大きな池に見えました。

 間もなく沢山の冬鳥が飛来する時期を迎えますが、それまでは地味で小さな水鳥のカイツブリを、池の主として大らか気持ちで見守ってあげたいものです