母が亡くなり早や1年が過ぎ、今日一周忌を前にして墓参りをしてきました。正直、まだ亡くなったということが事実として感じられない、1年でしたがやはり墓前に立つと、母が亡くなったことを事実として受け止めざるを得ませんでした。そんな母を懐かしく想い起こしながら、墓前に立ち、亡き母に手を合わせて挨拶を済ますことが出来ました。
墓参りを無事済ませて、家路に向かっていると、途中、水鳥が沢山いる池が目に入ってきたので、少し車を止めて池を覗いて見ました。
比較的に大きな池でしたがよく見ると多くの水鳥に混じって、池の浅瀬にタゲリが集団で休んでいました。初めての出会いだったので、直ぐにカメラを取り出し撮影をしましたが、レンズを通してタゲリの姿をはっきり捉えてみると、思ったより大きく、翼も青く輝き、頭の上には長い羽根が伸びていて、まるでチョンマゲをつけた侍のようにカッコいい鳥でした。
そのタゲリが集団で群れている姿を見ていると、なぜか映画の「七人の侍」が頭に浮かび、思わず笑ってしまいました。小さな刀を持たせれば間違いなく、侍野鳥になれるでしょう。