あるマーケティングプロデューサー日記

ビジネスを通じて出会った人々、新しい世界、成功事例などを日々綴っていきたいと思います。

サービスの本質について

2007-04-11 22:34:07 | 研修プログラム
こんばんは。

本日は、いつもの美容サロンでの研修プログラムにネクサイトの大塚社長をお招きし、対談形式で実施しました。

大塚社長は早稲田大学を卒業後日商岩井に入社され、ドイツを皮切りにヨーロッパから南米まで世界中で活躍され、昨年“ヨーロッパの一流品をリーズナブルな価格で紹介する”をコンセプトにした株式会社ネクサイトを立ち上げられました。

以前このブログでご紹介したクローナンバイクは、大塚さんがある雑誌を見て気に入り、単身スウェーデンの首都ストックホルムに渡り、単独でクローナン社と交渉し、輸入販売契約を交わしたことから始まっています。

私自身大塚さんの会社のWebをお手伝いさせて頂いたのが縁で、それ以来お仕事だけでなく、その豊富な人生経験に基づく見識にいつも勉強させて頂いています。今回はそんな大塚さんの豊富な人生経験を交えながら、NHKの「しゃべり場」のようなトーンでやってみました。以下が内容です。

◆テーマ/サービスの本質とは?

第一部/海外という環境で働くということ
・日本人の常識は通用しない
 →エクアドルの道路でのパンク確信犯
 →エクアドルのマンション水漏れ事件
 →ドイツ系企業トップの入国トラブルと信頼構築
・言葉を覚える必要がある
 →語学の習得は素質ではない、反復が重要
・素晴らしい自然と感動
 →エクアドルの満月の美しさ
 
第二部/お客さんに喜んでもらうということ
・お客さんは何を求めているか
 →二子玉川のサロンの子供ケアーエピソード
 →藤原紀香の専属スタイリストはなぜ成功したのか
 →ネクサイトの考え方
 →プレート広告のしたお客さんの声
 →依頼先とのリレーションの重要性

第三部/独立というものの考え方
・まずは顧客満足を作れることが大前提
・プロとアマは“フィニッシュのクオリティ”が決定的に違う
・夢想とプランは全く異なる 

第四部/最後に
・夢に期限をつけることが、プランに変わる時
・計画を作ることで動きが出てくる

海外関係の滅多に聞けない話と、ご自身も独立されていることから融資を受けた時のリアルな話など、かなり中身が濃い研修になりました。

異業種の人の話を通して違った角度から本質的なテーマを浮かび上がらせるというアプローチは、知的好奇心も満たされるので非常に効果的だと思います。