去る3月末に日刊工業新聞社様より、
『これで納得!即実践!分散分析と実験計画法』という書籍を
出版していただきました。
分散分析や実験計画法を解説するだけではなく、
分散分析を目的としたときの ”実験” の考え方や
進め方、注意点も解説し、分散分析の原理を理解する
うえで必要な統計学の基礎知識(平均の計算から検定まで)
そして、Excelを使った分散分析の行い方の解説、
ラテン方格とL9直交表の関係など、予備知識となる
内容も紹介しています。
回帰分析の分散分析の仕方も解説しています。
また、Excelを使った分散分析の実施方法や例を収録した
Excelファイルもダウンロードできます。
その他、中心極限定理を理解するためのシミュレータなど
統計学の学習支援教材もダウンロードできます。
品質工学を推進されている方のなかは、直交表の中に、
制御因子もノイズ因子も割りつけてしまう実験計画法は、
ダメだ、と評価されることもありますが、そんなことは
ありません。
使い道(目的)が違うのです。
この点も紹介しています。
品質管理検定受験のための対策として実験計画法や
分散分析を勉強される方にとっては、余計な情報も
含まれていますが、将来的に分散分析や実験計画法を
使う場面では、きっと、お役にたてるものと思います。
ご購入、よろしくお願いいたします。
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