忙しい１週間

雪ちゃんのお届けに行き、

帰りに香取神宮に初詣に行ったのは、１月２０日の事。

バタバタしながら、あかねちゃんのお見合い、お届けで東京の杉並まで。

ニノくんは、

去勢手術の時に肝臓の数値が高いことがわかり、精密検査するも原因がわからなかったので、生体検査のために、開腹手術をして肝臓の細胞を取りました。結果で肝臓まわりの血管に異常があるかもしれないとの事でCT検査をする事になりました。予約をして東京の検査センターに行ったのが２６日。

結局、血管の異常は見られず、薬を飲んで様子を見る事になりました。　

そうこうしているうちに、雪ちゃんとあかねちゃんは正式譲渡となり、慌ただしかったなと思っていたら、自分の定期健診をすっかり忘れていて期限が迫るので行ってきました。　

やれやれなんですが、今度はきいちゃんのお見合いです。　

 

 

誰が来ている？

我が家の南側のベランダは、全面に防風シートが張ってあります。　

植物のための風よけに良いですが、猫の保護部屋にも面しているので、脱走防止でもあります。　万が一、部屋から出てしまっても、ベランダで止める作戦です。　

防風シートは園芸用の針金（ビニールで巻かれている）で止めているので、錆びないし、取り外しも簡単。　これをとりつけたら、野良猫があがって来れなくなりました。

北側のベランダは、何もないのに、何故か野良猫が次々と上がってきます。　部屋の中に猫がいるとわかるのでしょうね。　窓から外を覗いている猫もいるしね。

ある時に、ガリガリに痩せた猫が現れたので、ご飯を置いたら、その日から誰かがきてご飯を食べています。

白っぽいオスの時もあり、

茶シロくんの時もありますが、

見回りにくるのは、白い長毛、雪ちゃん。　ご飯は十分もらっているので見回りだけです。

多分、毎日来るのは、黒い長毛だと思いますが、夜だし・・・黒いし・・・姿をみる事はめったにありません。　

誰か知らないけど、生き延びるんだよ～

 

脱走からご帰還

月曜の昼、（日曜日の昼に猫が脱走した）との連絡を受けました。まだ、チラシも迷子情報も上がっていなかったので、夕方、現地にいき、ちょっとだけ周辺を回って、飼い主さんの家を探してきました。　

今日は、朝から捜索。　本当は、夜動くと思うので、夜行きたいけど、動けません。仕方なく、朝から昼にかけて・・・

この地域は坂が多く、昔は高台があって崖があって・・・の場所を切り開いているので、所々にこんもりとした藪のような、小山のような所があります。

猫は、高台にいく階段をのぼって行ったそうです。　立ち入り禁止となっている階段を登ると大きな木があったり、倒れていたり・・・これは危ないわと思う所でしたが、いきなり数件の住宅の2階が見えます。　飼い主さんは、その住宅の庭に行ったのだと思ったらしく、庭に入らせてもらったりしたようです。　

脱走猫は、短足のマンチカン。　

我が家にも短足マンチカンの保護猫がいましたが、ジャンプ苦手です。　坂も嫌い。　足が短いので、足場の悪いところは嫌いです。　ですから、人が入れない藪の中にいるか、脇の階段をおりて民家の裏手に行ったか？と思いました。　そこに探しにいくと猫が好きそうな場所があったので、行ってみると、野良猫が２匹いました。　やっぱり猫は好きだよねと思ったけど、マンチカンは、ますます藪の中だろうという気がして、飼い主さんにトイレと好きなものを玄関に出しておくように言い、夜探すように言いました。　マンチカンは人見知りでビビリらしいし、飼い主宅は、藪の目の前です。　必ず近くにいる・・・と思って帰りました。　

夜８時半、飼い主さんから連絡があり、玄関でごそごそ音がするので覗いたら、トイレを使っていたようで、声をかけたら戻ってきたそうです。

一件落着。　ビビリの短足マンチカン。

２日半の冒険、疲れちゃったね。

 

こんな時に迷惑

最初に、一人の餌やりさんから・・

（最近見慣れない若い猫がいて、オスかメスかわからないけど、手術しないとダメでしょう）とメールがありました。

「手術してない子がいてダメじゃない！と言いたい？」

２人目の餌やりさんは・・

（ご飯の時間に、トラ柄の猫が出てくる。食べている時は捕まると思うから、捕まえたら連絡します）と電話がありました。

「えっ！捕まえるから手術してってこと？」

３人目のおばあさんは・・

（１歳半位の猫で、子供を産んでしまうから手術した方が良いよ）とおっしゃる。

「なんで私が？」

丸投げするつもりなら、低頭姿勢でも良いと思うのに、命令口調。イラっとするけど、折角、猫が減ってきた場所で増やしたくないので、不妊手術の為の捕獲に出かけてみました。

餌やりさんが言っていた場所へ、餌やりが来る１時間前に行ってセット。

捕獲器に入った猫は、子猫じゃないかあ～

１歳半の猫？　手術しないと危ない？

大人しくて威嚇しない？

３-４か月の仔猫は、フーシャー威嚇していて、捕まえられないので病院行きもパス。どうせ、手術にも早いし、落ち着くのを待って病院行き。オスかメスかもわからないので、名前なしです。

（餌やりさん達に騙されたんじゃない？）という人もいますが、まさかそこまではね。

知らない猫は、歳も性別もわからないのだと思う・・・

昨年の保護猫も残っているのに、迷惑だなあ～

 

奇跡の回復―雪ちゃん

かすかな子猫の鳴き声がして・・・見つけた子猫は、小さくて風邪ひき。

風邪が酷くなり、角膜が腐食して、失明すると思われ、諦めかけていました。　

腐食した部分はすりガラスのように傷として残りましたが、見えています。　多分、見る角度によっては見えにくいでしょうが、元気に走り、人の体に駆け上ってくる人好きの子になりました。

里親の申し込みがあった時、目の事、風邪の後遺症で鼻が少し悪い事などを、もう一度、確認しましたが、わかっていての申し込みだとのことでお見合いをしました。

そして、気に入って貰いましたよ。

先住猫ちゃんがいるので、トライアルに出発です。　

頑張れ、雪ちゃん。

ビビリの子どうする？

りんごちゃん、めろんちゃん、イチローくんは、昨年の６月半ばに保護されたビビリ兄弟です。

ジローくんという兄弟もいましたが、この子は大丈夫！と半分希望もあって里親さんの元に行きました。　

ビビリながらも、一足先に貰われた猫と兄弟のように仲良く、良い子に育てて貰っています。

イチローくんは、いきなり近づくと怖くなり、フーと威嚇しますが、殆ど挨拶のようなもの。　触るのも抱っこも出来るようになり、ケージから出ても、自分で帰ります。

めろんちゃんは、ずっと男の子だと思い、名前もサブローくんでしたが、不妊手術の時に、女の子とわかりました。　触れない子は、なかなか確認出来ません。

ビビリが病院に行ったので、引きこもりに拍車がかかりました。触れるようになりましたが、抱っこしようとすると、（助けて～猫さらいが～）みたいに抵抗するので、無理強い出来ません。

りんごちゃんは、めろんちゃんと一緒になって怒っていたので、別々のケージにしてから、触らせてくれるようになりましたが、抱っこすると体が突っ張ってしまい、ヨダレが出ます。　これも無理は出来ません。　

ケージを開けていても、引きこもっていましたが、一昨日位から、やっと出てくるようになりました。　　抱っこしてケージに戻すのが厄介ですけど。

保護して７カ月・・・いまだに、こんな状態です。

保護したら、１週間位で馴れると思っている人もいますが、違います。

我が家には、かろうじて触れるけど、抱っこ出来ない、捕まえられない、病院に連れていけず困る猫もいます。　

怖がりなだけで悪い猫ではないのに・・・

どうしたら良いのでしょうね？

今年初の譲渡会は中止

２０２１年、１月１７日開催予定の譲渡会は、新型コロナウィルス感染が拡大している今・・・感染防止のために、中止することになりました。

次回、開催出来るまでは、我が家の猫達も、他の保護主宅にいる猫達も個別のお見合いをしていくことになっています。

大変な状況になっている時ですが、家族を必要としている猫達もいて、

こんなにも寒い外に置いておけないと保護する方もいます。

寒い外では、こっそり段ボールハウスを置いていく人、ホカロンを入れていく人、今だけでもと物置に入れてくれる人がいます。

そんな人と猫の為に、心を寄せて見守ってあげてくださいね。

 

 

２０２１年幕開け

新年あけましておめでとうございます。

コロナ２年目・・・厳しさが増しているようです。　

新年早々、気をつけましょう、無事で会いましょう、会えるかしら？　などの言葉が飛び交って、異様だと感じます。

年末の２８日はベンくんが出ていき、

２９日には、こまちゃん、たまちゃんが・・・

３０日は、若くん、

３１日には、吹雪、時雨兄弟が婿入り。

明けて、新年は、初詣も行かず、ニューイヤー駅伝、２日は箱根駅伝を見たけど、３日は遠くにビビリのルカちゃんをお届け。

高速道路も案外空いていて、１時間２０分位で到着。　

途中、アップダウンあり、カーブあり、狭い首都高の長い、滑り台式トンネルというのがあり・・・気疲れ～　

ルカちゃんはお決まりのトイレ後ろにひきこもり。

帰るよと声をかけたら、置いていくなと絶叫！　

まさか、もう一度ここに来るんじゃないよね・・と不安がよぎる。　

そんな、２０２１年の幕開けでした。

お届けした後、１週間はトライアルですから、くしゃみした、ご飯を食べない、便がゆるいなどの報告があって落ち着かない。

病院が休みですから、皆に念のための薬を持たせたけど、全員が薬を使う事に・・・子猫も、移動のストレスなのか、遊び過ぎか、風邪をひいてしまうようです。

ドタバタで始まった新年ですが、怒りや嘆きの話だけでなく、良い話が出来るといいなと思います。

今年もよろしくお願いします。