過酷な海辺事情

海沿いの猫は、風邪ひきが多く、薬がいくらあっても足りないくらいに、鼻水たらたらです。

のびた枯草に包まれて寝る感じは、わらに包まれているのと同じでしょうが、わらをかぶっていたって寒い！　

人懐っこい黒白の猫は、キャリーバックを持って迎えに行ったのですが、その日から姿が見えません。　

ずっと探しているけど、保護されたという話しも聞かないし・・・餌やりさんも見ていないとのことです。

白血病のシロタ君がいた場所では、

すでに3匹目の白血病の子が出ていますが、飼ってくださる方がいてお家にいます。少しは楽に暮らせるでしょう。

今、気になる子がいて、痩せています。風邪薬だけは飲ませましたが、この子は危ないかもしれない・・・と感じました。　

餌やりさんに見にいってもらったら、フェンスの中にいて出てこなかったらしい。　

生きているだろうか？

梅子ちゃんの幸せ

梅子ちゃんは、ビビりで、こだわりを持ったユニークな猫ちゃんです。

猫初心者には、ちょっと荷が重い子ですが、愛情は伝わるものです。

里親さんは、梅子ちゃんの動きに目を配り、勉強して、試行錯誤しながら、とても頑張ってくださいました。　ちゃんと、触ったり抱っこしたりしながら、ユニークな梅子ちゃんの研究（？）を、楽しんでくださるような方でしたので、梅子ちゃんも、我がままが出てきています。

それは、家族になってきた証拠です。　借りてきた猫は大人しい・・・というけど、そうなんです。来たばかりは大人しい。　ここが自分の居場所だとわかると、積極的になり、自分の要求をアピールしてきます。　そして、家族になっていくんですね。

ビビりの梅子ちゃん、正式譲渡となって、幸せを掴んでくれました。

里親さんに渡した、命のバトン。　

（しっかりと受け止めました）と力強い言葉を頂き、感激です。

梅子ちゃん、良かったね。

きなちゃんの肉球

それぞれの猫が、ある時、あるタイミングでストーカーのようになります。

ブログを開設するきっかけとなった、きなこちゃんは、人がトイレにいくと、トイレストーカーになり、夜は、パソコンを始めると膝にのってじゃまをする、ＰＣストーカー。

普段は、高いところで寝るのが好きなので、（あら～寝てないの？）（もう一度寝ます）なんて会話も、上と下で・・・

そんなきなこちゃんには、肉球ちかくに腫瘤があります。　イボかと思っていたけど、腫瘤というんですって。

実は、子供の時からあったので、良性で大きくならないのかな？という事で見守っていたのですが、最近、大きくなったような気がします。　

本人は、全然気にならないようだし、不便そうになるまで待つか？　麻酔に耐える若いうちが良いか？　痛そうなら、すぐに決断するんだけどなあ・・・

と心配しているのですが、きなこは、ウンチハイで、走りまくっています。　痛くないんだよねえ。

飛んできた！

川に見慣れない猫が来ていると言うので、いつものように自転車を走らせていましたら・・・

何かの部品のような、鉄パイプが飛んできて・・・・

続いて、黒い段ボール（餌やりさんが作った猫ハウスです）が飛んで来ました・・・

運よく、避けることが出来ましたが、当たっていたら、かなり危ない！

川沿い遊歩道は2段になっていて、下の段はほとんど人が歩かず、釣りをしている人がいる位です。

下の段を覗くと男の人がいましたので、「そこに誰か他の人がいますか？」と聞くと、（誰もいないよ～、一人だけだよ～）と返事が・・・

「では、今、パイプと段ボールを投げたのは、貴方ですね」と言うと、

（知らない、俺じゃない）だって・・・「あれ？一人だけなんですよね～」（・・・）

「上には、人が通っているんだから、当たったら危ないですよ～傷害罪で捕まりますよ～写真撮ったからね～」と言ったら、自転車で走って逃げました。

猫ハウスを作って置いておくと、壊される・・・と餌やりさんが言ってたなあ。

見慣れない猫は・・・居ました。放浪のオスみたいなので、様子見です。

 

 

 

 

予定外の続き

先日行った現場から連れてきた子猫達は、兄弟じゃないようですが、結構、仲良しのようです。良く食べるので、風邪もかなり良くなり、元気になって来ましたよ。

そんな時に、もう一匹の子猫を捕まえましたとの連絡が・・・

餌の時に家に入れたら、そのまま部屋に入ったとのことでしたので、さぞかし、大人しく、抱っことか・・・そこまでいかなくても、触れるとか・・・そんな子なのかなあ～と想像していました。

やってきた子猫は、

（2匹と兄弟じゃないみたいで、大きいです。　捕まえようと思ったら換気扇の所まで登って、穴から出ようとして大変でしたあ～　かなり、激しい、暴れん坊です！）だって・・・

今、我が家は、あちこちのケージから、フ~、シャ～と聞こえる状態。　

まさか、もう1匹増えたとは・・・

我が家にきた、疾風（はやて）くん、3カ月半から4カ月のようです。

威嚇していますが、強制手当て。　まあ、触れます、攻撃性はない、怖がりのようです。

 

 

予定外

4匹のＴＮＲを頼まれたので、捕獲器4個持って行ってきました。

最初に見えたのが、子猫だったので、予想外の展開に・・・

お腹がすいていたのか、あっという間にはいり・・・

次に目の前を走ったのも子猫で・・・

成猫4匹という事だったのですが、風邪引き猫でしたので捕獲。

母猫らしきを捕獲。　

そして、もう一匹のメスを探していたら、次々に見つけた猫・・・なんと現場には10匹以上の猫がいました。　それもすべてではないかもしれません。　なにしろ模様が似ている子ばかりなので、餌やりおばあさんは区別出来てないかもしれません。　周りは民家ですから、飼い猫の可能性もあり、4匹を捕まえて、後日、調査することにしました。　

そして、保護した子猫は、なんと生後2カ月半くらい・・・つまり、11月末か12月産まれだという事で・・・こんな時にも産まれるのね、この寒さを生き抜いた子です。

はるかちゃん、メス、1キロ・・威嚇するけど、風邪だったので、強引に手当て。

のどかちゃん、メス、１．１キロ・・かなり活発で、抵抗する力も強い！　でも強引手当てです。

一番寒いこの時期に、子猫・・・驚きました。

 

残り３匹

昨年の保護猫８９匹は、残り３匹となりました。

さぞかし、静かになっただろうと想像されると思いますが、目が覚めると枕に寄りかかっている子や、掛け布団に乗っている子、顔を舐める居残り組がいて、鳥の声で目覚めるとか、手足を伸ばして目覚めるとか、自由になりません。　保護組は、朝早くから（出して～）コールする子や、（ご飯～）と連呼する子、（抱っこ～）と要求する子がいますので、結局、朝早くからの騒々しさは変わらず・・・

ただ、２５個位あったトイレが１３個となり、週に６０キロ買った猫砂が４０キロになりました。

大型トイレが４個あるため、砂が減った感じは少ないのですが・・・

朝晩１匹づつ抱っこする時間がうんと少なくなりました。

すでに今年の保護猫がいますので、ほんのちょっとの休息・・・かな？

雪の日の譲渡会

午前中の雪を見ると車を出せないと思ったけど、宅配便のお兄さんが、（まだ大丈夫ですよ）と言うのでほっとしていたら、

譲渡会へと出発する寸前に雪が止みました。

初めての会場でしたが、大勢の来場者があり、一杯となりました。

我が家の猫は、全員がベッドの下に潜るありさまでした。

どこにいるやら、ベッド下で抱き合っている虎松・竹千代兄弟は、殆ど姿を見せませんでしたが、希望者さんには抱っこされ、無事にトライアルが決定しました。

（あらあら、こんな怖がりさんは飼った事ないねえ。　震えているけど威嚇しないから、いいんじゃない？）という事で、兄弟一緒のお家に行ける事になりました。

「僕は関係ないです。ここで寝ています。ほっといて下さい」とだんまりを決めたのびるくん。

今日は、ご機嫌がいまいちでしたが、抱っこには応じていました。

ちょっと我慢しているかなあ・・・と思ったので、今日の抱っこは中止かな？と思ったところに、前回も来て下さった希望者さんが・・申し込みに来ました～と来てくださいました。　前回抱っこしたので良いですよ・・と言って下さり、のびるくんは寝たまま、決まってしまいましたよ。

譲渡会では、7匹の猫達が、家族となる人を見つけ、其々が旅立ちます。

終わらない

苦情のあった11匹の猫達の件が、やっと終了となりました。

保護したのは、6匹。　そのうち、ネロくんとみぞれちゃんの黒黒コンビは、すでに里親さんの元に行きました。　

ＴＮＲはメス4匹、オス1匹　計5匹が、苦情の現場に残りますが、

会社側の理解も得られ、従業員から寄付金を募ってくれる事になりました。

餌やりさんは1人を残し、皆、居なくなりました。　1人の餌やりさんが負担するには数が多いので、多少負担して貰えないかと話をした結果です。　

まあ、ゾロゾロ来て置き餌されるより良いかな。

猫の行動範囲を見ていると、あまり会社内には入らないようだけど・・・とお知らせしに行ったら・・・実は、遊歩道側だけでなく、会社の前にある会社辺りから来る猫が会社に入って、よく子猫を産んでいましたとのこと。

えっ～～～これで終わりじゃなかったの？？　会社の裏でなく、玄関口？　

そこで餌をやる人がいて手術してないとの事です。

終わりじゃないじゃ～～ん！

仲良く暮らすための手術

雨降りだけど、この日しか捕獲出来ない・・と思って、川に行きました。

若いオスで、他猫にいじめられているから手術して欲しいとの依頼です。

虐めている他猫というのが、私がＴＮＲした猫達なので、仕方がないです。

若いオスは生後半年位で、突然現れました。3回程見かけて、2回も爪で引っかかれました。ガリガリだったので、ご飯を一杯食べさせて貰っています。

雨だし、捕獲器も出払っているし・・布のキャリーを持って出かけました。

危うく、引っかかれそうでしたが、何とか布キャリーに入れて病院へ直行です。

手術目的で捕まえたけど、脇腹あたりに怪我をしていたようで、薬を飲ませる事になりました。

今日は、餌やりさんが薬を飲ませられたか、確認しに行ってきました。

明日は、雪の予報なので、餌やりさんは猫ハウスを置いていましたが、避難してくれるでしょうか？

薬はちゃんと飲んでいたので、良くなると思います。