拾ったけど飼えない猫

（中学生の子が猫を拾ったけど、祖母が大の猫嫌いで見つかったら捨てられる）と連絡がありました。

話しを聞いてみたら、飼える状況ではなく、行政にも連れていけず、保護団体にも無理のようで、何よりも見つかったら捨てられるとの事でしたので、引き取る事にしました。

連れてきて頂く段取りでした、急遽、引き取りに行く事になりました。　車で１時間。そんなに遠くないと思ったのに、幹線道路なので時間がかかります。

到着したお家には、大きな猫トイレが・・・拾ったばかりの子に大きなトイレを買ったのかと思い、尋ねると・・・猫を飼っているんですよ～だからね、猫を飼うにはお金がかかるから、自分で稼げるようになってから飼いなさいと言ったんです・・・とお姉さんが・・・

祖母が猫嫌いで飼えないはずだったのでは？　

見つかったら捨てられるのよね・・・と思ったけど、猫の行き場がない事には変わりがないようでしたので、連れてきました。　小さいキャリーの中にずっといる訳にいかないしね。

我が家に到着した時は緊張していたけど、ケージにカーテンをして一寝入りしたら、お腹がすいたのか、ご飯を食べ、トイレに行き、お行儀よくしていましたが、夜中の３時位からシクシク（？）鳴いていました。静かになったと思ったら、メロンが５時頃から鳴き、６時にサスケが皆起きろとばかりに鳴いて歩き、７時にはジルがご飯の時間だよ～と教えてくれ・・・寝起きから眠い一日が始まりました。

朝からしっかりとご飯を食べた子猫は、

あさひくん、１７００グラム、４カ月位かな？　

ちゃんと挨拶も出来ましたよ。

家庭内捕獲

ジルちゃんは、素敵な長毛黒猫ですが、抱っこはもちろん、ケージ外では触らせない女の子です。

健康診断、ワクチンなんて無理！　前回のワクチンは漁網で捕まえ、そこから洗濯ネットに入れるのが大変でした。

今回、健康診断するにあたって、捕獲器に入れて連れてきて！と言われたので、部屋で捕獲器を使う事になりました。　

野良猫を捕まえるよりも厳しい２時間が過ぎ、やっと捕まえ、無事に検査とワクチン接種出来ました。　

獣医さんからは・・・この子、室内にいる子と思えないですねえ。　野良猫よりも暴れましたよ・・・と言われました。　

そうなの・・・普段は大人しくてブラッシング好きの子なんですよと言ったら、えっ～～～と驚かれました。

我が家は、つまり、貰われなかった子がいる訳ですから、曲者ぞろいです。

ミントくんが、昨日からイラついています。　多分、おしっこの異常で、あっちこっちで少量のおしっこをしては、吠えています。

前回は背の高いタンスの一番奥に隠れたところに梯子を出して追い詰め、ネットに入れましたが、肩が痛くて腕が上がらない今は無理！　この子は以前トライアルをして帰って来た子で、それまではビビリですが抱っこOKの子でした。帰って来てから豹変し、性格が変わってしまいました。　それからは爪切りも、抱っこも出来ません。　

どうやって捕まえるか？　寝たところを襲うか？　

家庭内で捕まらない子、どうしています？

探し出したら捨てられた

１週間前、近所の人の飼い猫が１か月前からいないらしいから、探してやってよ～と電話がありました。

詳しく聞くと、黒猫で未手術、外に出たりする外飼いの猫のようです。　

未手術のオスなら今が一番出歩く繁殖期です。　２週間位帰ってこないのは、良くある事です。　騒ぐ位なら外に出さない事だね・・・と思うけど、間に入って電話して来た人が病気で動けないらしい・・・変わりに行くしかない。

正直、忙しいので、１日３０分から１時間と決めて、捜索する事１週間。

今日それらしき黒猫を見つけました。　近づくと逃げないし、相当お腹が空いていて食べていない感じです。　耳も噛まれているし、足も痛いようです。

 

やはりこの子か？と写真を撮り、飼い主の元を訪ねたら・・・

なんと！　

（もういいんです、帰って来なくても・・・勝手に出ていったんだから、もう関係ないです。１か月も外にいるから汚れちゃってるだろうしね）って・・・

絶句しちゃいましたよ。

「餌をやって楽しんでただけですかあ、自分の餌を食べに来ないなら、どうでもいいって事ですよね。　猫に愛情じゃなくて、餌やりしたかったんですね」「私に電話して来た人には報告しておきますから、どんな電話があっても知らないですよ」と言って帰りました。

黒猫は他所の餌場に来ましたから、居つくように暫くご飯をもっていけば、そこでご飯をもらえると思います。

間に入った人に報告したら、驚いて、（お前みたいないい加減なやつが猫にかかわるな！近所に言いふらしてやる）と怒鳴りこんだそうです。

知～らないっと・・・・

エルザときいちゃん正式譲渡

ハラハラしているうちに、野生のエルザは正式譲渡となりました。　

自己中ですから、娘さんには自分からスリスリするようですが、お母さんには・・・私、もうちょっと様子を見てから甘えてあげる・・・という感じのようですが、それでも可愛いと言って貰っています。

そんな中、生後１カ月で拾った雪ちゃんの姉妹きいちゃん。

トライアルを終え正式譲渡となりました。

天真爛漫な性格の子で、人馴れはバッチリ！　他猫ともすぐ仲良くなれますので、あっという間に人とも先住猫とも仲良くなりました。

きいちゃんは、肩に乗ったりお腹に乗ったり、こっちの都合はお構いなしのイケイケの子ですが、手がかからず可愛いので、子供達にも丁度良い遊び相手のようです。　

２匹とも、幸せに暮らしてくれそうです。

活動自粛中

自粛生活中なので、買い物も駆け足、動物病院もすぐ帰るようにしています。　

猫相談があってもなるべく断り・・・いつもの見回り場所も２ー３週間に１度行く程度です。

見に行くから猫を見つけたり、拾ったり・・・

昨年の子が残っているし、今年は猫活動も自粛していこうと思っています。　というか・・・昨年は腕が上がらなくなったこともあり、猫をネットにいれる作業もきつい・・・猫トイレが重い・・時期があったので、体力にも自信がなくなって来ました。

と言う訳で、２週間ぶり位の見回りをして来ました。　

天気は良く、気温も高かったので気分は上々。

が・・・途中、見た事のない猫が倒れているのを発見！

虫の息でしたが、ほっとく訳に行かず連れて帰ったところで、亡くなってしまいました。　

外傷はなかったけど、恐らく、交通事故と思います。

家にある遺体って、どうしたらいいの？

民間の火葬に連れていくと、車が必要、費用もかかり、時間もかかります。

市に電話したら、（地域猫として引き取ります）との事で、迎えにきてくださいました。

これは有難いです。

各市の行政によって違いはありますが、こういう時には、相談してみてください。

結局、うんと久しぶりの外出でも猫を拾ったわけで・・・・

今年も、嫌な予感はあります。

 

 

ペーター

高齢者の多頭飼い、全頭未手術、内外出入り自由・・・結構、多いケースですが、外に出すのだから、せめて不妊手術をしないとご近所トラブルの元です。

ペーター君が我が家にやって来たのも、理由はこれです。　不妊手術は、ボランティアさんがコツコツとしてあげていましたが、飼っている猫の数を減らすという話になったら、飼い主が行政施設に連れていく・・・と簡単な答え。　　

見かねたボランティアさんが我が家に３匹の猫を連れてきました。　

人馴れしている子・・・と言われていたようですが・・・

結局は、ご飯が出てくると人の傍で待っているというだけです。

ペーターは人馴れしているとは言えない子で、触れますが、人といるよりは猫が好きみたいな子です。

子猫のうちに風邪の治療をしてやれば、こんなに酷い目にはならなかったろうから、野良猫と変わりがありません。

目は２度手術しましたが、２度目はかなり綺麗になったけど、瞼の筋肉が衰えたのか、切れたのか、瞼をあげようとしないので、結局は閉じたままですが、最近、筋肉がついて、うっすら開けているような気がします。

威嚇する事がない大人しい子ですが、抱っこしようとするとするっと逃げ、かと思うと、側にいたり・・・ツンデレでもなく、いるかいないかわからないけど、ご飯の時は真っ先に現れる子です。

でも、ちゃんと相手をしてあげたら、甘えん坊になる感じの子です。他の子に手がかかり、手のかからない良い子は、なかなか見てあげられないのが現実なので、人に託します。　

里親さん募集中です。

大きくなったななみとたくみ

我が家に来て、初めて見た時、こりゃ～いかんわ！　という位の酷い風邪をひいた兄妹でした。

特に、たくみくんは、手遅れと感じました。　

いつでも捕まる・・・と庭で餌をやっていたそうですが、猫が風邪をひいて、すぐ治ると思ったのでしょうか？　　もっと早くに捕まえて欲しかったな・・と怒りたくなるくらいでした。

やはり、目は治らず眼球摘出となったため、去勢時期まで待って手術しました。　無事に大きくなってくれ、今では、ご飯好きのいたずら坊主となっています。

ななみちゃんは、目や鼻が酷く、こういう子は後遺症が残ってしまうだろうなという予測通り、ネブライザーに通い、軽い後遺症ですみました。　時々、涙目になったり、くしゃみをしていますが、元気です。

生後２か月でやって来た兄妹も、そろそろ１０カ月。　大きく元気になりました。　抱っこしてえ～と寄ってくる様子が可愛くて、手放すのがつらくなりそうです。

里親募集中です。

 

大きくなったルルとルック

３月産まれと思われるルルとルックは、生後２か月位で我が家に来ましたが、小さいながら強烈な威嚇をする兄弟でした。　

威嚇や酷い風邪や、てんやわんやの大騒ぎの中で育てたので、手をかけてやる事も出来ませんでしたが、大きく育ちました。　生後１０カ月になるまで我が家にいるとは思いませんでしたよ。

 

こんな風に小さかった子猫達が、大きくなり、１７匹の保護猫が残っていますが、大きくなったので、食べるわ、食べるわ・・・大量買いしているつもりだったのに、あっという間にご飯がなくなります。

遊び場も狭くなったので、時間でフリーにすると大騒ぎ！　その時間はパソコンも開けず、猫の相手をしながら、時間が過ぎるのを待っているような状態です。　ちょっと横になれば、お腹の上を走ったり・・・起き上がれば、肩に乗ったり甘えてきたり・・・もう好きなようにいじられています。　大きくなったとは言え子供なので、全然じっとしていません。　　大変なので、頑張って里親探しをするしかありません。

残っている子達は、エイズ陽性組だったり、片目になったり、超ビビリの兄弟だったり、いわゆる里親探し困難な子達ですが、個性にあったお家で幸せになってほしいです。

ルルちゃんは、兄弟の中で一番の威嚇っ子で、触っただけでうなり声をあげるような子でしたが、今はもう忘れたように好きにしています。　寝るときはケージですが、朝ご飯が終わると出て遊んでいます。　他の猫とも仲良しですし、今は爪切りの時に怒るくらいです。　

ルックくんは威嚇していた時とは別猫のように、甘えん坊になっています。　ちょっと座ると抱っこ～と寄ってきます。　

里親さん募集中です。

https://ameblo.jp/makunekojyoutokai/entry-12652757079.html

 

 

野生のエルザーその２

生後３カ月ながら超ビビリだった野生児エルザちゃん。　

育てるほうの私も怖くて手が出せない日々が続き、触れるようになった時には、生後５カ月になっていました。　

避妊手術も近づき、噛まれないで捕まえられるようにしなくてはいけません。　苦労の甲斐あって、無事手術も終わり、抜糸までの１週間にエリザベスカラーをつけるので、その間に触りまくる事にしました。　これが成功し、ケージを開けるとスリスリ甘えてくるようになり、ベタベタです。　それなら抱っこを・・・と思いきや・・・拒絶反応！　自分から甘えるのは良いけど、勝手に触らないで！という自己中な猫でした。

他の猫にも同じで、自分からは積極的にプロレスをしかけたり追いかけっこをするのに、他猫の方からタックルすると怒っちゃうんです。

　

野生のエルザは自己中エルザでして・・・甘えっぷりも大胆になり、膝の上に乗ったり寄りかかったり、普通の甘えん坊と変わらないので、爪切りを・・・と思うと、（なにすんねん）猫に変身します。

そんな子がお見合いだったのだけど、抱っこ出来ないよね、触らせないよね、固まっちゃうよね・・・まずは、洗濯ネットに入れられるか？　不安いっぱいのお見合いでした。

こんな性格の子ですが・・・気に入って貰え、昨日、トライアルに行きました。

エルザちゃんの場合は、いつも顔が見えるように、リビングにケージを置き、いつも話しかけ、触り、一緒に遊び、手からおやつを食べ・・・常に人の気配を感じるようにしていましたので、今朝もケージを覗いてしまいました。　不覚にも、あれ？いない・・・なんて思ったりして・・・

ハラハラの１週間はありますが、期待と寂しさの入り混じる１週間です。

新しいお家で幸せになってくれますように。

引っ越し

電動自転車に猫餌と水を乗せて走る餌やりさんは、昨年の冬、復興住宅が出来たので帰るとの事でした。　沢山の餌やりが通る場所もあったけど、この餌やりが来なかったらどうする？という場所もあり、引っ越し期限が迫っているので、やっと餌やりしてくれる人を見つけました。　

新しい餌やりさんから（なんかさ～あの人、見かけたような気がするんだよね～、声をかけたら逃げたから違うのかなあ～）と言ってきたのは、帰省されてから半年も経っていなかったので、（何度も引っ越しって大変なんだから、そんな訳ないでしょう）と聞き流していましたが、違う場所でも、（あの人帰って来てるんじゃない？）と聞くようになりました。

昨年の１２月にメス猫２匹の捕獲に行ったので、久しぶりにこの地域に行ったら、すでにご飯皿が置いてあり、え～置きっぱなしかあ～と片付けようとしたら、皿に見覚えがあり、まさか、帰って来てる？と思ったので、行きそうな場所に行ってみたら、バッタリ出会ってしまいました。

せめて、餌やりを頼んだ人には、挨拶したらどうなの？　あの人が居なくなって、ほっとした人も多かったので、どんな訳があって帰ってきたか知らないけど、また、ひと騒動起きそうな嫌な感じです。

別の場所では、アパートの横の駐車場から空き地にかけて猫の餌やりをしていた人が、いきなり猫を置いて引っ越ししました。　

そこでは苦情があり、駐車場には張り紙が出されました。　餌やりさんは、苦情を直接言われたくないので、夜中の１時頃に餌やりをしていたそうです。　分譲住宅を買って出て行ったそうですから、居なくなる事はかなり前からわかっていたのに、保護するとか、譲渡するとか、餌やりを頼むとか、なんの対策も講じず、居なくなりました。　

残った猫はどうするの？　

駆け付けた餌やりさんがその地域の大問題児で・・・・

またトラブルが起きそうな嫌な予感です。　

振り回される猫達がいる事を考えて欲しいです。