地域猫活動―写真展

地域猫活動をしている団地は、世帯数５２０以上ですから、住人も多く、「地域猫活動」を知らず、猫好きが猫に餌をやっている・・と思っている人も多いです。　

団地のボランティアとの世間話で、活動を知る人も多いですが、世代や性別が違うと話す機会もありません。　活動報告会は、毎年１回開きますが、その合間に通路を使って、写真展を開いています。　

前回、開催したところ、ボランティアと住人との交流があり、ボランティアにも好評でしたので、今年も開いてみました。

当初、８３匹すべての猫を見たのは私だけだと思います。地域猫活動が間に合わず産まれてしまった子猫を保護したり、手術をした猫も沢山いましたが、無事に地域猫活動が始まり、４年目も半分過ぎたところで、猫は２０匹となりました。

写真展の写真も寂しくなり、（亡くなった猫達）の欄も出来ました。　今年は、実際の糞とり作業の様子、清掃作業、餌やり、会議の様子の入った写真となりましたが、（へ～こんな事してたの～）と驚かれる人もあり、団地内であっても周知されていない事もわかり、ほんの少しの人に説明も出来て、それなりに意味があったように思います。

なによりも、ボランティアさん自身が楽しんで、話しをされているのが良いところです。

きちんとした活動を長く続けるのは大変な事です。　

落ち着いた表情の猫達からも、感謝の声が聞こえる気がしましたよ。

団地のさくら猫

毎週火曜日に捕獲器を持って来て、１匹捕獲して欲しいとの事。　

１匹の為に遠くまで行くのも面倒だし・・・早朝６時もきつい！　６時に行く為には４時に起きて、猫にご飯を食べさせ朝食の準備をしてから出かけます。

行ったら、すでに朝一番の餌やりが来て食べさせておりました。　仕方なく別のターゲットを探すものの、雨上がりで地面が濡れているせいなのか、猫の姿は見えず・・・

捕獲を依頼した人達が集まってきて、掃除を始めました・・・捕獲器の横で・・・入るわけないよね。　仕方なく、別の所に捕獲器を置きに行ったら、なにかと問題の餌やりがベランダに出てきて、

「あのね、首輪をつけた子がメスだから、あの子を手術して！」とおっしゃる。

（首輪をつけているなら飼い猫でしょう。飼い主がやって下さい。飼い主がいない猫しかやりません）と言ったら、

「じゃあ、首輪をはずすわ」だって、そんな問題じゃないでしょ。

（首輪をはずしても飼い猫は飼い猫！）

「違うのよ、野良猫なの、だから触れないの」

（じゃあ、誰が首輪をつけたんですか？）

「私触れないから、友達がつけてくれたの」

（友達はどこの誰ですか？）

「知らない！　名前も知らないの」

（名前も知らなきゃ友達じゃないですね。　知らない人に首輪はずしてって頼めないですね）と言ったら、部屋に入って行きました。　

こういうの、うそ八百と言うんだ！　間違って捕まえても、離してやる～～

って調子で、朝からテンション上がっちゃうでしょ。悪いほうに・・・

ムカッとしたものだから、そこから４匹捕獲しまくり、重くて重くて・・・車まで運ぶのもしんどいから、リヤカーで運んで貰っちゃいました。

メスは子育て中でして今回はオス狙いですが、こちらのオス猫は喧嘩が絶えないので手術が必要です。

捕まったら、大人しく・・・１泊して帰りました。

もう１匹は写真撮り忘れ・・・

無事、さくら猫になりました。　仲良くなるといいな～

 

海の子猫は育たない

海で産まれる子猫は、殆ど育たない・・・と言うのが、釣り人達の通説のようです。

ですから、産まれると、何匹残るか？が話題になるようです。

海にいるママ猫は、捕獲困難猫のようで、餌やりさん達が挑戦するものの、捕まらないようです。

今回、何人もの餌やりさんが、毎日見ていたようですが、誰も、出産した事を知らなかったようです。　妊娠している事すらわからなかったようで、なんだか、この頃痩せてしまった・・・と・・・

偶然、子猫がいる事がわかり、ここにいる・・と写真が送られてきて、場所もわかるように教えてくれました。　

（子猫の写真を撮ったとき、母猫は近くにいませんでしたか？）と尋ねると居たらしい・・・

その場で保護しない限り、もう移動していると思いましたが、あくる朝早く行ってみました。

やはり・・・母猫は移動して隠してしまい、自分も出て来なくなりました。

その日は、３-４人の人が来て、捜索したようですが、見つかりませんでした。週末には雨の予報だった為、翌日行くつもりで、釣りの餌やりさんに聞きました？　（何時ころに餌やりしますか？　母猫が出てきたところで後をつけたいです）　「朝いちだね」（朝いちとは何時？）「う～ん、朝一番の事だよ～」って・・・・わかってるわい！　いったい、何時なんだあ～～～と怒鳴りたい気持ちを抑え、翌朝６時に行ったところ、５時半に餌をやったよ、との事。　

だから～～後をつけるから、やらないで！って言ったでしょと、朝から怒りモード。　私が馬鹿だった・・・何度も同じ事を経験しいるの、学習能力が足りん！

相手は、保護して下さいと頼んでくるけど、私は頼まないで一人でやろう！と捜索を始めました。

けれど広い草むらを探すのは時間がかかる・・・ミルク飲みが家にいて、時間もない・・・

怪しい場所を特定して捜索に臨みました。　慎重で神経質な母猫が、隠す場所・・・

そして見つけた子猫は、なんと、５匹！

全員が風邪っぴき！　くしゃみ連発です。

母猫は、やせ細っているので、体力回復させないといけません。

無事に育ちますように・・・

 

首に穴が開いた子猫

学校の使用されていない運動場には落ち葉や草がいっぱいです。

未手術のメスが２匹いたので見に行くと、やはり子猫を連れていました。　

一昨年だったか、庭にいる猫を捕まえてと頼まれて、探しまくって子猫を４匹捕まえた後、柵をこえようとまたいだ足元に長毛黒猫がいました。　

え～５匹もか～と思って連れて帰ったのを思い出しました。

また、落ちているって事ないよね～と思いながら歩いていくと・・・・これが、居たんだなあ～しかも黒猫が・・・生後１０日位、１匹は目が開いていません。　お母さんがいるだろうから、知らん顔しよう・・・と思いましたが、気になる！　

で、聞き込み開始・・・今日、痩せこけた黒猫が死んでいて、これからクリーンセンターに運ぶとの事。　

慌てて、引き返して子猫を拾って来ました。

そして、また、柵をこえようとした足元に、またもや猫が・・・生後３日位。　まさに産み落としたばかりのような子です。　これは、母猫がいるだろうと見たら、首に穴が開いていました。

このままでは、母猫がいても助からないと思い、連れて帰りました。

消毒してみると、中で動く白い物体が・・・うじ虫がいて穴をあけたようです。　思い切って、手で掴んだら、生きたまま取れました。　あわてて病院へ。　首を一周するように、皮膚が硬くなっており、相当深いところまで穴が通じていました。　

安心とは言えず、危ない状態ではありますが、少しづつミルクを飲んでいます。　これが２ミリか３ミリ程度しか飲めないので、２-３時間おきにあげなければいけません。　頑張らなきゃ。　

明け方なのか？３時半に起きたら、もう鳥の声がしてビックリしました。

 

 

 

緊急募集ー取り残され猫

一人暮らし高齢者が、施設に入所する事になり、１０歳の猫の行き場所がありません・・と相談があってから、三日後には元飼い主は入所されました。

預かりさん探しをする間もない・・・正直、こちらも困ります。

どうして早めに考えてくれないかなあ～、殆どが切羽つまったギリギリで動きだします。　

猫は生きている、それでは間に合いません。　

元飼い主は、入退院を繰り返していたそうで、１０歳の猫は、日頃からひとりぼっちで生活していたようです。　１週間分のご飯を出され、トイレは週に一回位、親戚やヘルパーが来て交換する・・・だから、他の猫も大勢の人も知らない。

幸い、飼い主の部屋からは救済されました。　大人しく、触れる子ですが、怯えています。不安そうな目からは深い戸惑いが感じられます。

この子を一時、預かってくれた方の家は白血病の子、エイズの子ばかりが生活していますので、長くは居られません。

この子の落ち着き先は、新しい飼い主さんでも、多頭飼いでない預かりさんでも構いません。

居場所を与えてやって下さい。

三毛のスコティッシュフォールド、　１０歳　女の子　こちらは、千葉県千葉市です。

 

よろしくお願い致します。

 

蛇が嫌いだ～

私は、蛇が嫌いです。　だから・・？　それなのに・・なのか？

良く蛇に遭遇します。　今年はすでに５匹目。　

草むらを行くと朝露でひんやりしていました。　蛇はそんなひんやりが好きなんですよね。

２メートル位あるような、太いウナギみたいな青大将が、近づいたので固まりました。

木みたいなものだから、さっさと行ってね・・・と、じっとしていたら・・・

急に向きを変えて、私がいる、ちょっと先を見て、舌をべろ～んと出したので、おえっ～と目をそらした先に・・・なんと！　子猫が寝ていて・・・

蛇が子猫を狙ってる？

普通なら、蛇に手を出すなんて、絶対にない！けど、近くにあった丸太を持ち上げて、投げました！

方向転換したので、その隙に子猫を拾い上げて・・・えっ、２匹・・・

走って逃げました・・・だって怖いし・・・

で、仕方なく連れ帰った子猫は、

一応、元気みたいです。　歯が生えているけどミルク飲み。

小さいのに、プッ、ペッって威嚇していますよ。

 

どうすんのよ～

忙しくて行けなかった場所・・・久しぶりにお声がかかりました。

けどね・・・（水曜日に手術の予約しているので、火曜日に捕獲お願いしますね）と日曜日に言ってくるのはやめてくれないかなあ・・・

自治会館の周りでご飯を食べにくる猫は、昨年手術したはず。

捕獲器は借りたのですか？　（いえ、当然持って来てもらえると思って借りませんでした）

ターゲットの猫は当日来ますか？　（来た猫は、誰でも良いのよ、５匹くるから）

５匹！昨年かなり手術して、これで全部だと言っていたのに、半年位で、更に、５匹！　自治会役員が餌やりの集団となっているようです。

昨年も、自分達が捕獲すると言って捕獲器借りたのに、１匹も捕獲しなかった・・・

今年は、捕獲器すら借りずに人任せって、良くないよね。

しかも、朝の６時半に来てだって・・・

結局、自分の捕獲をやめて行きました。　

が、団地の中は、半年で異常な増え方！　

何なんだ！　この白い集団は！　この茶トラの集団は！　

そして、この三毛猫集団は！　すべて子育て中のようです。

もう、どうすんのよ～

 

 

キャラメルじいさん

次の譲渡会に、キャラメルじいさんが参加します。

キャラメルじいさんは、飼い主さんが突然倒れ入院。　もう帰って来られません。

部屋の中、外の飼い猫、合わせて１３匹あまりが、いきなり路頭に迷いこんでしまいました。

幸い、近くの方達の尽力で、飯場の２階を借りて、外の子も中の子も部屋の中に移されました。

その中にいたのが、長老のキャラメルじいさんです。

私が初めて行った時に、真っ先に出てきて挨拶してくれたのが、キャラメルじいさんです。

穏やかで、人懐こく、この子を見ているとのんびりと余生を過ごさせてやりたいなあ～と思ってしまいます。　年齢は１０歳以上・・・何歳か？皆の意見が分かれるところです。

ボランティアさん達に、大人気！　猫をたくさん見てきた人達です。　

きっと、こんなに良い子につらい思いをさせたくないなあ～と思われるのだと思います。

じいさんの新しい飼い主探し・・・譲渡会で、よろしくお願いします。

初めての場所で譲渡会

幕張ねこの譲渡会　も４５回目となりました。

今回は、車で１５分位の動物病院で、ココニャン一家の縁結び　さんとの共同開催となりました。

初めての場所なので不安もありますが、お近くの方、遊びに来て下さいね。

大人猫に混ざって子猫？　子猫に混ざって大人猫？

外でも、母猫が子猫を連れて歩く時期になりました。

（猫がいて困っているのよ～）とおっしゃる奥様に聞くと、庭が臭いらしい。　でも、私には、おしっこ臭より、庭で作っている野菜の肥料の方がう～んと臭い！　

母猫と子猫は、通り道にしているだけで、他の場所で生活しています

（猫にご飯を食べさせている人がいるのよ～）自分は、１日３回ご飯を食べ、おやつまで食べているのに、猫が１日１回か２日に１回食べる位で文句を言う。

外の猫は大変なんです。

 

 

 

裏門の子達

久し振りに行った場所は、あまりご飯が貰えない場所ですが、車を停められるので、ちょっと休憩したいドライバーさんがたまにあげているようです。

（気になって・・・近くに来るとここに停めるようにしているんです）と言っていた隣り県のドライバーさん。　来られないときもあります。

黒猫2匹、黒猫メスは授乳中のようで、3人分くらい食べましたｗｗ　

黒猫オスは帰ってきたようです。　

キジトラはメスのようで、お腹が大きくなっていました。　

他にキジさび、さび猫と2匹のメスがいるはずですが、姿はなし。

人好きなキジ白は、相変わらず、青っぱなを垂らしています。　薬を飲ませても良くなりません。

私もたまにしか行かないので、そのせいでしょうか？　餌やりさんにも渡しているけどダメみたいです。　

青っぱなをふいて薬を飲ませますが、その間もスリスリしてきます。痩せているのですが、スリスリゴロゴロは健在で、ハナを垂らしながら、ハナをくっつけてくるので、ジーンズ、ドロンドロンのテカテカなんです

会うたびに、生きてて良かったね・・・と声をかけて、帰ります。