地域猫活動をしている団地は、世帯数520以上ですから、住人も多く、「地域猫活動」を知らず、猫好きが猫に餌をやっている・・と思っている人も多いです。
団地のボランティアとの世間話で、活動を知る人も多いですが、世代や性別が違うと話す機会もありません。 活動報告会は、毎年1回開きますが、その合間に通路を使って、写真展を開いています。
前回、開催したところ、ボランティアと住人との交流があり、ボランティアにも好評でしたので、今年も開いてみました。
当初、83匹すべての猫を見たのは私だけだと思います。地域猫活動が間に合わず産まれてしまった子猫を保護したり、手術をした猫も沢山いましたが、無事に地域猫活動が始まり、4年目も半分過ぎたところで、猫は20匹となりました。
写真展の写真も寂しくなり、(亡くなった猫達)の欄も出来ました。 今年は、実際の糞とり作業の様子、清掃作業、餌やり、会議の様子の入った写真となりましたが、(へ~こんな事してたの~)と驚かれる人もあり、団地内であっても周知されていない事もわかり、ほんの少しの人に説明も出来て、それなりに意味があったように思います。
なによりも、ボランティアさん自身が楽しんで、話しをされているのが良いところです。
きちんとした活動を長く続けるのは大変な事です。
落ち着いた表情の猫達からも、感謝の声が聞こえる気がしましたよ。