美容室グレープス (飯田市) 店長&スタッフ・ブログ

飯田駅アイパーク広場前「美容室グレープス」(グレープス.com)のブログ。 
本店「スズキ美容室」(飯田市)の話題も。

結婚式は誰のもの?⑤ 郷土の婚礼文化を語り継ぐ~その壱~

2020年01月04日 | ウェディング

Presented by  グレープス.com  and スズキ美容室.com 

and  スズキ美容室・訪問サービス.com  (長野県飯田市)

結婚式の形態が、

儀式(セレモニー)+宴会(レセプション) から成り立っているという事は、

ほぼ、全世界共通のようです。

それは、

グローバルスタンダード=「国際標準」、

という言葉が出てくる以前からの文化人類学的な?常識事項のようです。

 

そんな結婚式の後半部分に位置する、「宴席」については、

その国の、あるいは、それぞれの地方の独自の文化が、

最も顕著に表れる部分のように思われます。

伝統的な日本の結婚式を特集した「婦人画報」誌も、

この点に、当然のように注目しています。

日本全国のお祝いの宴席で供される、

伝統食、それも垂涎物のお料理が掲載されています。

 

しかし、実際に、いま、これらを目の当たりにでき、

その味を堪能できる結婚式って、

どれくらいあるのでしょうか・・・。

「婦人画報」誌の、各地方のご祝儀料理の中で、

特に目を引いたページが、

わたしたちと同じ長野県の松本市の「それ」のページです。

なぜ、目に留まったのでしょうか。

答えは簡単です。

わたしたち飯田地域のそれとそっくりだったからです。

鯉の旨煮、ウズラの姿焼き、

飯田地域の婚礼では、もうお目にかかることができなくなってしまっているのは、

残念です。

 

海と接しない、山国である長野県で、

城下町として、商業の中心都市として栄華を誇っていた点が、共通点ではありますが、

民俗学的?な好奇心を大いにそそられます。

 

こんなことをきっかけにして、

わたしたちの郷土、飯田の婚礼についても、

その歴史、文化を、お料理も含めて、

後世に少しでも語り継いでいきたいという思いが湧き上がり、

そんな企画を実行に移しました。

 

つづく

 

◆語り部  辰巳美容室 杉山麗子先生

◆聞き手  木下美郷さん (「着物でセレモニー」出演)

◆司会   スズキ美容室 鈴木文子

企画・制作     美容室グレープス

◇制作協力  舞鶴

◇制作協力  たちばな飯田店

 

 



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