Presented by グレープス.com and スズキ美容室.com
and スズキ美容室・訪問サービス.com (長野県飯田市)
結婚式の形態が、
儀式(セレモニー)+宴会(レセプション) から成り立っているという事は、
ほぼ、全世界共通のようです。
それは、
グローバルスタンダード=「国際標準」、
という言葉が出てくる以前からの文化人類学的な?常識事項のようです。
そんな結婚式の後半部分に位置する、「宴席」については、
その国の、あるいは、それぞれの地方の独自の文化が、
最も顕著に表れる部分のように思われます。
伝統的な日本の結婚式を特集した「婦人画報」誌も、
この点に、当然のように注目しています。
日本全国のお祝いの宴席で供される、
伝統食、それも垂涎物のお料理が掲載されています。
しかし、実際に、いま、これらを目の当たりにでき、
その味を堪能できる結婚式って、
どれくらいあるのでしょうか・・・。
「婦人画報」誌の、各地方のご祝儀料理の中で、
特に目を引いたページが、
わたしたちと同じ長野県の松本市の「それ」のページです。
なぜ、目に留まったのでしょうか。
答えは簡単です。
わたしたち飯田地域のそれとそっくりだったからです。
鯉の旨煮、ウズラの姿焼き、
飯田地域の婚礼では、もうお目にかかることができなくなってしまっているのは、
残念です。
海と接しない、山国である長野県で、
城下町として、商業の中心都市として栄華を誇っていた点が、共通点ではありますが、
民俗学的?な好奇心を大いにそそられます。
こんなことをきっかけにして、
わたしたちの郷土、飯田の婚礼についても、
その歴史、文化を、お料理も含めて、
後世に少しでも語り継いでいきたいという思いが湧き上がり、
そんな企画を実行に移しました。
つづく
◆語り部 辰巳美容室 杉山麗子先生
◆聞き手 木下美郷さん (「着物でセレモニー」出演)
◆司会 スズキ美容室 鈴木文子
企画・制作 美容室グレープス
◇制作協力 舞鶴
◇制作協力 たちばな飯田店