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<ここまでのあすじ>
2012年にこのブログで、
「グレープスの花嫁 パート2 「上村松園の『花嫁』に会いに奈良ホテルへ」前編」
を掲載してから、早や4年。
ながい間、その続編を出しそびれてしまっていたのですが、
前回掲載の「村田孝子先生の日本髪の講演」の話題との関連も深いことから、
そしてまた、奈良ホテルさんが、改装に入るということから、
(大規模なものではないようです。休業等はない模様です。)
このタイミングでの続編の掲載となりました。
◆ 2012年の「月刊いいだ」さんに掲載していただいた、当店の伊藤明美の制作による花嫁さん。
そのモチーフは、明治から昭和の画家・上村荘園作の名作「花嫁」。
このほか、上村荘園が残した美人画の数々には、多くの美容師さんが、
日本髪と着付けの「教科書」、あるいは「研究書」として、お手本にしてきた、
その当時の時代を映した女性像が数多く描かれています。
◆ 「人生の花」 こちらは、上村荘園 後期の作品。
初期の傑作、「花嫁」の改題とも、セルフ・リメイクともいえる作品。
◆ 上村松園、ご本人による解説文。
◆ 「日経ポケットギャラリー 上村松園」より
さて、そんなわけで、上無荘園の代表作「花嫁」が所蔵されている (というよりも、まったくオープンに、入口のフロントカウンターの前にさらされています。) 奈良ホテルへの旅に出かけました。
つづく。
(次回・完結)