激辛と食べ放題

　歳をとると、味覚が変化し、少食になる。
　昔は好きだった食べ物が嫌いになったり、その逆もある。

　特に辛口料理と食べ放題やデカ盛りが苦手になったんだよね。
　カレーは激辛がデフォルトだったけど、今はチョイ辛で十分だ。

　最近は激辛ブームで、大手メーカーも激辛カレーを発売しているよね。
　大手メーカーだけに、いくら激辛といっても、たかが知れているだろうと試しに買ってみた。
　それが衝撃的な辛さで、食べてみたら、舌が痛くて完食するのに苦労した。

　アメリカでは、激辛チップスを食べて14歳の少年が死亡したらしい。
　日本でも激辛チップスを食べた複数の高校生が、体調不良で救急搬送されている。
　辛さの源、カプサイシンも過剰摂取は、子供や高齢者には死の危険を孕んでいるようだ。

　飲み放題はまだしも、食べ放題やデカ盛りに至っては、なんの魅力も感じなくなったね。
　それどころか、牛丼御三家や王将で食べる丼や定食のライスはミニとか小盛だ。

　ごくたまに、好奇心や空腹に耐えかね、激辛カレーや大盛にチャレンジして、一応は完食するも、その後の胸焼けや膨満感は半端じゃない。
　食べ過ぎで亡くなったというのは聞いたことはないけど、身体によくないのは明白だよね。

　歳をとって、激辛やデカ盛りが苦手になったのは、脳が危険を察知して、食欲を抑制しているのかもしれない。

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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