★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

怒と哀の感情

2021年10月21日 22時46分37秒 | 徒然(つれづれ)
 最近、感動しなくなったのは既報の通り。
 感動とは、喜怒哀楽の喜と楽の感情の発露だろう。

 そうすると、怒と哀の感情の発露は慟哭とでもいうべきか。
 感動しなくなったのに伴い、怒と哀の発露もなくなった。

 それはいいことだろうか。
 感動的な事象がないのと同様、腹を立てたり悲しみに暮れる事象もほとんどなくなったのだ。
 要は、怒と哀の発露の原因となりそうな何事に対しても、よく言えば寛容、悪く言えば諦めの境地になった。

 最近、すぐにキレる高齢者が増えたと巷間耳にするが、あれはどういう心境、あるいは何が原因なのだろう。
 私が思うに、多分、疎外感と自己嫌悪の裏返しなのかもしれない。

 私にはその疎外感や自己嫌悪の感情さえない。
 どうしたんだろう。
 まるで達観した仙人じゃないか。
 

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