★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

自粛生活の功罪

2021年10月16日 11時34分55秒 | 徒然(つれづれ)
 コロナの新規感染者数が激減して、緊急事態宣言やまん延防止措置が解除された。
 自粛生活から解放された人々は、街へ、飲み屋へ、ライブイベントへと繰り出している。

 当然、人々自身はもちろん、飲食店を筆頭に各店舗も、感染対策に抜かりはないようだ。
 第6波の不安は払拭できないが、それでもこのままコロナが収束に向かうことを切望する。

 長い自粛生活は、それをストレスと感じた人々には、大なり小なり、なんらかの悪影響を及ぼしているはずだ。
 それまで外出時間が長かった人間ほど、会う友人が多かった人間ほど、その影響は大きく、中にはうつ病や心身症を発症した人間も少なくないはずだ。
 逆に、私のような友達のいない引きこもりタイプや、内向的インドア派の人間は、コロナ禍による悪影響はほとんどなかった。

 極端な話、コロナ禍の自粛生活は、平常時とは逆に、外交的、社交的生活が否定され、引きこもり生活が奨励されたのだ。
 人が密集する飲み屋やライブイベントはもちろん、ひどい時には、会社や学校にも行くなというお達しまで出たではないか。

 何が幸いするかわからないものだ。
 

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