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偉大なるマンネリ

「ええい、静まれ、静まれい! この紋所が目に入らぬか!」
「こちらにおわす御方をどなたと心得る! 畏れ多くもさきの副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ!」
「一同、御老公の御前である、頭が高い! 控えおろう!」

ご存知「水戸黄門」のキメゼリフである。

昨日、「水戸黄門」の新シリーズがはじまった。
なんと今回のシリーズで第39部だそうな(驚)通算1000回以上もやってる
超ロングヒット!というより、もはや定番ですな。

なんでこんなに人々に愛されるのだろう?
それはやはり、冒頭のキメゼリフで悪代官らが「ヘへ~~っ!」とひれ伏すシーンが
痛快だからではないだろうか。


水戸光圀が「越後のちりめん問屋の隠居・光右衛門」と身分を伏せ
助さん格さんらと諸国を漫遊し、その先々で悪をこらしめるという物語。
たいていが、悪代官から町娘を救ったり、忠義を尽くす侍に味方したりしながら
その背後の悪事をあばき、一件落着となる。

毎回いっしょ(笑)
でも、みんな見ちゃうんでしょうねぇ~。好きだから(笑)

久しぶりに「水戸黄門」を見たのだが、すっかり俳優陣が変わっていた。
ボク的には黄門様は「東野英治郎」 助さんは「里見 浩太朗」 格さんは「横内 正」というのが一番しっくりくるんだけどな。
うっかり八兵衛役の「高橋元太郎」はとても長く演じていたはずだけど
今回はもう出演していなかった。いったいいつから出てないんだろう?
というより、「うっかり八兵衛」というキャラクターの設定すらなくなっていた。寂しいかぎりです。
風車の弥七もなんだかしっくりこないなぁ。
まぁ、これだけ息の長い番組ですので俳優も死んじゃったり、歳をとって役的にムリもでてくるから
いたしかたないのでしょうが、今の黄門様も若すぎるし
助さんも格さんも、やたらフレッシュすぎるような気がしてならない。

まぁ、そんなことはボクの主観だからしょうがないが
どーしても違和感を感じるのは、助さん(原田龍二)のセリフが現代の若者風なんだよなぁ
江戸時代にそんな言葉使わないゼ!と、思ってしまう。(笑)
それと、画質!キレイすぎる!
地デジのハイビジョンで見てたんだけど、キレイすぎてなんだか時代劇を見ている気がしない。
やっぱ時代劇はちょっとボケてるくらいがちょうどイイ。

さて、「偉大なるマンネリ」の「水戸黄門」。これからもずっとずっと続いてほしい。

何十年後には、3D映像の水戸黄門が見れることになるかもね(笑)







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