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男の花道

昨日、京セラドーム大阪でオリックス・清原和博選手の引退試合が行なわれました。
現役23年、PL学園時代も含めれば26年という長い野球人生に幕を閉じた。


最後のバッターボックスに立った清原はいったい何を思い・何を感じただろう。


人気・実力も絶好調のときにパッと引退し、伝説をつくるのも「引き際の美学」


清原のようにボロボロになるまで現役にこだわり続け
燃え尽きて真っ白な灰になるまでやるのもまた、「男の引き際」ではなかろうか。


巨人に入れなかった悔しさを胸に秘め、タイトルを総ナメにした西武時代。
戦力外通告という屈辱を受けたジャイアンツ。
野球人生の最後と決めたオリックス。

激動の野球人生を支えたのは
巨人への気持ち、桑田の存在、旧友との約束、ファンのため、仰木監督、イチロー、長渕との出会い.....。
一時はバッシングを受けた頃もあったが、いろんな人と出会ううちに清原は変わっていきました。

試合後のインタビューで彼は
「僕一人ではグラウンドに立てなかった。野球から学んだものは感謝だ。」と答えた。

セレモニーでは終始、泣いていた清原。

彼の野球人生は涙で始まり、最後も泣いたが「涙の意味」は全然ちがう。


こんな清原だからこそ多くの人が彼の「生き方」に感銘し、最高の幕引きを用意してくれたんだと思う。

長渕の魂のこもった「とんぼ」の熱唱は鳥肌が立つほど感動したし、
ソフトバンクのピッチャー 杉内は4打席18球すべて直球を投げたという。
二人共、男気を感じますね。



清原のテーマソング・長渕剛の「とんぼ」

~花の都 大東京~ という一節を
「プロ野球・ジャイアンツ」と変えれば
まさに、清原劇場だ。


また一人、偉大な野球人がいなくなってしまいましたね


お疲れ様 番長・清原!













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