ボーダーコリー 「ボルド」と「マロン」と猫の「にゃきち」And「バディ」

ボルドは虹の橋を渡り、寂しそうなマロン。そこへヤンチャ怪獣バデイを迎え、ドタバタな日々が始まりました。

まだまだ、波乱なマーボー家

2009年07月14日 | 私達のあゆみ

(私達のあゆみ 第59話)

ボルドが退院して1週間が経ちました。

何度も転んだり、
つまずいたりしながらも、
なんとか歩けるようになりました。
トイレも一人で行き済ませるようになりました。
ゲージの中は、
ボルドが滑らないようにキッチンマットをつなぎ合わせて敷き
その上にトイレシーツを敷きつめています。
少しユラユラ体を動かしながら・・、
トイレにちゃんと入らないことも頻繁。
トイレシーツのワイドサイズを2枚
後ろ側からガムテープで止めてつないでいます。

一時的だったとは言え、
寝たきりの状態の時にも、
排尿排便を気にして、訴えてはいました。
でも、頑張る気さえ奪ってしまうほどに
状態が悪かったのだと思います、
初めのうちは、
諦めて申し訳なさそうにしていたボルド。
横たわる体を伝う流れが、皮膚をかぶれさせます。
排尿後は人肌の濡らしたタオルで、すぐに
吸い取るように、優しくふき取りました。

ついこの前まで、
トイレで軽やかに、気持ち良さそうに
シッコをしていたあの頃・・・、
いえ、ほんの少し前まで、できていたのに・・。

寝たきりの状態からは、
介添えして排尿させようとすると、
支えるために強靭な体力がいるのだと・・
非常に苦労が伴うのだと・・
身をもって実感しました。

少しずつ歩行をはじめて、
何とか自力でできるようになり
気持ちが良さそうでした。
でも、
確かに「歩み」はしっかりとしてきたのです。
「まだ歩き始めて数日だから・・、
床ズレもあったぐらいに歩いていないのだから・・、
足に力が入らないのは仕方がない」と
そう考えることで、
心を締め付けるような・・・・、
そんな「不安」を打ち消していたのかもしれません。

パパ猫が新年を迎える頃、
「てんかん」は脳の病気なのだから、
発作の後遺症があるかも知れない・・
そうつぶやいていました。
そうなんです、
歩いてはいますが、後ろ足がヨタヨタしていて、
足がしびれているかのような感じです。
それに、
右側クチ元の感覚がないようです。
私達の手から食べ物をあげると
必ず落としてしまいます。
そうして見ると、
ドライフードをちゃんと噛めていないことに気がつきました。
食欲はあるので、
ドライフードをお湯でふやかしてから、さましてあげていました。

さらに、
お座りや伏せに時間がかかります。
伏せるときは、「バタッ」と倒れて
お座りの時は、ゆっくり、そーっと時間をかけて座ります。
これも足の影響だと思います。

日常のなんでもないことが、
少しずつ出来るようになると嬉しく、
希望の光が見えます。
でも、同じぐらい頻繁に
今までと違うところも気になります。
その不安を打ち消すように、
「足をさすろうね~」と声をかけて、
体中をマッサージして、軽く毛を引っ張ったり。
優しくふざけるように、突っついたり。
脳に伝わるように、刺激を与え続けました。
先の見えない不安と戦いながら・・。

(第60話へ つづく)

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