天馬空を行く

子どものこと、毎日のこと、好きなこと!を書いています。

イエローカード

2016年03月23日 | サッカーで思うこと


先日の息子の試合で、審判が持ち回りだったので、自分が担当した。

そこで警告(イエローカード)に匹敵するファウルがあった。
笛を吹いて、試合を止め、転ばされた子をまず気遣った。

本来ならば、カードを出すところだけど、自分は出さなかった。
転ばした子がすぐに「ごめんね」と謝ったから。

試合が終わった後、主催者側から、
あれは出して(イエローカード)良かったですよ。と注意を受けた。

中学生以上であれば、謝ろうと何であろうとイエローはイエロー。
出さないと、あの審判は大丈夫?ってことになる。

だけど小学生の試合はまた別。
特に低学年はルールを厳格に適用してもファウルは減らない。

試合の途中、途中で口頭で注意してあげることが大切だと思っている

これまで何度となく少年サッカーの審判をやってきた。

始めたばかりの頃は、どうやって裁いていいのかさっぱり分らず

子供の場合、ルールブックでは賄いきれないイレギュラーなことがよくおこる。
審判をやる度に勉強、勉強だった。

特に一番難しいのは、幼稚園の試合。
まともにサッカーのルールを適用しようものなら、試合なんて成立しない。

ゴールキックやコーナーキック、スローインすら理解していない子。
と思えば、小学生並みにボール裁きがうまい子。
この子達が入乱れてが試合をする

しかも幼稚園の場合、保護者が周りを取り囲んでいる。
ビデオ、カメラを撮っている。
この状況の中でいかに、サッカーの試合らしくするか…
あがり症の自分にはなかなか難しい

大切なのは、少年サッカーにおいて、子供たちが楽しんでサッカーが出来るようにすること。
子供たちが楽しめなきゃ、審判なんている意味がない。

それが大人としての役目だと思っている。