ウルシ科のヌルデです。
北海道から本州、四国、九州に分布する落葉小高木、平地から山地で見られます。
高さは5メートルから10メートル、葉は互生、奇数羽状複葉です。
小葉は3対から6対、卵型でまわりには鋸歯があります。
大成する小葉の間の葉軸には「翼」があります、翼はヌルデの特徴です。
雄花のさく木と雌花のさく木があります、どちらも花びらは5枚で雄花は花弁が反り返り雄しべが花から出ます。
雌花は5枚の花弁が反り返らず、雌しべが紅色です、下の写真は雌花のさく木です。
ウルシ科のヌルデです。
北海道から本州、四国、九州に分布する落葉小高木、平地から山地で見られます。
高さは5メートルから10メートル、葉は互生、奇数羽状複葉です。
小葉は3対から6対、卵型でまわりには鋸歯があります。
大成する小葉の間の葉軸には「翼」があります、翼はヌルデの特徴です。
雄花のさく木と雌花のさく木があります、どちらも花びらは5枚で雄花は花弁が反り返り雄しべが花から出ます。
雌花は5枚の花弁が反り返らず、雌しべが紅色です、下の写真は雌花のさく木です。
イラクサ科のカラムシです。
北海道から本州、四国、九州から東アジアに分布する多年草です。
皮から取れる繊維は丈夫で、紡いで糸にして布にしたり、紐を編んで縄や漁網を作ったそうです。
このため縄文時代から人の手によって栽培されていて、畑から野生化した可能性もあるそうです。
高さは1メートルから2メートル、地下茎をのばして立ち上がるので群生します。
葉は互生、卵型で葉柄は長く先はとがり周りには鋸歯があります。
花は葉の付け根から房状に、茎の下部から上部までさきます。
茎の上部では雌花がさきます、小さな筒形の花から雌しべがのびます。
茎の下部では雄花がさきます、花弁は4枚、雄しべも4本出ます。
タデ科のイタドリです。
本州、四国、九州に分布する多年草、道ばたや土手で日当たりの良い場所で見られます。
高さは1メートルから2メートル、丈夫な茎が立ち上がります。
葉は互生、卵型で先がとがり、雑草の中では少し大きな葉です。
葉の付け根から花穂が出て多数の花がさきます。
雄花のさく株と雌花のさく株があります、筒形の花びらは5枚です。
雄花は5本のおしべが花から外に見えますが、雌花は3本の花柱が見えますので写真は雌花のようです。
ヒユ科のヒナタイノコヅチです。
本州から四国、九州に分布する多年草です。
9月8日に「ヒカゲイノコヅチ」をご紹介していますが、同じような形で花穂が寸詰まりのような感じです。
高さは30センチから1メートル、 葉は対生の卵型先がとがります。
花穂が「ヒカゲイノコヅチ」より短いのが特徴です。
緑色の花びらは5枚、雄しべも5本、トゲ状の小苞があり動物にくっついて広がります。
マメ科のコマツナギです。
本州から四国、九州に分布する落葉の小低木、草地や土手の日当たりの良い場所で見られます。
茎は1メートルほどのびます、周りによりかかるものが無いと茎は地をはうので、枝が30センチほどの高さになります。
葉は互生、小葉7枚から11枚くらいの奇数羽状複葉、小葉は卵型です。
葉のわきから房状の花穂を出します、花は下から先端に向かって順次さきます。
うすい紅色の花で、花が終わると豆の入った莢ができます。