マメ科のヤハズエンドウです。
本州から四国、九州に分布します。日当たりの良い土手や道ばたで見られます。
葉は互生、8から16枚の羽状複葉です。先端の小葉は巻きひげに変化しています。
小葉は細長い卵型で、先端がへこんでいます。
へこんだ羽根が弓矢の羽根の部分の「矢筈(やはず)」ににているので「ヤハズノエンドウ」とよばれます。
「カラスノエンドウ」の名前のほうがよく知られています。
花は葉の付け根からさきます、花の付け根に黒い点が見えます、花外蜜腺といいます。
花の中にも蜜は有りますが、花につく「アブラムシ」を食べにくるアリさんのために、花の外にも蜜をだすのだそうです。