紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

彩花展とお茶会

2014-09-03 | 茶の湯
9月に入ってから日中は残暑厳しくお疲れがでてませんか?
昨日久しぶりにお茶仲間とゆっくりお花とお茶会の催し物に出かけてきました。

彩花展は流派をとわず出展されておりひと時優雅な時間をすごすことが出来ました~
中にはアレンジメントに花がなく茎、葉、木樹のみなど多彩な生け方もあり華道の奥深さや幅の広がりも感じられる催し物でとても参考になりました。
花器もお花にあわせて珍しいものや斬新な物まで多彩。




入り口には御所車に盛大に草花を活けてあり通行人の目を惹いてました


野点の風情での設え。 お点前は茶箱の和敬点


立礼席 (お断りして写真撮らせていただきました。) 


茶花の生け方は野にあるようにが基本。 初秋の花が籠に生けられ涼やかに


香合も虫の音が聴こえるようなむさし野の蒔絵が施されています。


表千家の立礼棚 まだ夏の暑さも残すこの時期は重くならず薄茶席なので軽やかに。


珍しいススキの茎の水指との事 漆塗りで出来上がるまで2年以上費やすそうです。 
作は鯖江の松田眞扶(さなお)さん 蓋が2枚 季節に合わせてススキの絵を描いてもらったそうです。
世界にたった一つのお道具。

今日のお干菓子はもうすぐ重陽の節句なので菊のお菓子  
半生菓子はお抹茶に合いますね とし田製

昨日は着物でお出かけしたのですがさすがに暑くて家に着くやいなやお着替え。
着物や長襦袢とか帯周りはぐっしょりですぐ洗いに出さなくては。
着物は前の準備もさることながら後の始末も手がかかりますが、
お招きいただいたご亭主さんや席主の気持ちに少しでも感謝の意を表して着物で行ける時は行くように心がけています。
季節の変わり目は着物、帯選びも悩みますね。
9月は一重の時期で衣変えの季節ですが、初旬ですのでまだ夏帯をお召しになってる方もいました。

昨日着用の着物と帯

一重の季節はつづれや塩瀬の帯といわれてますので軽い一重のつづれで合わせてみました。
お茶席は和を重んじる場所なのでお道具や茶席の設いを乱すような主張の強い色、着物や帯は控えています。

帯遊び (1枚の着物に帯3本)

すこし格のあるつづれ帯はお茶事などにも向きます。


塩瀬の帯は初夏の6月頃の一重の時期に。


落ち着きのあるよろけ横段ボーダーでシャリ感のある袋帯。
お茶のお稽古、お食事会や気軽なお茶会まで幅広く活躍。
色合わせし易い帯で大切な1本です。

暑い夏も終わり秋に入ると名残のお茶会やお茶事が各所で催されますね。
これから涼しくなる季節はきもの日和。
気軽なお茶会などに着物を着てちょっと一服お出かけしてはいかがでしょうか?


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