紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

芸術の秋、文化の秋!

2013-11-25 | 美術館
夫の実家に急な用があってしばらく帰郷していました。
戻ったのも束の間、スケジュールがおせおせでやっと時間的な余裕も出来、
昨日はお茶会や美術館に足を運んできました。

お茶会で伺う護国寺の樹木もすっかり色づき赤や黄色の艶やかな景色。
11月も下旬にさしかかっているのに日中は暖かい~
護国寺の茶会は屋外で待つことも多いので助かります。


正門の樹木も紅葉がきれい


お茶室の風景


重要文化財の月光殿(部屋は修復中で入室できません)

例年は1日いても3席入るのがやっとくらいに混んでいるのですが今回は割にスムース。
昼からは余裕でお席に入れる感じでしたよ~ 
趣向を凝らした茶室のしつらい、お茶とお菓子。たっぷりと頂いてごちそうさん!
1時過ぎ頃に終えてお仲間の皆さんと三井記念美術館に移動。



やっぱり目玉は国宝「卯花墻」。
志野茶碗 銘「卯花墻」 日本で焼かれた茶碗で国宝に指定されているのは、本阿弥光悦の白楽茶碗(銘不二山)と、この卯花墻の2碗のみ。
以前も度々展示されているので目にしてはいたが今回は桃山時代の後期の代表作として展示されていました。その時代に生まれた美濃の志野、黄瀬戸、瀬戸黒、織部等も展示されていてお茶に興味がある方にはたまらない展示でした。
(残念ながら昨日11月24日終了)

せっかく日本橋に来ているのでちょっと足を伸ばして上野の東京国立博物館に一人で行って来ました。
現在特別展 日本テレビ開局60年 特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」が開催。
京都でも見る事が出来ない京都。
描写が精緻過ぎて細かい。良く見えなかった~ ぜひオペラグラスなど持参して観てください!




ここも会期終了まであと少しですので上野公園散策がてら是非足を運んでみてください。
夜8時までですのでゆっくり鑑賞できますよ。
※11月23日(土・祝)、24日(日)、11月27日(水)~12月1日(日)は20:00まで。(入館は19:30まで。11月29日(金)以外は総合文化展は17:00までとなります。)


夕方5時過ぎると外は真っ暗。ライトアップも荘厳なムードで。


表慶館では10月17日(木)のみの限定イベントで行われた洛中洛外図3Dプロジェクションマッピングを特別に25分の1スケールで観る事が出来ます。お見逃しなく!

個人的には超高精細映像4Kで体感する龍安寺石庭の四季のスクリーンもよかった! 
一年にわたって超高精細映像4Kで撮影した「龍安寺の石庭」をほぼ実寸大(幅約16m)の巨大スクリーンに映し出されています。
日本の四季 ほんとに美しい!
よっぱり1089 (to-haku) はスケールが大きくていいね!

これから本格的な冬が到来。寒くて縮こまりがちな日常ですが美術館の催しや文化に触れると
心が満たされて穏やかな温かい気持ちになりますね~