紺日わん倶楽部

日々の暮らしに彩りを

更紗

2008-10-03 | 着物
板谷波山のお孫さんは呉服店銀座むら田村田あき子さんです。
更紗や紬など主に扱っておられますがなかなかお値段もよく、残念ながら一枚も手持ちがありません。
以前,インドネシアに旅行したおり買い求めました更紗のテーブルクロスを自分で帯に仕立てました。残布は数奇屋袋と茶箱のお茶碗の仕覆にしました。
今年は更紗関係の催しが多く関連展示会を記載しておきます。
ご興味のある方はどうぞ足を運んでごらんください
大倉集古館
 インドネシア更紗のすべてー伝統と融合の芸術
東京国立博物館
東南アジア染織陳列 ジャワ更紗(バティック)と経緯絣(グリンシン)
7月29日(火)~10月19日(日)
  東洋館第3室
特集陳列「茶人好みのデザイン~彦根更紗と景徳鎮」
  9月9日(火)~10月19日(日)平成館企画展示室
五島美術館
特別展「古渡り更紗  江戸を染めたインドの華」 
 ([次回展覧会]をクリック)10月25日(土)~11月30(日)

出光美術館

2008-10-03 | 美術館
出光美術館近代日本の巨匠たちを見に行ってきました

中でも近代陶芸のパイオニアの板谷波山vs富本憲吉のコーナーはその数と質の高さで他を圧倒していました。
板谷波山の代表的な葆光彩磁の花瓶は気品と静謐さを備え、草花や鳥がすりガラスやもやに包まれたような穏やかさと静けさを感じます。
一方富本憲吉は羊歯模様ば整然と並べて描かれリズムと張り詰めた緊張感を漂わせています。
併設で仙涯和尚の画賛などもあり充実のコレクションとなっています。「これくふて茶のめ」