矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

【俺たちの国芳 わたしの国貞】展

2016-05-24 21:49:20 | 美術館へ行こう!
行って参りました



ボストン美術館所蔵
俺たちの国芳
わたしの国貞
に❗️




場所は、渋谷 bunkamura ザミュージアムです。



猫がお出迎え


江戸時代にタイムスリップした気分になります

もう。ワクワク ウキウキがとまりません

とにかくかっこいい!

惚れ惚れ~

素敵~! うっとり~

おさまりません



江戸時代の人と、ちょっと同化しちゃいます、観たら。

好きな役者のブロマイドなら、集めたくなりますもん

雲の上の人への、募る想いを、浮世絵を買って、眺めて、うっとりして、満たしていたのですね…



カタログが、また渋くて素敵‼︎

それにしても、

色彩の鮮やかさには驚きました。
素晴らしいです。

大胆な構図、センスの良さ、表現の上手さに、脱帽です‼️



先日の美術講座で学んだことが、さっそく活かせました。
あ、これは雲母摺りかな? かがんで見てみよう…
おっ、空摺だ! すごい!触ってみたくなるなぁ~ などなど

ちょっとでも知っていると、鑑賞する楽しみも倍増しますね。

あとは、カタログでじっくり味わおうっと。

わたしは国貞の方が好きかなぁ、今は。





【黄金期の浮世絵 歌麿とその時代】展

2016-05-22 13:47:25 | 美術館へ行こう!
地元、川越市立美術館で開催中の美術展に行って参りました。

『黄金期の浮世絵 歌麿とその時代』



浮世絵のことは、あまりよく知らず、さほど興味も持てず、う~ん、面白いかなぁ…と敬遠しがちだったのですが、
美術館のホームページで、美術講座があると知り、だったら
鑑賞する前ににわか勉強をしちゃおう❗️ と、講座を受けてみました。

『浮世絵の基礎知識』を学芸員の方がスライドで作品など見せながらレクチャーして下さいます。 90分があっという間!と感じるくらい引き込まれてしまいました。
もう、見ずにはいられなくなり早く観たい❗️と足早に会場に向かいました

喜多川歌麿は、
江戸時代の中後期に活躍した浮世絵師です。

浮世とはこの世の事で戦国時代から憂世としてあった言葉だそうです。

作品ができるまでの工程も、

①版元・・・今で言う出版社
②絵師・・・下絵を描く人
③彫師・・・板に彫る人
④摺師・・・摺る人

と何工程も経て出来上がるのですね。

対象となるや、表現方法も、政治や風俗によって変わり、
影響を受けていました。

描いて良い人、検閲に引っかかる人

販売できるもの、できないから配るだけのもの…

鮮やかな色あいを好む人

モノクロームのように色を抑えた絵を好む人

歌舞伎役者の顔の絵を、ブロマイドのように買って、きゃ~素敵とうっとり眺めていたであろう人たち…



印象に残った作品がポストカードでありました。
『山姥と金太郎』喜多川歌麿 1800~1804

いわゆる美人画ではないけれど、子どもが描かれているのと
母子像をイメージさせるので記憶に残ります。



出口にあったスタンプ。やってみると
合わせるのって難しい❗️



200年以上も前に生きていた人たちの
息づかいや生活の音までも聞こえてきそうな感覚になり、あぁ、もっと江戸時代について知りたいなぁ❗️と好奇心が高まりました

ちょうど都内では俺たちの国芳 わたしの国貞展がbunkamuraザ・ミュージアムで開催中でしたね! (6月5日まで)

江戸時代関連で、若冲展も都美術館でやってます。24日までです!


大河ドラマ『真田丸』を見ながら、
この時代に絵を描いていた絵師に想いを馳せるのも、またアートに引き寄せて、自分なりの歴史の勉強になるんだなぁ!
と嬉しくなります。
安土桃山時代から江戸時代にかけて、
西洋ではバロックからロココ、ロマン主義へと移り変わる時代

美術館に行って、今はもう生きてはいない人達と、自由におしゃべりするように楽しめるのが、美術展に足を運ぶ醍醐味でもあります。 そんな味わい方がやっとできるようになったのですね、私も



市立美術館では6月4日、2時から学芸員によるギャラリートークもありますね


知識を持たずに見るのも良し、

がっつり勉強してから見るのもまた良し

どちらのスタイルも、楽しもう❗️という気持ちがポイント

リフレッシュ・アート

2016-05-20 09:57:39 | アトリエの時間
昨日は、陽射しは強いけれど、爽やかな風が吹く日でした

ちょっと制作に集中しました。



『ドリッピングすきまカラー』

これは、芸術造形研究所フェリシモによる独自のお絵かきプログラムです


掌サイズの紙に、水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いていきます。スプーンや指も使って…


15分を目安にしてますが、やり始めるとなかなか筆が止まらず、30分経ってました


偶然にできた線や形きっかけにして、自由に描き加えていきます

ん? なんか木みたい…

あれ? 畑っぽい…

う~ん、ここに赤が欲しいなぁ

ステッチ、ちくちく…

と、頭とこころでいろんなこと喋りながら手を動かしていきます

集中して、スッキリ

絵の具が余ったので、気の向くままに
描いてみたり…




やっぱり滲み
いいなぁ



ステッドラーの水彩色鉛筆、好きだなぁ

画材の感触を楽しみました

思いつくまま、に。てくてく、と。

ちっちゃな作品だけど、

私にとっては意味のあるもの

だね

力を抜いてを楽しめるアートはおすすめです



アトリエ ル・ブルエ HP →
http://www.bleuetart.com



臨床美術の作品展♪

2016-05-17 22:06:31 | 美術館へ行こう!
ご案内いただいた、

デイサービス アールブリュ蓮田 さんの

『利用者さんの作品展』を見に、

蓮田まで行って参りました



ちょうど1年前にも見に行きましたね

入口では、大きなかぼちゃがお出迎え

こちらのデイサービスでは、毎日の日課として臨床美術による制作活動を取り入れていらっしゃいます。

臨床美術は、絵の苦手な方にも楽しめるアートプログラムなので、高齢の方にも安心して取り組めるのが、魅力ですね

やっぱり、夢中になれるものがあって
それを心から楽しめるって、幸せなことなんだなぁ~って実感します

臨床美術は、子どもから大人まで誰でも描けるアートです

思い込みや概念を取っ払ってくれて、気持ちが楽になれます

アートに親しむひとつのきっかけになるのでは…と、私は思っています。

いろんな画材に触れることもまた、
刺激になりますね


スタンピングで描く 紫陽花(作 : そねおかまいこ)※参考



「臨床美術」及び「臨床美術士」は、日本における株式会社芸術造形研究所の登録商標です。

障害児デイサービス

2016-05-12 10:14:12 | みんなの美術
ゴールデンウィーク明けの最初の美術教室(出張)でした🎏

お絵描きしよう‼️ のかけ声でスタートです。



大きい紙に描くぞ‼️



2枚、3枚、たくさん描きたいな!





私は描いたらちぎってサラサラする~






小さい紙にマークを描くよ




コーヒーフィルターうろこに見立てて
鯉のぼりにしていきました🎏




大きい紙の連作に集中していたℹ︎君の
最後の1枚。

おぉ‼️ エナジー全開だぁ‼️

なんとも、絵を描くことに集中している時は、静かです

自分のことに集中できることは大事ですね

頭の中で、いろんな事を考えてますから

真っ白な紙を前に、臆することなく手を動かしていきます


本能で描いている、ように見えます

感じているものをそのままに出せるのがのいいところ


自分をどんどん出していこう‼️