矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

想い~アートで心に寄り添う~

2016-05-09 11:02:40 | みんなの美術
いつもご訪問いただきまして、
ありがとうございます

2015年、出張アトリエをメインに活動をスタートし
今に至るアトリエ ル・ブルエです


私が障害のある子どもや大人の方達と関わるようになったきっかけは、やはり自分の子ども(次男)に知的障害があるからです。

幼稚園までは、「なんか言葉が遅いなぁ…」「動作がゆっくりしすぎだ~」
「みんなに合わせられない⁉️」などなど心配&悩みが尽きず、でも先生がたの理解と支えのおかげで何とか卒園できました。

この頃から息子はミニカーが大好きで、集めて並べたり、
絵を描いたりしてました あと、不思議な合体文字みたいな漢字もよく書いてましたね

小学1年生はとりあえず通常学級で様子見でスタートしましたが、1学期が終わる頃に担任の先生との面談で「とても素直ですね~。でも出来ないことが多すぎます」と言われショックを受け…

藁をも掴む思いでいろいろ調べ、やっとつながった市内にある親の会。相談に行くといろんな機関を案内してくれてて… その足で市役所に行き、次は児童相談所療育手帳をもらい、小学2年生か学区外の支援級に通学する事になりました。

この頃にようやく私は母として我が子の障害を受け入れることができたのです

支援級に移り良かったなぁと思うのは、なにより息子がのびのびしてるのと、学校楽しい❗️と笑顔になったこと

そして私自身も、周りにいる同じく
障害児を育てている
お母さんの元気と明るさ励まされ支えられたことです

子どもの様子に安心し気持ちが前向きになれた頃、息子の好きな絵を描くことをもっとさせてあげたい!可能性を伸ばしたい!
強く思うようになりました。



小学1年生の時、学校で描いた絵↑
私はこの絵を見た時に、なぜだかショックを受けました。

でも環境が変わり落ち着いてくると…









思うがままに好きなものをどんどん描いていきました





上手い、下手は関係ないのです でも、愛着のあるものは、自然とうまく描けるのかもしれません

いいなぁ~と思う絵は、周りの評価を気にせずに

思いきり心を解放してるからなのでしょう

描く、という行為で自分の内面を表現できる喜びになっていき、自信につながっていきます





長女・長男の絵も、今になってみると
微笑ましい限りです…

作品は残ります

そして作品(絵)は、人と人とのコミュニケーション・ツールにもなりますね

障害があっても、周りに気兼ねなく
自由にのびのびと自分を出せるように‼️ そんな思いで
自宅の一室をアトリエにして、子どもたちにアートを楽しんでもらい お母さんが笑顔になって、リフレッシュできるように お役に立てれば
、と。

家庭と学校以外の
第3の場として、ともに子どもの成長を見守っていければ良いなぁ


【ホームページ】
http://www.bleuetart.com