矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

障害者アートクラブ & 福祉あれこれ

2016-02-25 21:12:44 | 庭と小鳥と雑草と…
今回のアートクラブは、

インフルエンザでお休みの方が多く、

3名の参加者さんと

静かなひと時を過ごしました。



気持ち、ゆっくりお休みモード


最近読んだです



作者の丘 修三氏は

元特別支援学校で教師として障害児教育に18年間携わってきた経歴があります。

6編の短編物語からなるこの本は、
登場人物が、みな様々な障害を持っている子ども達で、その子どもと関わる人達との物語です。

熱く、感動します。

わたしは3番目の

『あざ』に、

衝撃を覚えました。

ここには、深い、洞察力があり、

人間のもつ愛の深さと可能性、希望に満ちた思いに、胸を打たれました。

母親の言葉に、全てが集約されている

そんな風に思わずにはいられない。


共生という言葉を
最近よく耳にします。あとがきにもあるように、この本は障害者と非障害者とのぶつかりあいの物語だ、とあります。

日々の生活の其処此処で起きている出来事に想いを馳せて、実はとても身近なことで他人事ではないのだと痛感する。


知ろうとする、

分かろうとする、

決めつけない。


どうすれば伝わるか、とジタバタしてみたり。


言葉以外のコミュニケーションは、可能なんだ