矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

映画を観る ~ 【残穢】 ~

2016-02-21 12:16:44 | 映画館へ行こう!
次男リクエストで一緒に観にいきました。



怖いもの好きの母と子

映画の趣味もマッチします

滅多に怖がらない息子(知的障害17歳)も、見終わった直後に、

怖かった~‼️

と満足度100%

映画館を出ると真っ暗な夜が広がって
て…、 息子がポツリ…

次は昼間にみたいな~



なんだろう、日本独特の怖さ体感するような映画だったな、と。

見終わった後に、全身ジワジワと鳥肌、寒気に襲われる感覚。

ちょっとドキュメンタリータッチで、

始終、薄暗い部屋の中、

『私』役の竹内結子が、ちょっとずつ
やつれていく様子が、生々しい不気味さを醸し出してて


耳に残る

目に焼きつく


は、
謎に満ちている。こんな事を再確認したりして。

このゾワゾワとする怖さって、なんなんだろう?

って考えた時に、
もしかしたら、今住んでる所は?

なんて想像もできてしまう。

彼ら達のその後は…⁉️

と想像できること。

いやいや何にも終わってなくて、
ほらっ! 子ども達には見えてるよ!

という、一見何の変わりもない日常生活の中の、其処此処に、実は恐怖
内在している!ってことだ。


映画を観ることは、私にとって
非日常を体験する
大きな楽しみだけれど、この作品は
日常と繋がっている‼️と思わせるから怖いんだ、きっと

もしかしたら…

と、遠い昔の出来事に想いを馳せることも大事。

事件、戦争、差別…

過去の出来事を知ることは、大切なんだ。