矢車草の咲く道を。

アートで穏やかで豊かな暮らしを。

臨床美術って何?

2015-02-16 13:15:32 | アトリエの時間
臨床美術とは…

独自のアートカリキュラムに沿って創作活動を行うことにより、脳が活性化し認知症の症状が改善されることを目的として開発されました。
臨床美術士が一人ひとりの参加者に沿った働きかけをすることで、その人の意欲と潜在能力を引き出していきます。

1996年に、医者・美術家・ファミリーケアアドバイザーがチームとなって、実践研究をスタートさせました。
医療・美術・福祉の壁を越えたアプローチが特徴で、アートセラピーの先進国にも例を見ない先駆的な取り組みと言えます。

認知症の症状改善を目的として始まった臨床美術ですが、現在では

⚫︎ 介護予防事業などの認知症予防

⚫︎ 発達が気になる子どもへのケア

⚫︎ 小学校の授業「総合的な学習の時間」

⚫︎ 社会人向けのメンタルヘルスケア

など、多方面で取り入れられ、いきいきとした人生を送りたいと願うすべての人への希望をもたらしています。

『臨床美術』及び『臨床美術士』は、日本における(株)芸術造形研究所の登録商標です。

はじめまして

2015-02-16 12:13:19 | アート活動への想い。
ご訪問ありがとうございます。

美術が大好きな私が、3人の子ども達を育てる中で『臨床美術』と出会い、今までバラバラだったピースが一つの形となりアトリエ活動スタートとなりました。

知的障害のある息子(16歳)が幼稚園の時に描いた車の絵に衝撃を受けて以来、子どもの好きなことを最大限に伸ばしてあげたい!と強く思うようになりました。

息子を育てる中で福祉の世界を知り、また新しい視野がひろがって…。
悩んだり苦しんでいるのは私だけじゃないんだ、と外に助けを求めてきたから救われて気がつき、ちょっとだけ強くなれる。

アートで人に寄り添い
アートで人を笑顔に
アートで生きる喜びを

臨床美術を通して一緒に人生を楽しみましょう

アトリエ Le Bleuet
臨床美術士 そねおか まいこ