中国から茶葉をヨーロッパまで運んだ快速帆船のことです。
新茶を積み込み一刻も早くロンドン港まで運んだ船に、
賞金を出す「ティーレース」は有名です。
この絵を３０年位前に頂いた時は、恥ずかしながら知識がありませんでした。
お茶は17世紀中ごろ、中国の貿易港である福建省のアモイから
海路を経てオランダやイギリスの東インド会社により
ヨーロッパに伝わりました。
初期にヨーロッパに渡ったお茶は緑茶であったとされています。
陸路は蒙古、シベリア、チベット、トルコ、アラブ、北アフリカへと
伝播されました。
紅茶も緑茶もウーロン茶も同じ木から作られます。
お茶は薬として飲まれていました。
その歴史は古く4～5000年といわれ、中国雲南省あたりが
お茶の原産地とされています。
1823年にインドのアッサム地方で野生の茶の大木が
イギリス人によって発見され、お茶には2種類あることが
判明されました。中国種（小葉種）、アッサム種（大葉種）。
