BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

花咲くいろは 第1話 『十六歳、春、まだつぼみ』

2011-04-04 19:30:41 | Weblog
言わずと知れた『true tears』のP.A.WORKSのオリジナル。

シリーズ構成も岡田麿里、キャラデザには原案ありだが関口可奈味と『true tears』の布陣。

そうなると、どうしても『true tears』を越えられるか、というのが気になるところ。

第一回は、とりあえず人物紹介と場面設定に終始したので、まだ何も言えない。

でも、見た感じは『true tears』のような、テレビドラマ的展開の予感はひしひしと感じる。

ただ、今回は、『true tears』と違って、祖母、母、娘、の三代記的な縦の関係が一本びしっと入っているので、そのあたりがどう物語を規定していくかが気になるかな。

桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』みたいなもの。
あれは島根で、『花咲くいろは』はまた石川なのかな。

地方の女三代記というのは興味深いな。

問題は、そのラインが『true tears』のような、三角関係や、もしかしたら異母兄妹?みたいな要素で攪拌された愛憎劇のような展開になるのかどうか。

緒花を追って男子が都会からやってくるという展開は必至なのだろうけど、それがどれくらい意味を持つのか。

女性空間的な、いわば宝塚的展開になるのか。
それとも、そうした女子要素がグワングワンとひっくり返されるのか。

というか、今の状況だと、緒花の成長譚になることもほぼ確定だろうから、その過程をどれだけ、いい意味でリアルに展開するか、が物語展開的には鍵なのだろうな。

オリジナルに期待を賭ける側としては期待は大なのだが、
とにかく『true tears』の影をどう振り切ってくるのか、
それとも、ある種のシリーズのような展開をしてくるのか。

期待は大。

あとは、こういう役させたら、やはり伊藤かな恵は上手いな。
彼女の持ち味である元気女子にどこまで喜怒哀楽の演技をつけさせるのか。
その意味でも、岡田麿里の役割も重要。

それにしても、こういうひいきの劇団の上演を見るような楽しみというのもいいものだw

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STAR DRIVER 輝きのタクト 第25話 『僕たちのアプリボワゼ』

2011-04-03 18:18:08 | Weblog
ボンズ的には王道の終わり方だった。

最後の局面で、いきなり敵味方関係ない一点(今回はヘッド)に「悪」を集約させ、
それをとりあえず、敵味方関係なく皆で倒しにかかる。
で、これもいきなり、「地球が殲滅される」というバカでかい話に急激にすりかえ、
それを、主人公が愛情・友情パワーで、よくわからないけど、粉砕する。
で、地球は救われ、めでたし、めでたし。。。

って感じ。

最後に、タクトとスガタの男どうしの友情、を加えてちょっとアレンジしてるけど、
基本的には、エウレカセブンのフォーマット=物語展開と同じ。

ホント、ボンズってよくも悪くも「セカイ系」しか描けないのだと痛感。

エウレカって2005年の作品だから、この5年間、ボンズのオリジナルのストーリーテリングは、実は大して変わらなかった、ということ。

今は、2011年でもはやゼロ年代は終わったのだから、
ボンズは、もうこのセカイ系フォーマットからは卒業して欲しいな。

いや、地球が壊滅、なんて話は最後の最後で切るカードにしないと、
物語的には盛り上がらないことは分かっているけど、
さすがに、この終わり方は唐突すぎる。

というか、上で書いたように、この最終話をもってくるために、
ひたすら、今までの物語展開を焦らしに焦らしてきたようにしか思えない。

ということで、最終話としては、正直、残念な終わり方だった。
エウレカの最終回で感じた残念感と同じ。

細かいところでいえば、ヘッドがザメクを乗っ取るというのも、
ハッキングがこれだけ普通に蔓延している世界ではもはや当たり前すぎる展開。

で、ヘッドが世界を手に入れたい、というような、
それこそ中二病的妄想をもったオッサンというのもねぇ。

彼の小物っぷりは今まで十分示されていたから、それもわかるけど、
その小物っぷり、妄想っぷりに物語的終結を全て託すのもねえ。
さすがにそれはヘッドを便利に使い過ぎだろう。

さらにいえば、ヘッドが欲しい物は時間遡行能力で、
作中で明確に言われはしなかったけど、
「過去をやり直したい」というのが狙いでしょ。
でも、ヘッドがなぜ過去に戻りたいのか、というのが、
今まで全く彼の口から語られていないから、
これもあまりにも唐突な理屈。

要するに、見かけは若作りだが実際はオッサンのヘッドは「過去」ばかりを振り返る。
対して、純然たる若者たるタクトたちは「未来」に賭ける、

という見方が一種のテンプレとしてあるから、省略できる展開だよね。

でも、25話もストーリーがあるのなら、
むしろ、この最終話に凝縮した問題を3話ぐらいに分けて丁寧に描いていくこともできただろうし、
そうすることで、セカイ系的なものから解き放たれた終わり方もできたと思うのだよね。

多分、その「異なる終わり方」の最たるものは、前回までに出されていたカナコの展開。
尺があれば、ゼロ時間が解除されたところから、
カナコらが具体的に島民を避難させる、という動きも示しながら、
単なる、セカイ系的妄想で終わらない、プチリアルな展開もありえたと思う。

というか、セカイ系的解決って、結局、ただのロマン主義のヒロイズムでしかないから。

で、タクトが正統派魔法少女的なヒーローであることはここまでで十分描写されてきたことだから、それを足場にして、ただのヒロイズムで終わらない話を展開できたと思う。

ボンズって、それこそ絵の作りは丁寧で好感が持てる作り手だと思うし、
だからこそ、期待してしまうのだけど、
せっかくオリジナル作品で行くなら、物語的にエウレカのコピーで終わらせるようなことはしてほしくなかった。
だから、このタクトの最終話の終わり方はとても残念。

*

とまれ、原作付きのアニメばかりが増えてきて、しかも、その多くが、原作の「映像化」だけに意義を見いだしているのに比べれば、このスタドラががんばっていたのは事実。

ゲーム的空間を、フランス語的な、星の王子さま的な演劇空間にしつらえ、
主人公らの日常と、その演劇的空間を徹底的に(不自然なまでに)分断したのは、
今までにないアイデアだったように思う。
その分断っぷりが、このスタドラの日常空間が、実はちょっとだけ狂った空間ではないか、という気にさせたし。
実際、その狂いっぷりは、ミズノの島脱出が叶わなったところで実際に示されたわけで。

そういう設定の不気味さはとてもうまく効いていた。

その一方で、悩まない主人公としてのタクトが、徹底的に楽天的だったところもいい。

「やりたい事とやるべき事が一致するとき、世界の声が聞こえる」

というタクトの信念は、彼が単なる私欲で動いてるわけでもないし、
かといって、滅私的なみんなのために、という気持ちで動いているわけでもなく、
とても「現実的」な行動原理を持っているように見えたのもよかった。

つまり、主人公の方向性も新しかった。

あとは、綺羅星の面々もケレン味もあった。

なので、こうした要素を掛け算すれば、セカイ系な終わり方とは違う終わり方があると思ってしまうのだった。

その意味で惜しい。

で、エンドクレジットのところが、映画のようにクレジットのみが流れていく形だったけど、これは、もろもろの社会的事情から制作が間に合わなかったのかね。

本来なら、あそこは、大団円の後の、タクト、スガタ、ワコ+綺羅星の面々の後日談的描写があってもおかしくないところだと思うので、きっとそれは今後補完されるのだろうと思っている。

島の外の世界の情勢も分かっているという点で、それこそ、カナコが語り手になって、後日談が説明される、というのが一番しっくり来るかな。

とにかく、最終話で終わってしまった。
楽しみが一つ減ってしまって、そこはやはり残念。

そうそう、最後にサカナちゃんやミズノが再登場すると思ってたんだけどねw

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とある魔術の禁書目録II 第24話 『武装集団(スキルアウト)』

2011-04-02 18:46:42 | 超電磁砲/禁書目録
なんかよくわからない最終回だった。
で、ネットも見てみたら、要するに3期に繋げるための引きということね。

それにしても、ホント、ワンピみたいになってるんだな、
原作(マンガやラノベ)の(ほぼ)忠実な映像化だけが目的のアニメ化。
わからないところは、原作読め、と。
わかったよ、3期が始まるまでには読んでやるよ、って気にもだんだんなってきたよw
なんたって、ストーリーさっぱり、だからな。

駒場って何でレベル0であんな凄いのか、と思ったが、
いろいろ軍用技術で補強してるって、ことなのね。
魔術や超能力、という超常能力が主体のところで、ベタな通常兵器による武装ってのは、文字通り、コロンブスの卵だよね。
でも、それなら、あの『超電磁砲』の最終回の方で出てきたパワードスーツみたいの着れば、結構、いい勝負になるんじゃないのか、というのが、駒場の戦い方を見て感じたことかな。
いや、実際、『超電磁砲』の最後は、パワードスーツによるビリビリの超電磁砲の復元だったわけだし。

なんたって、風斬を使って天使を再現するのができるくらいなら、
超能力者の能力の再現なんてそんな難しい話じゃないんじゃないのと思えてくる。
というか、最初からそれでいいじゃない、ヴェントの襲撃とかに対しても。
いや、ヴェントは敵意を持った人は自動的に倒すという術式らしいから、
単純な破壊兵器では全然だめなのはわかってるけど。

とはいえ、武装して戦うという選択肢もある、ってことだよね。
今回のを見ると。

で、はまづらというのが最後に出てきたけど、どうやら彼は結構重要な人物のようで。

最初は驚いたのが、でも、要するに、レベル0といっても上条さんが余りに問答無用の、裏技=幻想殺し、を持っていて、もはやレベル0といっても詐称みたいなものだからだよね。

ここで、本家レベル0の登場人物=はまづら、を出すことで、きっと、普通の人も頑張れるんだぜ!的な、読者が感情移入しやすいタイプを出してきたってことなんだろうな。

だったら、佐天さんとかも出さないかなぁ。
初春が登場してきてるのに、佐天さんが出てこないのが、
だんだん、わざとらしく見えてきてるしね。

とにかく、レベル0×武装、というのはベタだがある意味王道展開。
そもそも、一通さんがレベル5第一位だから、あれ以上の能力者はないってことだから、
そうなると、レベル0をどれだけ底上げできるのか、というのが、
物語の幅を拡げるためには、重要になるんだろうな。

あとは、なんだろう、御坂母の話は余りに唐突すぎてポカン。
というか、なんで「開戦」なのか、わからないから、イマイチピンと来ない。

それと、土御門、偉そうだな、と。
あの大覇星祭マラソンwで、だらしなかった姿からは想像できないw
でも、最後のあの四人組はどうしてチームを組むことになったんだ?

とにかく、未読者おいてけぼりのラストだから、全然最終話の感じがしなかった。

どうなるんだろう、この先。
というか、禁書目録さんは、必要なの?
どんどん、ただの嫉妬深い、大食いキャラでしかなくなってきてるようだけどw

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西尾維新 『花物語』 感想 追記

2011-04-02 02:12:46 | 西尾維新
うーん、やっぱり、今回はいまいちだな。

こういう時、気になるのは、
西尾さんの場合、変に読者へのサービス精神が発揮されると、
物語全体が薄っぺらなものになりがちな傾向があること。

戯言シリーズに対する、零崎シリーズなんて、その最たるもの。

戯言シリーズの中のバトル成分だけが出され、
かつ、前日譚的なものが物語の中心になると、
要するに、新規の発見がなくなり、
いわば、年表を埋めるような辻褄あわせの物語になってしまう。

あるいは、僕君世界シリーズ。
第一作は面白かったが、その後、どんどん失速していって、
書くほどに物語としては、ダメな方向に行った。
自己言及も程度をわきまえないとただの破綻した物語に堕する、といういい例。
ほとんど、病院坂黒猫のキャラ小説になってしまう。

あるいは・・・

と、要するに、西尾維新の場合は、読者が好きなキャラへのオマージュを書き始めると、
大抵のものが、そのキャラ好きへのサービス回的な話になって、
物語そのものには力が注がれない。

ということで、今回の神原回については、
第二シリーズをはじめて、各登場人物を順繰りにもう一度成長させよう、というところから構成されたのだろう。なので、中盤は当然もたつく。

今回の『花物語』の失速を踏まえると、
前回の『傾物語』も実は失速ときちんと指摘すべきだったのでは、と思えてくる。

八九寺ガン無視の八九寺回というアクロバットも、
それに続く話でも行われたつまらないアクロバットがあると、
むしろきちんとネガティブに捉えるべきだったのではないかと思えてくるから不思議だ。

うーん、なので、
やはり単発では『花物語』も、先述した他のシリーズと同様、
失速の始まりか?という目線で少し厳しく見ていてもいいように思える。

つまりは、次の撫子回の出来がシリーズとしてはかなり重要なのだろうな。


あ、そういえば、

ホントなら、君僕シリーズが完結していた頃ではなかったか、今頃は。

うーん。
西尾さん、スランプでないといいんだけどな。


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夢喰いメリー 第12話 『夢魘』

2011-04-01 13:10:06 | Weblog
「夢魘」って「むえん」と読むんだね。読めなかったよw

えー、一番の驚きは、今回が最終回ではなかったこと。
12話だし、すっかり最終話だとばかり思っていて、

後半のミストルティン戦では、メリーもエンギもどんどん疲弊していく中で、
一体どうやってこれ終結させるんだ、ってか、メリーたち、勝つんだよね?
でも、もう時間ないじゃん!

という感じで、最後に夢路がエンギの剣を手にとったときには、
まさか、自爆的特攻?!、・・・とまで思ったら、
あっさり、次回があったのだったw

えー!!!

いや、ホント、びっくりwww

とはいえ、ミストルティンが無双過ぎて、主人公パーティが全く勝てる気がしない。
これは、ホント、どうするんだろう。

というか、ここまで、グリグリと主人公らを追い詰めるのもすごいね。

加えて、レオンの側の事情を聞いてしまうと、
そりゃ、弾がなければ撃てないよね。
しかも、レオンの命?と引き換えの一発じゃね。

でも、この説明は、結局、夢路たちが手詰まりだ、ってことを確認させただけで。

ここのところ数話でジリジリと描写されてきた、この手詰まり感だけに限れば、
まどマギとも通じる、辛さ、の描写で、正直、上手いなぁ、と思う。
希望を持たせて、その希望をあっさり潰していくところが。

あと、それとは全然異なるけど、

関係者が全員、勇魚の珈琲店に集まったところで、
エンギのデイドリームに移行するところは、
ケレン味があってよかったな。

そうそう、勇魚のお父さん、右目が開くのにびっくりした。
もしかして、夢路みたいに夢がみえたりするのかな。
そうすると、親父さんが、何らかの形で、最終話に介入するのかな、なんても思うのだが。
ま、それは、都合良すぎだな。

ともあれ、エンギのデイドリームに引き込みながらも、
つまり、地の利のあるはずのホームグランドに引き込みながらも、
ミストルティンが圧倒する、というのも、絶望感を募らせる。
ここも、上手いなぁ、と思った。

もともと、メリーの「夢もキボーもありゃしない」というセリフで出来ている物語世界だから、なおのこと、効いてくる。

ただ、エンギにしても、メリーにしても、どうやら、夢がどうして生まれるか、
人間がどうして夢を見るのか、というところに、
それこそ、希望を見出していて、
それは、悪夢のヘリ?から生まれたミストルティンにはわかるまい、
と捉えていたところは面白かったかな。

もちろん、このあたりが物語の収束に大きくかかわるのだろうし、
なかでも、夢路が、人間のまま、デイドリームに干渉できるところと関わるのだろうし。
残り一話しかないことを考えると、そのような可能性を保持しながら、
なんとなく、夢路+メリーが勝利する、もしくは、敗北しない、という終わり方になるのかな。

でも、やっぱり、この物語は嫌いじゃないな。
嫌いじゃない、というのは、好きなところを積極的に言えないからなので、
要するに、好きってことなのだけどw

とりあえずの最終回、どうやって終わらせるのか、気になる。

ただ、エンギがはからずも指摘したように、夢路とメリーというイレギュラーな存在が、
状況を変える役割をやはり果たすのだろうな。

それに、夢の出来からこの世界を考えるのなら、
夢路が、夢世界のグランドマスターのような存在、ってこともあるのだろう。
ま、それだけじゃ、あまりにあからさまだから、
もう少しひねったところからの終幕に期待したい。

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IS<インフィニット・ストラトス> 第12話 『君の名は(ユア・ネーム・イズ)』

2011-04-01 12:46:52 | Weblog
なーんか、あっけない終わり方でしたね。

ところで、公式サイトに行くといきなりポップアップで出てくる、

「神崎・H・アリア IS学園に参上!?」

って何だ?何か、また新キャラ出すの?一夏どんだけハーレム好きなんだ、

とか思ったのだが、なーんだ、単なる春の新作とのコラボか。ダマされた。

とまれ、ISの最終回だが。。。

結局、いろいろ、置いてきぼりだなぁ、これも。

白式が生体再生能力があるとか、なにそれ?
てか、あの一夏の夢ワールドに出てきた、帽子かぶった白い少女って何?
あれ、白式なの?
紅椿のエネルギーチャージって何?
てか、福音って、束の企みなの?

要するに、今までは一応、みんなISって、天才束が作った!ってので納得してたわけだが、当の束自身、どうやらオーバーテクノロジーとしてISを扱ってるってことだよね。
だから、ま、いろいろと開発者自らもよくわかんないことが起きてしまう。

で、そのあたりの「裏事情」については、千冬姉と束様しかどうやら知らない。

なんにしても、ISにそんないろいろ裏設定があるとは思わなかったよ。
というか、この話にそんな設定、必要なのかね。

いや、あってもいいのだけどさ、
こういう設定って一歩間違うと何でも後出しジャンケンになるからさ。
いや、だって、「いやー、束さんも知らなかったヨォー!」って言えば済んじゃうじゃないw

まぁ、ラノベ的にはそういうのがないと持たないのかなぁ。。。
裏返すと、こういうところが、ラノベ原作のアニメ化の難しいところなんだろうな。
インデックスさんの方でも似たような印象を持ってるからね。

で、なんだっけ、あ、ISの最終回だが、
結局、一夏的には箒が本命ってことなのかね?
ただ、それもどうでもいい感じがするのが何だなwww

これ、一夏が唐変木というよりも、単純に一夏の考えが全然わからないから。
どこまで、こうしたラブコメ要素を受け止めればいいのかわかんないしね。
というか、そういう部分が、戦闘シーンと対比されるとあからさまに透けて見えてくるんだよね。だから、9話ぐらいまでの方が単純に面白い、ということになるのだが。

要するに、学生=訓練生がいつの間にか、ガチの世界設定に巻き込まれていくということなのだが、それ、ISに必要なのかなぁ、ってのが最終話見ての疑問かなぁ。
別に学生やっていればいいじゃん、
学生やらないんなら一夏とかもう少し内面見せてよ、ということだよね。

ほんと、このISは、よくも悪くもテンプレ的作りで、だから、いいも悪いもない、って感じ。その意味では、空気のような作品。

まぁ、今回示されたような「IS世界の秘密」のようなことをアニメでやろうとすれば、それこそ『ONE PIECE』並のロングシリーズにしないと、世界の秘密を小出しにしながら、登場人物たちの物語を作るのなんてできないよね、尺が足りないなんてレベルを越えて。

そうなると、テンプレ的処理で、後は、脳内補完、ネット補完、原作補完、って感じで、とにかく補ってくれ、ということにならざるを得ないのかな。

・・・って、あれ、また、ISの話じゃなくて、最近のアニメ作りの話になってる。
いかんいかんw

とまれ、最後は箒エンドではなく、箒エンドの後にもう少しみんなではっちゃける描写があったほうが、この(アニメの)物語っぽかったかなぁーと。

その方が楽しい終わり方だったと思うけどな。

まぁ、一応、2期とか考えてるのだろうなあ。

しかし、そうなると、アニメって、どんどん、続編在庫を抱えることになって、
新しいものが出てくる機会が制限されそうで、何だか窮屈だなぁ。。。
ま、オリジナルはあたりはずれがあるしね。(某フラク・・・と某まど・・・の落差w)

IS、全体としては面白かった。そういうことだねw

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